今どき正社員にこだわらない方がいい理由

日本では未だに正社員終身雇用制度前提の働き方や、正規・非正規差別があります。

ですので、多くの社会人が「正社員が一番安定!それ以外は負け組!」なんて狭い視野でしか生き方を選べません。

しかし、冷静に考えてみてください。

世の中には有名大学出身の大企業勤めという、絵に描いたエリートコースを歩んでも過労死してしまうご時世です。

しかも資本主義の加速が進み、大手企業はM&A(企業買収)で大きな会社がドンドン大きくなり、地方と都市圏の仕事と収入差から、会社ごとの待遇の格差まで広まっていますよね。

そういった現状を鑑みず、バブル期の感覚で仕事や生き方を考えている大人は「とりあえず正社員として働いておけば大人として偉い!」みたいな、古くさーい考え方を若者に押し付けてきます。

その時代遅れな大人の考え方にだまされた結果…。

「ワンマン経営の零細企業で社長や役員から陰湿ないじめを受ける」
「有名企業なのに実態は頭のおかしい人間ばかりでブラック勤務」
「大人を信じて就職した結果、薄給生活で毎日が苦しい」
「やり甲斐もクソもない嫌な仕事を延々と続けるだけのつまらない毎日」
「仕事するために生きているだけの、虚しい日々」

こういう人生を送っている方は多いのではないでしょうか?

そう。

いつの時代も大人はウソつきなんですよ。

世間を知らない学生相手に「頑張れば報われます」「勉強すれば人生は成功する」「正社員になれば老後も安泰」なんて大ウソ教えているのが、大人ね。

なぜ、教師や親はそういう嘘を子供に教えるのか?

答えは簡単。

大人だって自分で努力するのも勉強するのも、ましてや世の中を変えるために行動するのも嫌だからですよ。

だから、子供や若者に自分たちは出来もしないことを押し付けてくる。

んで、若者にバブル期の古くさい時代とは比べ物にならないほどの量や質の仕事を押し付けながら、自分たちは定年退職年金生活で人生逃げ切りモード。

今の中高年世代は若者が安月給だろうがなんだろうが、正社員になって苦しんで養分になってもらわないと困るわけです。

だから、学校も大企業も「正社員になる生き方が正しい!それ以外は認めない!」と声高々に叫ぶんですよ。

そんなご時世なもんですから、ちょっとかしこい若者なら、もう薄々「今どき、正社員になるメリットなくね?」って気づいているはずです。

そして、実際今の社会情勢やキャリア、あるいは働き方の多様化を見てよーく考えると、無理して正社員になるメリットは皆無と言ってもいいレベルです。

そこで今回は、今どき無理して正社員にこだわることがいかにバカバカしいか、皆様にお伝えして参りましょう。

※決して「正社員になるな」という意図ではなく、正社員にこだわりすぎると「他の雇用形態で働く選択肢がなくなるよ=視野が狭くなるよ」という気づきにしてもらう意図で書いております。

「正社員=正義」は一部の大企業や業界の論理

実は「正社員=正しい生き方」なんて視野の狭い考え方は、大企業側の論理でしかありません。

就活の規定に経団連が絡んでる時点で、これは明白です。

そりゃあ、企業側からすれば時間と人件費かけて育てた人材に辞められたら、今までのすべてが水の泡ですからね。

だから、建前としても本音としても「仕事は辞めてもいい」なんてことは絶対に言えません。

んで、学校・教育機関も所詮は企業のための「労働力生産所」みたいなもんですから、大企業の論理に沿って就活とか生き方の教育をしますよ。

間違っても「夢を追いかけてフリーターになろう!」「起業しよう!」なんてことは言えない。そのアンチテーゼとして「夢を叶えよう!」と世間知らずな子供の心に漬け込むビジネスが横行するのですけどね。

関連:だまされるな!「やりたいことを仕事に」「好きな事を仕事に」「夢を叶えよう」というのは信じないほうがいい

そんなこと言って正社員適性の低い人材を育てると、学校の信頼もブランド力も落ちて、挙げ句には「お前の学校からの採用は控える」と言われて”後輩や生徒に迷惑がかかる”という状態になりますから。

その大企業側の論理に沿った学校教育課程に馴染めずに、挫折してニートやフリーターになっちゃう人は一定数出てきますが、そんな奴らは卒業した後は知らんふりしておけばOK。

