求人情報を見てると「接客業しか見つからない…」と悩んだこと、ありませんか?
接客業というと、給料も安いし休日出勤当たり前、クレーム対応もあるのでやりたくない仕事ですよね…。
しかし実はそれ、あなたの求人の探し方が間違っている証拠かもしれません。
しかし心配する必要はありません。
なぜなら、この記事を読み終わる頃には誰でも接客業以外の仕事を見つけられるようになり、しかも就くための実践的な方法まで理解して、さらに行動に移せるようになっているからです。
【厳選】接客じゃない仕事一覧
接客しないで済む仕事は何があるのでしょうか?

う~ん…
今まで接客以外の仕事に興味を持ったことないので
まったく思いつかないかも…

今まで同じ職種しか経験したことない人は
自分が経験したことがない仕事を知らない傾向がある!

強いて言えば「事務職」なら
接客しないで済むイメージですね…

IT・WEB系なら「プログラマー」「デザイナー」も
黙々と作業しておく仕事のイメージがありますね!

他にも以下のような仕事なら
接客をしないで済むぞ!
事務職へ転職するには派遣社員を選択肢に入れておく
接客しないで済む転職先として、とくに人気が高いのが事務職でしょう。
人と関わることに疲れた方にとっては、あまり人と関わらずに黙々と仕事ができる事務職は非常に魅力的に見えるはずです。
ただし、接客業から事務職へ転職する場合は、以下のようなデメリットがある点には注意。
▼接客業から事務職へ転職するデメリット
- 採用倍率が高いため内定をとるのが難しい
- 中途採用からでは正社員になるのは厳しめ
- 女性採用優先の職場が多いので男性は採用されにくい
- 仕事が楽なことが多い分、給料面は妥協が必要
事務職へ転職すれば、接客業で生じる対人ストレスは緩和される一方で、給料面や雇用形態は妥協が必要な部分も出てきます。
とくに、事務職は正社員の採用ではなく派遣社員を採用する企業が増えてきている点には注意が必要です。

接客業から正社員として事務職への転職は厳しいってことですかね?

厳しいわけではないけど経歴・スキルを問われたり
即戦力を求められる職場からは採用されにくくなる…
接客業から事務職へ転職するのであれば「簿記」「パソコンスキル(Officeソフト)」などの基礎スキルがなければ、採用倍率は落ちてしまいがちです。
ですので、未経験から事務職を目指したいのであれば、スキルや資格習得のサポートが用意されている大手の派遣会社に登録して派遣社員を目指すのが一番でしょう。
マーケティング・企画職へ転職するにはキャリアアップの必要あり
接客・サービス業からキャリアアップすれば、マーケティング・企画職への転職も可能です。

マーケティング・企画職って
具体的に何をする仕事ですか?
マーケティング・企画職は、販売・小売店が置いているような商品を企画・開発したり、店舗ディスプレイを決める仕事など多岐に渡ります。
わかりやすく言うなら「接客・サービス業→現場の仕事」「マーケティング・企画職→上(本社)の仕事」です。

でも「キャリアアップ」と言われても
何からすればいいかわからない…
キャリアアップと言っても、今までの経歴をしっかりまとめた上で、これから挑戦したいことや転職先での目的意識を明確にすればOKなので、これまでの経歴や資格が不十分でもチャンスは得られます。
とくに接客業として現場での経験があることが評価されれば、より上の仕事と関わることができるようになります。
その分、入社前・後問わずに自己学習していく意欲であったり、率先して動ける自発性は重視されるので、接客以外の仕事へ就きたい人の中でも高い意識を持つ人にオススメのキャリアプランだと言えます。
IT・WEB業界ならプログラマー・エンジニアとして未経験から働ける
接客以外の仕事がしたい人で、柔軟な働き方や将来性を重視するならIT・WEB系の仕事(プログラマー・エンジニアなど)も選択肢でしょう。
▼IT・WEB系の仕事に就くメリット
- 若手なら未経験からでも転職チャンスがデカい
- 様々な働き方が出来る(在宅ワークなど)
- スキルを習得すれば将来性が高い
- 将来的に独立・副業・フリーランスなどのキャリアも考えられる

