「フリーターで何が悪い!」と思っている人に伝えておきたいこと。元フリーターから正社員になった私からのメッセージ

元フリーターのアラトです。→ライタープロフィール

今回は自戒も込めて、辛口でお送りします。

「フリーターで何が悪い!!!!」

20代前半の頃、私はそう考えていました。

そして、フリーター仲間でも、そういう雰囲気がありました。

「正社員って転勤とかあるし…」
「上司のご機嫌取りとかめんどくさいよねえ」
「別にフリーターの収入でも足りているし」

実際、私もフリーター時代に多くの同年代のフリーターと関わってきましたが「正社員なんて嫌だ!」という考えで、逃げるようにフリーターになった人が多数でした。

私がフリーター時代、自分自身に何度も問い続けたことがあります。

―――オレは本当に、こんな生き方を望んでいたのか?

―――10年後、オレは自分の生き方を”間違ってなかった”と誇れるのだろうか?

―――オレはもっとやれるはずなのに、何にも挑戦していねえじゃねえか…。

私は何度も何度も何度も、自分自身にそう問い続けました。

そして、毎回出る結論はこうです。

「まあ、いいか。なんとなるだろうしw」

完全になめた人生を歩んでいました。

別にフリーターでもいいんじゃないの?
だけど…覚悟がないなら別。

結論から言っておくと「フリーターでも悪くない」「別にフリーターでもいいんじゃないの?」というのが、長いフリーター生活から正社員になった今の私の持論です。

多くを望まなければ、フリーターでも生涯を過ごせる程度には、日本は恵まれた国です。

最悪、生活保護という逃げ道もありますからね。

他人にどう思われようが、自分はフリーターとして生きる!」という誇りがあれば、それはそれで立派な人生だと思います。

「フリーターになりたくてなった」という人は少ない

しかし、現実はどうでしょうか。

「しょうがなくフリーターで生活している」
「正社員や派遣・契約はキツイからフリーターで働いている」
「フリーターだとシフト制だから時間に融通が利く」

こんな感じで「正社員になると自由がなくなるから…」という理由で、ダラダラ生きている人の方が、圧倒的多数でしょう。

何かしらの夢があり、割り切ってバイトで働いている人は、そんなに多くないことでしょう。

実際は「正社員は嫌、でも収入がないのも不安だから…」という”逃げの姿勢”で働いているフリーターがほとんどなのではないでしょうか。

私もそうでしたからね。

フリーターと正社員の違いは「求められるハードルが違う」

長いフリーター生活から正社員として働きだしてわかったことなのですが、正社員とフリーターの差は「仕事に対する意識と責任の差」にあると考えています。

実際、フリーターでも正社員並に仕事をこなしている人もいれば、正社員のクセしてフリーター以下の仕事量の人もいます。

どちらが偉い・偉くないというのはなく、働く本人の気持ち次第でしょう。

ただ、正社員になってわかったことは、正社員でも割とダラダラ働いている人は多い…という当たり前の事実ですね。

ダラダラと言うと聞こえが悪いですので「メリハリ」と言い換えておきましょうか。

しかし、正社員になると求められるハードルの高さが変わってくる…というところは、フリーターとの違いでしょう。

正社員になると、どんな高いハードルであっても「越える努力」をしなければいけません。実際に越えられるかどうかはともかく、常に努力していなければ、上司からケツに火をつけられます。