日本で大流行の「自己責任」ってヤツね。

実際、一昔前までは「ニートは働け」「フリーターって将来のこと考えてるの?」と煽って、そういう落ちこぼれには救いの手を差し伸べなかったのも事実ですからね。(ていうか、フリーターが向上心持たないで満足してくれているからこそ、正社員の地位が安泰という点には気づかないのでしょうか…)

今は国から「既卒・第二新卒」という枠で落ちぶれた人間も採用するように企業に要請がありだいぶ事情は変わっていますが、逆に言えばそれだけ大企業側も「新卒採用者しか認めない!」というワケのわからん狭い考えが前提にあったわけです。

※最近はだいぶ事情が変わってきており、20代の既卒・第二新卒層の需要が高まっており、人材サービス会社でしっかりサポートしてもらえるようになってきております。

まとめ記事:【決定版】既卒・第二新卒・フリーター・ニートの転職情報まとめ

まとめ記事:【2018年版】20代の転職事情まとめ。自分に合った転職情報が見つからない人は読んでおこう!

常識的に考えて、たかだか新卒採用を逃した人材と在学中に内定もらった人材にはさほど差はないのですが、企業側の「新人の研修は一括で終わらせたい」「中途採用はめんどくさい」「でも、超絶優秀な人材だけ中途採用で迎え入れてもいいよん」いう自分勝手な都合があるわけです。

つ・ま・り。

「正社員=正しい生き方」というのは、一部の大企業の自分勝手でわがままな言い分でしかないわけです。

んで、その大企業様のわがままに多くの労働階級は嫌々付き合わないといけないわけですから、誰も表立って「正社員にこだわらない方がいいよ」なんて言えないわけね。

これが世の中の真実。

「人材使い捨て」の資本企業が増えたので「正社員=安定」という理論は成り立たない

大企業が成長していて安定感も夢も希望もあったバブル崩壊前までは、実際「正社員=安定」というイメージは誰もが疑うことはありませんでした。

ところがバブル崩壊以降、大企業側の化けの皮が剥がれてGDPも横ばいという経済状況になったため、あとは国内で会社を潰し合う残酷な資本主義競争が始まったのです。

…そうなると、勝つのは圧倒的物量や知名度を持つ企業になってきます。

例としては薄利多売で貧乏人を囲い込みに出来る大手小売・飲食業界など(デフレの元凶でもある)。

とくにイオンは地方のアーケード街を容赦なく潰していきましたし、逆に大手小売と真逆にある品質やサービス重視の百貨店業界などは苦境に立たされています。(そこを節操なくつぶしにかかってきている外資系企業アマゾンの構図でもある)

そして、その大手小売・飲食業界の特徴といえば「アルバイト雇用による人件費削減」ですが、これは言い換えれば「人材の使い捨て」です。

店舗は売れなければ畳んでしまえばいいし、人材は使えないやつは一生バイトのまま、使えるやつもマネージャークラスで搾取という構図が成り立ってしまうわけです。

これは何も大手小売業界や飲食業界に限らず、あらゆる業界にも言えることです。

派遣社員などの非正規雇用で現場仕事をまかなったり、あるいは面倒な仕事は下請けに押し付けることで、一部のホワイトカラー正社員クラスしか美味しい蜜を吸えない社会の構図が出来上がったわけですね。

昔は正社員として入社すれば「とりあえず真面目に働いておけばOK」だったわけですが、今は企業間の格差も酷すぎて「正社員になっても普通に使い捨てされる」時代なわけですから。

んで、ITの発達で人間の価値自体もドンドン下がってきている。

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その証拠に、学校はIT系の人材を安い人件費と過酷な環境で使い潰している現状を無視しながら、子供にプログラミング言語の教育を施して、都合のいい人材を作り出そうとしています。

結局、会社側の「社員を大事にしている」なんて言葉は都合のいい言葉に過ぎず、社員は雑巾のように使い古して、用なしになったら捨ててしまう程度の存在でしかなくなってきているのです。

優良企業ほど契約社員を上手く活用している事実

そして、皮肉なことに大企業・優良企業ほど正社員採用ではなく、契約社員を上手く活用する結果になっています。

契約社員の場合、会社側からすれば「最初から正社員としては採用したくないけど、契約社員で様子見してから正社員にするか検討する」という、非常に合理的な採用をすることが出来ます。

関連:契約社員だと採用されやすいって本当?転職で契約社員を目指すメリットとは?