でもIT・WEB系の会社に入るには
プログミングスキルがないと無理なのでは…?
プログラマー・エンジニアと聞くと、何か特別なスキルがないと就けないと思われがちですが、未経験からでも採用してもらえる会社は意外と多いです。
実際にプログラマーとして働いている人の話を聞いてみても「実際に仕事をする中で覚えた」という人も多く、入社前にはそこまで経歴やスキルを求めない会社も多いです。
もちろん、適性や向き・不向きはありますが、以下のような人にはとくに向いているかもしれません。
▼IT/WEB系のプログラマー・エンジニアに向いている人
- 人と関わるよりは黙々と細かい作業に打ち込む方が好き
- 他人にアレコレ指示されるよりは自分で学習していくことにやりがいを感じる
- 何かを作って動かすことや誰かに見てもらうことが好き
- 人と遊ぶよりはインターネット・スマホでコンテンツを楽しむ方が好き

もしIT・WEB業界でプログラマーとして働きたいなら
20代向けの就職支援「ウズキャリ」がオススメです
ウズキャリは20代の若手向けの就職・転職支援サービスで、IT・WEB系の会社とも強いコネがあります。プログラミング研修も行っており、向いてない場合は他の職種・業種への紹介も行ってくてるので、スキルや経験がない人でも安心して利用できます。
ウズキャリはカウンセリングにも時間をかける方針で、転職に関する相談にも親身に乗ってくれるので、接客したくない人で他人と話すのが怖い人でも利用しやすい業者さんです。
仕事内容にこだわらないなら工場勤務として働くのもあり
接客以外の仕事がしたいなら、工場勤務として働くのもありでしょう。
▼工場勤務として働くメリット
- 全国区で求人があるので選択肢が非常に広い
- 寮ありの仕事や高収入の仕事もある
- 年齢不問の仕事も多いので年齢層関係なく働ける
- 学歴・経歴不問で働ける職場も多い
- 単純作業の仕事が多いので頭を使わなくて済む
工場勤務は、全国区/年齢不問/短期間の単純作業~寮あり高収入の仕事など、選択肢の広さが魅力だと言えるでしょう。
マーケティング職・プログラマー・事務職などと違い、頭を使わない単純作業も多いところも魅力でしょう。
仕事内容自体もマニュアルに沿って作業していくだけの仕事ばかりなので、接客したくない人や他人と関わるのが苦手な人にはオススメな仕事だと言えます。

もっと工場勤務のメリットを知りたい人は
以下の記事も参考にしてみてください!
接客業から営業職への転職
接客以外の仕事へ転職する場合、オススメなのが「営業職」です。
営業職への転職がオススメな理由は、以下の通り。
- 接客業で身につけた対人コミュニケーションスキルが応用できる
- 企業対企業同士のやりとりなら、取引経験が身につく
- 営業スキルさえあれば、他の業種・職種に転職する場合も困らない
- 不特定多数を相手にする接客業と違い、他人とビジネス的な付き合いが出来る
何かとイメージで語られやすい営業職ですが、しっかりと転職先や仕事内容、営業先の顧客を選べば、接客業で身につけたコミュニケーションスキルを活用することが可能です。
また、不特定多数のお客を相手にする接客業と違って、営業職ではビジネスの場で企業同士の取引が多くなるため、しっかりとしたマナーや節度、緊張感を持って人と接する機会が多くなります。
筆者自身、営業職を避けていた過去があります。
しかし、しっかりと営業職の仕事内容を調べていくと、挑戦のしがいがあって様々なスキルや経験が身につく仕事だとわかってくるので、一度しっかりと転職活動を通して営業職について理解しておくと良いでしょう。
接客業から接客業への転職
接客業から接客業への転職を考えておくのもありかもしれません。
たとえば、冒頭に上げた「接客業を辞めたい理由や原因」については、接客業内での転職で改善される可能性があります。
- クレームが多い→職場が変わればクレーム率が少なくなることもある
- 笑顔の対応が辛い→仕事にやりがいや余裕があれば自然と笑顔になる
- 出世コースが狭い→企業を変えればキャリアアップ出来るかもしれない
- 不定休が辛い→定休日のある店や人員状況のある企業を見つけ出す
接客業間の転職であれば、基礎的なスキルは応用が利きやすいので、比較的転職は成功しやすいと言えます。
接客業以外の仕事に就くには?
スキルアップする
接客業以外の仕事に就くためには、まず自分のスキルを向上させることが重要です。プログラミング、データ分析、設計などの技術的なスキルはもちろん、プロジェクトマネジメントやビジネスアナリシスなどの専門知識も役立ちます。オンラインコースや専門学校で新しいスキルを学び、自分の市場価値を高めましょう。
BtoBを選ぶ
BtoB(企業間取引)ビジネスは、接客業以外の仕事として魅力的な選択肢です。例えば、企業向けの営業、コンサルティング、マーケティング、サプライチェーン管理などがあります。これらの職種では、クライアントとの直接的なやり取りはあるものの、一般消費者との接触は少なくなります。ビジネスの仕組みを理解し、企業間の取引に関する知識を深めることで、BtoB分野で成功することができます。
フリーターが接客以外の正社員になるなら20代までがチャンス
読者の中には、アルバイト・フリーターとして接客業で働いている方もいらっしゃるかと思います。
その場合、20代であれば今までの経歴関係なく接客以外の仕事でも正社員になれるチャンスなので、早めに行動しておくといいでしょう。