一方で、フリーターはハードルを越えずとも、許されることも多いんです。

そもそも、フリーターであれば、基本的な仕事は1年も経てば習得できますし、本人にその気があれば、いくらでも正社員にチャレンジする権利も与えられています

ただ、それを意図的に避けることも可能です。

一方で正社員は、会社命令で下されたハードルは、どんな無理難題でも達成できるように努力しなければいけません。

フリーターについては「与えられる仕事だけをこなしておけば、とりあえずOK。ハードルは越えなくてもいい」という感じです。

正社員になると「与えられる仕事をこなすのは当たり前、その上でハードルを超えていかなければならない」わけですね。

これは給料・待遇以前に、働く者の心構えとしての根本的な違いであるように思えます。

ハードル=困難を越え続けたものだけが、評価される

私が正社員として働くようになって常々思うのですが、社会では「ハードル=困難を乗り越え続けたものが評価される」ように出来ています。

会社から課せられる難題に挑戦して、ハードルを越えたものだけが、評価されるわけです。

これが、フリーターのような「ハードルを越えようとも思わない」という姿勢であれば、当然ながら論外ですね。

これは、正社員になってみなければ、わからない違いだと感じます。

結局のところ、正社員とフリーターの大きな違いとは「会社のために働く意識の差」にあるわけなんです。

だからこそ、正社員からすると「フリーターは怠けている・楽をしている」と見られてしまうわけですね。

20代後半になると「フリーター」では済まなせなくなることが増える

そもそも「フリーターで何が悪い!」と言うのは、ある意味では”開き直り”でもあります。

逆を言えば「フリーターである自分に罪悪感を感じている」からこそ、湧いてくる感情ですからね。

極端な話、毎日に必死に働いている意識があれば、本人からすればフリーターも正社員もそんなに差はないはずです。

フリーターであることに罪悪感や恥を感じるのであれば、それすなわち「余力を残して働いている」という意識がどこかにあるはずなんですよね。

つまり「もっと頑張れるはずなのに、頑張っていない」わけです。

そして、その「今まで頑張ってこなかったツケ」というのは、歳を重ねる毎に実感となり伴ってきます。

嫌でもつきまとう世間体

まず「フリーターは悪いこと」という世間体を切り離せない事実は、20代後半になると顕著に実感してきます。

  • 学生時代と変わらないままの生活レベル・趣味レベル
  • 友人の結婚式で実感させられる”積み上げてきたものの差”
  • 家族・親族との付き合いや冠婚葬祭における、社会的責任

まあ、ここらへんについては家庭環境や、本人の価値観にも寄りますが、一般的な社会人として求められる能力がフリーターには一切欠けていることに、自覚してくる頃合いでもありますね。

少なからず、私はこういった「嫌でも社会と関わらないといけない場面」に引きずり出され「フリーターのままではいけない」と、強烈に意識するようになりました。

実感する”格差”

また、20代後半になると、正社員とフリーターの収入差も開く時期です。

フリーターはいくら長い期間働いたとしても、せいぜい時給+数十円、100円も上がればかなり優遇されている方です。

一方で、正社員は一年間に1万ペースで昇給されているわけですから、フリーターがフルタイム掛け持ちで働いたとしても、追いつけないレベルの収入差が生まれています。

これはわざわざ同年代の年収を聞くまでもなく、生活水準を見れば、すぐにわかることです。

また、こなしている仕事の内容も、20代後半の正社員は次元が変わってきます。

社会的責任も大きくなっているので、態度や言動の振る舞いも”大人”と言うべき形になっているんです。

一方で、20代後半のフリーターは、大して成長していないことを痛感する。

もちろん、ここで「あいつらと自分は違う!」と目を背けることもできますが、私は出来ませんでした。

まるで、自分だけ周りの流れから取り残されている。

…ほんと、そんな感覚でした。

正社員を本気で目指そうと思う理由も、それだけで十分でした。

フリーターでも構わない、でも努力は大事

改めて言っておくと、私個人は「別にフリーターのままでもいいんじゃないの?」と思ってます。

「フリーター悪くないでしょ」と考えている方が無理に正社員目指したって、簡単に就職できるほど甘くはないですし、運良く入社したところで「別にフリーターでもいいや」という姿勢であれば、そのうち辞めてしまうはずですからね。