これ、逆説的に大企業側も「正社員採用はリスクが高すぎる」と認めちゃっているようなもんですからね。

常識的に考えて、学歴とサークル・ボランティア活動程度の実績しかない学生が「将来、会社を担う人材になるか?」なんて見極めるのは、どんなに経験のある優秀な面接官でもまず無理です。

まともな頭している人事なら「”社会経験もない学生から自社に合う人材を採用しろ!”なんて無茶ぶりされても困る」ということで、選考基準なんか曖昧かつ適当なものになります。

未来のことや他人のことなんて、誰にもわかるわけありませんから。

ひどい場合には、リクルートやマイナビが提唱している就活ルールをうのみにして、自分の目で相手を確かめることすらしない可能性すらある。

仮に地雷人材入社させてすぐに辞められたとしても、紹介先であるリクルートや学校に責任押し付けておけばいいんですから。あるいは自分たちの採用方法がクソな事実から目を背け「最近の若者は~」だの「今年の新人は出来が悪い」だの、責任転嫁しまくっておけばOK(本来、そこをどうにかするのが先輩や上司、教育期間、人材会社の仕事だから)。

そういった事情があるわけですから、契約社員を活用している企業側は「使えなかったら契約終了時点で切る」、雇用者側は「仕事が合わなかったら契約期間終了と共に辞める」という選択肢をとることが可能です。

逆に言えば「採用と言う名のギャンブル」で、書類選考・面接程度のリスクマネジメントしかしてない企業は、人材募集の仕方が適当な証拠。

つまり、いきなり実力もわからない人材を正社員として雇っちゃうような会社は「よっぽど採用に余裕のある企業」か「何も考えてないでとりあえず人材が欲しいだけのブラック企業」と極端になるわけです。

ミスマッチ採用のリスクマネジメントとしても、契約社員(あるいは紹介予定派遣)は合理的な選択肢なのですが、なぜか考えなしに「正社員以外は認めない!」なんて言っちゃってる人が多いのも、今の日本人の働き方に関する理解や知識の低さがうかがえます。

普通に考えれば、性格も実力もわからない人材を、数枚の書類や面接だけで判断して雇用契約結ぶとか、バカのする所業だと気づくはずなんですけどね。

なぜなら「ウソついた方が有利」「自己アピール過剰に盛りまくったほうが有利」という状態になりますから(とくに実績に差がなく、自己分析も不十分になりがちな新卒生のうちは)。

…が、そこらへんはキャリアコンサルタントの国家資格化、あるいは人材サービス会社の効率化・合理化に伴い、事情が少しずつではあるが変わってきているかとは思います。

「ワークライフバランス」とか派遣社員じゃなきゃ実現は無理

正社員にこだわらない方がいい理由として「ワークライフバランスの実現とか、正社員だとまず無理」だからです。

日本人は「協調性と言う名の同調圧力」が大好きですよね。

ほら、あの「みんなが辛いんだから、お前も辛い思いしろ!」ってヤツ。

社風が「仕事のためにプライベートは捨てろ!」という感じですと、どれだけ制度が整っていようが、育休どころか有給休暇もとれません。

むしろ、飲み会とかの付き合いでプライベートの時間奪われる方が多いぐらい。

ワークライフバランスについてはもう何年も前から政府が理念を提唱し続けていますし、働き方改革でも散々言われてますが、一向に社会が変わる気配がありませんからね。

そりゃあ、そのはずですよ。

法律で義務化されてない+罰則もないことなんか、誰がバカ正直に守るっつうかって話。

んで、頭の硬い管理職のおっさんなんか未だに「事務職の女は全員寿退社するけしからん女だ、愛想だけ振りまいておけ!」とか「残業すればするほど偉い」とか「子育てで休むと出世できないよ?」とか、超絶頭の悪いことを真顔で言ってきますからね。

でも、会社や上司がその程度の意識だと、職場全体がそれに従わないといけないんですよ。

で、女も女でそういう現状にガミガミ文句行って権利だけ主張して、実際は内心「いい男見つけて専業主婦に逃げたい…」なんて思ってる人ばっかり(ぶっちゃけ、若い女性ならそっちの方が現実的な選択肢だし…)。