接客業フリーターとして働いてる人は
以下の記事も読んでキャリアについて考えておきましょう
逆に20代のうちに社員としての経歴を作っておかないと、30代以降は未経験職に転職するチャンスが減るので、接客しない仕事に就きたいと悩んでいるなら早めに行動しておくべきです。
接客以外の仕事に転職する理由を抑えておこう
まずは、接客・サービス業を辞めたい理由から紹介していきます。
▼接客・サービス業の仕事を辞めたくなる理由
- 忙しいので自分のペースで仕事出来ない
- クレーム対応に疲れる
- 笑顔の対応で感情がおかしくなる
- 不定休なので一般と感覚が合わない
- 覚えることや仕事内容が多い割に給料は低め
接客業の仕事を辞めたいと感じるストレスの原因は「不特定多数の見知らぬ人とのコミュニケーションに疲れる」ところのあります。
ミスの許されない緊張感やクレームに怯えながら売り場で仕事するのは、非常にストレスのかかるものです。
接客での笑顔の対応に慣れてしまい、感情のバランスがおかしくなってしまったり、人が嫌いになってしまう人もいます。

接客業のストレスに疲れた人は
以下の記事も読んで今後の参考にしてくださいね
接客業で人と関わること自体に疲れてしまい、次は他人と関わることの少ない仕事に就きたいと考える人も少なくはありません。
そのように悩んでいる人は、人と関わることがストレスになりやすい性格なのかもしれません。

人と関わらない仕事を見つけたい人は
以下の記事も参考にしてみてください…
接客業を辞めたい人が多い仕事(職種/業種)は?
接客しない仕事に転職を考えている人は、前の職場の経歴(現在の職業)でどのような仕事に就けるか気になっている方もいらっしゃるかと思います。
接客以外の仕事へ転職するにしても、経歴として接客業経験は有効にアピールできることも多いので、接客業を辞めた人が以前はどんな仕事をしていたか知っておくと次の仕事選びもスムーズに進むはずです。
▼接客業を辞めたい人が多い仕事
- 小売・店長(→店長辞めたい)
- 飲食・外食業(→飲食店辞めたい)
- アパレル販売員(→アパレル辞めたい)
- 携帯ショップ店員(→携帯ショップ辞めたい)
上記の中でも、とくに人手不足が深刻な「飲食業」「アパレル業界」を辞めたい人は非常に多いです。
また、国が運営する厚生労働省のデータでも、学歴問わずにサービス業関連の仕事の離職率が約5割という結果が出ています。
■ 大学 ■ 高校 宿泊業・飲食サービス業
50.4% (+0.7P) 宿泊業・飲食サービス業
62.9% (▲0.3P) 生活関連サービス業・娯楽業
46.6% (+1.6P) 生活関連サービス業・娯楽業
58.0% (▲1.2P) 教育・学習支援業
45.9% (▲0.3P) 教育・学習支援業
58.0% (+1.5P) 医療、福祉
39.0% (+1.2P) 小売業
49.4% (+0.6P) 小売業
37.4% (▲0.3P) 不動産業、物品賃貸業
46.7% (+1.2P)

大卒でも5割近くが辞めるなんて
接客業はそれぐらい辛い仕事なんですね…

オフィス勤めの一般職と違って
忙しい上に人の入れ替わりの激しい仕事だからね…
これだけ接客・サービス業を辞める人が多いのは、人と関わることにストレスがあるを感じやすいというのもありますが、そもそも業界構造自体が人が辞めやすいように出来ているなど、他の原因もあります。

接客・サービス業を辞めたい理由は
以下の記事で詳しくご紹介しています
プロに相談する
また、「接客業以外の仕事に就くべきか?」という点についてもしっかり考えてから選ぶべきです。
接客業以外の仕事は、自分の適性やライフスタイルに合った職業を見つけることが大切です。自分のスキルや興味を考慮し、長く続けられる職業を選びましょう。
もし、そういったことを考える余裕がなかったり、自信がなくて迷っているなら、一度立ち止まって考え直すべきです。
考えを見つめ直すためにも、まずは転職サービスでプロに相談してみることをおすすめします。プロのアドバイスを受けることで、自分に最適な接客業以外の仕事を見つけやすくなります。