「このままじゃいけない…」と思うのであれば、何か始めよう

ただ、少しでも「フリーターのままではいけない」と思っている方は、何か行動を起こしましょう。

当然、今からいきなり動き出しても、上手く行かないことのほうが多いと思います。

ハローワークで求人10社送っても、今までの状態だと確実に全部落ちます。

事実、私もフリーターから正社員になる際には、多くの挫折を経験し「今まで頑張ってこなかった分のツケ」を払ってきました。

この過程で「どうせ頑張っても無駄だからフリーターでいいや…」とくじけるかと思います。

それでも、努力し続けることをやめないようにしましょう。

何も毎日本気を出す必要はありませんが、毎日1歩ずつでもいいので、とにかく前に進む努力をしてください。

必ず「他人を巻き込む努力」をしよう

もうひとつ付け加えておくと「他人を巻き込む努力」が、一番重要です。

それも見知らぬ人や、あるいはバイト先の上司など、何かしらの評価につながる相手に向けての努力ですね。

いくら自分で努力したつもりでいても、他人に評価されて仕事につなげられなければ、すべて無駄な努力に終わります。

フリーターは努力していない」と無条件で世間に評価されてしまうわけですから「他人に評価される努力」というのは、死ぬほど大事です。

たとえば、ハローワークに毎日通って積極的に応募していれば、新規の求人も優先的に回してもらえますし、何社も落ちれば具体的なアドバイスや改善ポイントも教えてくれます。

他人に見えるところで努力し続ければ、何かしらの結果にはつながります。

逆に他人に見えないところで努力していても、気づいてもらえなければ、すべて無駄に終わります。

これはフリーターの仕事も同じで、誰かに評価してもらうことを意識しなければ、結果にはつながりにくいんです。

本質的なことを言うなら「正社員になるために努力する」のではなく「努力をした結果、正社員になれる」ということを意識してみてください。

フリーターの経験も無駄にはならない

最後にひとつだけ言っておくと「フリーターの経験は無駄にはならない」ということを忘れてはいけないということですね。

正社員からすれば、フリーターの仕事の内容なんて、大したことないかもしれません。

しかし、あなた自身からすれば、何かしらの工夫ややり甲斐、あるいは困難はあったはずです。

それらは、今後仕事をする中でも、経験として活きてきます。

今まで何かから逃げてきた人でも、頑張りが足りてなかった人でも、フリーターとして働いてきた事実は、誇ってもいい経験です。

「フリーターで何が悪い!」と卑屈になるのではなく「私はフリーターとしてこれだけのことをしてきた!」と、自分の数少ない経験を、大事にしましょう。

その自信と前向きな精神が、正社員としても十分やっていける力となるんです。

「このままではいけない…」と悩んでいるフリーターの方は、卑屈にならず、前向きに頑張りましょう。

フリーター・ニート(既卒・第二新卒)

本気で就職・転職したい方必見!

最近では若手不足に伴い、フリーター・既卒・第二新卒・大学中退者向けの就職支援サービスが充実してきています。

ハローワークと違い、民間企業がビジネスでやっているサービスなのでサポートの質や内定率が高く、就職・転職後のアフターフォローもバッチリです。

就職支援サービスで受けられるサポート内容の例

  • 面談の指導や模擬練習
  • ビジネスマナー・身だしなみなどの基本講座
  • 履歴書・職務経歴書なしで直接応募可能
  • 事前に推薦状を書いてもらえるので面談に自信がなくてもOK
  • 内定後のアフターフォローもしっかりしてくれるので安心
  • 無料なので納得できる求人がなければいつでも利用をやめてOK

これらのサービスは最初から最後まで無料で受けられるので、就職や転職でお悩みの方は登録して使っておくといいでしょう。

「なぜ?無料なの?」と不安な方もいるかもしれませんが、それは紹介先企業が費用を負担しているからで、それだけ人材採用の経費をかけている優良企業が多いということです。

また、よく「就職や転職を急かされそうで怖い」「強引に勧誘されたらどうしよう…」「説教されたら嫌だなあ…」と不安の方もいるでしょうが、そういった人材を無理に企業に紹介してもすぐ辞められては困るため、事前の面談やカウンセリング、さらに企業との面接もじっくり時間をかけてくれる業者がほとんどです。