そういうレベルで男女間の認識が離れまくっているから、日本の労働環境はいつまで経っても変わらないわけです。

んで、企業も社会も変わらないから、したたかな女ほど「早くいい男つかまえて、将来のこと考えなきゃ…」ってなるわけ。

女性が普通に働いてて出世活躍できるビジョンとか見えない会社ばかりですから。

…まあ、そういう男女差別とか風習とかが男女共に根強くあるわけですから、そりゃあ日本の企業で「正社員でワークライフバランスの両立!」とか絶対無理ですよ。

世間知らずな官僚が考えた「僕の考えた最強の社会改革計画」とか、現場の意識とかけ離れすぎて、まず上手くいくわけない。

テレビとかで出てる「育児も仕事も両立できる理想の職場です!」とか一部の例だけで、それだってテレビ受け狙ってるだけで、どこまで本当かは謎。

普通の会社なら育休とっただけで同僚から文句を言われ、復帰後に「お前の席ねえから!」と言われて当然。

現実的に考えれば、ワークライフバランスとか派遣社員かアルバイトのような非正規じゃないと無理です。

そういう意味で、海外から派遣社員の働き方を取り入れて一大企業を立ち上げたテンプスタッフの女性社長は、まさに「行動で示す」という一例だと言えるでしょう。

関連:テンプスタッフの特徴と強みを徹底解説!女性社長創設の国内大手派遣会社の驚くべき実力やいかに!?

…まあ、日本の企業務めの人間って想像力が足りないので「どうやったらうちの会社でもワークライフバランスの実現が可能か?」って考えて実行に移せないんですよ。やるにしても、ワークライフバランスの実現に成功している会社のセミナーとかに参加して、話だけ聞いて満足…というパターンが大多数ね。

ていうか、社内で下手に余計なこと言うと仕事が増えるので「とりあえずワークライフバランスの実現に向けて取り組んでる”風”に装っておけばいいや」という感じにしかなりませんから。

そうして、形や制度だけの有給休暇や育児休暇だけが、虚しく社員の権利として保証されるのであった…。

中小企業以下は当たり・ハズレが大きすぎる

「正社員にこだわるな」とは言ったものの、大企業務めエリートコース・勝ち組確定みたいな人は仕事がつまんなくても金や世間体が大事なら、まあ続ける価値はあるでしょう。

事業再編によるリストラとか左遷・出向とか、子会社に追放とか言う嫌がらせのリスクはあるでしょうが「大企業勤め」というステータスの安定感に勝るものはありませんから。

ですが、それ以外の大企業の使いっ走りみたいな中小企業の場合は、マジで正社員にならない方がいいレベルの会社もあります。

たとえば、以下のような「生きているのか働いているのか、わからない」ような働き方を強要される会社ね。

  • 一族経営で身内ノリで会社ごっこしているような企業(社長の趣味で自分の将来が決まる)
  • 時給あたりがバイト以下、しかも昇給見込みのないクソ企業(名ばかり正社員で待遇はフリーター以下)
  • 交通費支給なしなど、福利厚生がクソな会社(福利厚生充実している派遣会社の方がマシ)
  • 終電帰り当たり前、月300時間残業みたいなブラックオブブラック企業

こういう、人間としての尊厳を奪うようなレベルのブラック企業が紛れ込んでいるのも、中小企業の実態です。

しかし、中小企業の場合は大企業ほど外部に向けての情報公開が充実していませんし、ましてや小規模な会社ならホームページがないレベルのこともありえます。

そうなると、もはや求人票から会社の内情を予測することは、ほぼ無理ゲー。

そういう玉石混交の中小企業選びで「一生働く覚悟で正社員になる」とか本気で思い込んでると、何も持ち込まずに紛争地域に「自分探しの旅」とか言って旅立つようなものでしかなく、もはやただの自殺行為です。

そのクセして、企業様は自分たちに都合の悪い情報は必死に隠したがるので、優良企業かと思ったら、中では派閥争いとかハラスメントクソ上司による部下つぶしが横行してたり、求人票に書いてること8割ウソとか、そういうことがあり得るのが”現実”ってヤツ。

ですので、求職者が事前に中小企業の良し悪しを見極めるとか無理ですし、あんまり慎重になり過ぎても今度は行動できなくなってしまう恐れもあります。

ハッキリ言って、企業側も正々堂々と社内の情報を公開したほうが総じていい結果になるはずなのですが、未だに「待っているだけで優秀な若手が来る!」とまるで白馬の王子様を待つレベルの認識の中小企業もたくさんあるのが現実みたいです。

そもそも「正社員終身雇用制」自体が幻想でしかない

そもそもが「60歳まで働いて、その後は年金で悠々生活」とか言う将来設計自体が、かなりガバガバでツッコミどころ満載の破綻した論理であり、正社員終身雇用制度が大ウソであったことは簡単にわかります。

しかし、なぜか多くの国民はそれに気づかなかったわけです。今でも気づいていない人もいますが…。

経営者や国が「幻想だとわかってて国民を騙すために提唱したのか?」「当時の国内の経営者や官僚は、将来のことを想定できないバカばっかりだったのか?」は定かではありませんが、結果として現在の日本が大きな負債を残している事実には変わりありません。

原発事故の東電のクソ対応を見てみればわかりますが、日本の権力側っていつも民衆を欺くために「都合のいいウソ」を使うんですよ。

んで、それに気づかないで騙されているだけならまだしも、怪しいツボとか胡散くさい宗教を押し付けるノリで「正社員になろう!」とすすめてくるから困る。

まともな頭でちょっと考えれば「正社員終身雇用制度や老後の安泰が政府や国が思いつきで言ってるネタ」というのは一発でわかるんですよ。

たとえば以下のような根拠。

正社員終身雇用制度が幻想だったとする根拠

  • イギリスのような前例があるのに経済成長のストップを想定せず、企業が無限成長する前提だった(有識者ならバブル崩壊とか普通に想定できたはず)
  • 社会保障・年金の国庫負担がなぜか「出生率が下がらない」こと前提(ベビーブームという流行語まで生まれたのに、なぜ「将来、出生率が上下するかも」と想像できないのか?)
  • バブル崩壊前から会社倒産とか当たり前にあったはずなのに、なぜか「正社員として働いておけば絶対に会社は潰れない」と信じている人も多い(平和ボケして危機感が足りなかったことが敗因)
  • 大企業M&A、外資系企業の市場侵略により、一部の上位企業の資本家や上位社員だけが搾取しまくる状況を想定していない(バランス調整している政府が経済界の犬なので、資本家優位すぎ)

ここまでおかしな点があれば、普通は「本当に正社員として働き続けても、老後は安泰するのか?」と疑って、投資や老後の仕事まで考慮するべきなんですよね。

「将来設計をしよう!」なんて言っておきながら、国自体の将来設計がガバガバなのですから、そりゃあ国民がしっかり将来設計出来なくて当然ですよ。

有名大卒のエリート官僚や成功している経営者や資本家が、私ごときのバカめでも見抜ける矛盾に気づかないわけがないので、わざと国民を欺いているのだと認識しておりますが。

少子高齢化、定年退職引き伸ばしによる若者不遇の加速

正社員になる際、考えておきたいのが「少子高齢化」という問題です。

今「1億総活躍社会」とやらでシニア層も働かないといけない時代になってますが、企業側も定年退職を遅れさせるという手を打ってきています。

その場合、若者にとって管理職クラスが会社に居続けるようになると、相対的に若者にはチャンスが訪れにくくなる」という、不遇な結果になります。

まあ、すべての高齢層の経営者や管理職が「若手を育てて次につなげなければならない」と判断してくれればそれでいいのですが、現実としては「甘えた若者にチャンスをやるぐらいなら、自分たちが権力も金も握った方がマシ」と考える人も大勢いるのです。

そうなると、若者が正社員として真面目に会社に尽くしても、上の世代に都合よく使われまくるだけで、昇給も出世もままならない状態になるわけですね。

これについては、冗談抜きで「会社の役員や無能な上司を蹴落として、会社で上まで登りつめてやる!」ぐらいの気概がないと難しいでしょうし、それぐらいの気概がある人は独立して起業する方がリターンは大きいです。

んで、一番割を食うのは「ほどほどに頑張って、真面目に会社に尽くしている若手人材」なわけですが、そういう人材がこの先バカを見るのは目に見え切っています。どうせ、裏切らない・理不尽にも文句言わず耐えるので、都合よくコキ使えばいいだけですから(要は「ナメられている」のです)。

「正社員」にこだわらない方がいい

以上、クッソ長くなりましたが「正社員にこだわらない方がいい」という主張の根拠というか、そもそもが「とりあえず正社員になればOK」という考え方自体が色々とおかしいのです。

んで、ちょっと頭のいい経営者や資本家であれば、今回書いたようなことはわかりきっていますので、正社員を徹底的にこき使うか、あるいは非正規雇用を効率よく使って人件費を削減してくるに決まっています(やりすぎないように調整はするだろうけど)。

そうなった場合、もはや「正社員か?非正規か?」という2択で考えるのは、非常に危ない考え方になってきます。

もっと根本的なところで言えば「会社側に社員を大事にする意志や、制度はあるか?」というところを見極めなければいけなのです。

日本では「真面目に頑張っても報われにくい世の中」になってきていますので、少なからず「努力した結果、リターンがしっかり得られそうな仕事」を選ぶ必要が出てきています。

正社員となってもリターンが少なくなってきている現代の日本において、思考停止で「とりあえず正社員」という考え方は非常に危ういと言えるでしょう。