なぜかと言うと、既卒・第二新卒層向けの就職支援はビジネスとしてはあまり効率がよくない一方で「長く働ける人材が欲しい」「ポテンシャルのある人をじっくり育てたい」という会社からは需要があり、時間をかけた方が結果として利益や満足度につながるからです。

ですので、まずは気軽に相談するつもりで、利用してみてください。

とくに、当サイトでオススメしたい優良な就職支援サービスは以下の3つです。

就職ShopオススメNo.1…大手リクルートグループ運営のため信頼性バツグン。求人数が圧倒的に多い。人柄・人間性重視の会社の紹介が多い。→「就職Shop」の解説はこちら

ウズキャリオススメNo.2…第二新卒の経歴を持つ社長が運営する、ベンチャー系人材サービス。面談に平均20時間をかけるほど、対応の丁寧さに力を入れている。→「ウズキャリ」の解説はこちら

DYM就職オススメNo.3…全国展開している就職支援サービス。最短1週間で就職先が決まることもあるので、早く正社員になりたい方にはオススメ。→「DYM就職」の解説はこちら

就職・転職支援サービスの登録方法と使い方のコツ

紹介した就職支援サービスは、職務経歴書の記入が不要なので登録1分で終わります

ただし、登録するだけで終わっては、優良企業を紹介してもらえない可能性も大きいです。

なぜなら、登録後にまったく返信をしない人が多いため、業者側も登録者のモチベーションを試しているからです。

ですので、既に登録段階で選考が始まっているぐらいに考えておくといいでしょう。

具体的には、以下のポイントに気をつけておけば、しっかりとサポートしてもらいやすくなりますよ。

  • 登録後の返信メール・電話対応をしっかりしておく
  • 担当者から直接連絡が届くので、すぐに返信をしておく(平日中に返答すると相手も対応してくれやすい)
  • 面談や説明会の紹介があったら積極的に参加しておく(服装指定がなければ私服でも可)
  • どうしても面談に参加できない場合は、代わりに参加できそうな日を伝えておく
  • わからないことがあったら、メールの担当者や公式サイトの問い合わせから聞いてみることも大事

以上のことはビジネスでは当たり前のことですが、意外と出来ていない方も多いです。

しかし、上のような”基本”が出来るだけで一歩リード出来ますので、就職・転職に意欲がある方はしっかりとしておきましょう。

このサイトの情報を参考に、一人でも多くの読者が就職・転職のきっかけにしていただければ、うれしい限りです。

その他の人材サービス

その他にも、20代の既卒・第二新卒・フリーター・ニートに向けた人材サービスが、多数登場しています。

JAIC(ジェイック)…既卒・第二新卒向けの、営業職特化の就職支援サービス。研修が厳しいことで有名だが、その分、社会人としての心構えやビジネスマナーが身につく。→「JAIC」の解説記事はこちら

ハタラクティブ…都内近郊の求人に強みを持つ、既卒・第二新卒向けの人材サービス。中卒者など、対応してくれる範囲が広いところが強み。→「ハタラクティブ」の解説記事はこちら

TokyoDive無料で東京都内の住まいを無償提供してくれる上に仕事を紹介してくれるサービス。20代の若者から30代前半までがサポート対象。→「TokyoDive」の解説記事はこちら

東京みらいクルー東京都内の求人と都内の不動産物件を紹介してくれるサービス。TokyoDiveと違い、住まいは自費負担。→「東京みらいクルー」の解説記事はこちら

テンプスタッフ…全国展開の国内最大手の人材派遣会社。派遣社員に興味があるなら、使っておこう。→「テンプスタッフ」の解説記事はこちら

JOBNET(マンパワーグループ)…アメリカ発の派遣会社。こちらも全国展開。英語系のキャリア支援に強みを持つ。→「JOBNET(マンパワーグループ)」の解説記事はこちら

色んな方の悩みや需要に応えられるサービスも多いので、気になるものがあったら解説記事を参考にしてみて、ぜひ利用を検討してみてください。

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