「高学歴ニート」と言うと、意外とネットではポピュラーな存在です。
しかし、世間では「いい大学出たのにニートなんて…」「学生時代、何やってたんだ…」「せっかく親に大学行かせてもらって…」と、高学歴ニートに対する風当たりも強いのがつらいところですよね。
もし、あなたが高学歴ニートであるなら、一言言っておきますよ。
努力と勉強、知識と教養は自分を裏切らない。
だいたい、学校は「勉強しにいく場所」であって、決して「就職先を探す場所」「結婚相手を探す場所」ではないですから。
しかもだいたい、日本の教育機関も企業もアホなので「やり甲斐がどうのこうの」「キャリアがどうのこうの」言っておきながら現場でのフィードバックがまったくおいついてない。
勉強のやり方は教えても、仕事のとり方を教えないで学生を社会を放つ、無責任オブ無責任機関が「学校」ってヤツですよ。
だいたい、教師とか講師とか会社経験ない人が、社会をどうこう語っているのがお笑い種ですよ。
そんな環境下ですから、勉強が出来れば出来るほど、なぜかニートになってしまうというワケのわからん現象が起きるのです。
ですので、私はあえて言っておきますよ。
おい、全教育機関の関係者ども、見てるかコラ?
厚生労働省だか教育委員会だか知らねえが、お前ら全員世間知らずのバカだ。
てめえらの怠慢が高学歴ニートを生み出してんだぞ?
…さて、前置きはほどほどに。
教育機関の世間知らずのバカどもにアレコレ言っても無駄です。
なぜなら、奴らは身の保身しか考えていないからですね。
卒業生がニートになっても「知ったこっちゃない」と、無責任に扱います。
ですので、高学歴ニートの方は自分自身の力で立ち上がる必要があるんです。
読者のあなたは立ち上がる気はありますか?
あるなら、いくらでも知恵を貸しますよ。
高学歴になる人の特徴6つ
やりたいことが見つからない
高学歴ニートの代表例が「やりたいことが見つからない」というパターンですが、これが実に根が深い問題。
「やりたいことが見つからない」だけならともかく「そもそも、子供時代から自分のやりたくないことを”やりたいこと”と思い込んでいた」ケースもまれによくあるから困りモノ。
今の日本の教育ってクソなんですよ。
「やりたいことを仕事にしよう!」
「仕事で自己実現!」
こんなことを言っておきつつ、子供もバカではないので「お金が重要」「仕事選びは学歴や安定が重要」と気づいちゃってるんですよね。
「キレイゴトなんか言ってねえで、素直に『金稼げ』と教えろ、ボケ」
これが全子供の総意です。
基本的に親の教育も学校教育も「子供に自分たちの都合押しつけているだけのモラハラ」なので、かしこい子は早いうちにこれに気づきます。
そして「やりたいことを仕事にしないといけない苦しみ」から逃れられなくなるのです。
つまり、高学歴ニートは「やりたいこと=親や社会の自己実現」という矛盾を抱えたまま、成長して挫折することになるわけですね。
もっとわかりやすく言うと「本当に自分のやりたいこと」を圧し殺して生きている状態。
残念ながら、高学歴ニートは「いい子ちゃん」じゃなく「道を外れたアウトロー」なのです。
失敗を許せない完璧主義者
高学歴ニートは、失敗を許せない完璧主義者が多めです。
学生時代にテストの点数や入試で勝ち続けるあまり「敗北を知りたい…」と慢心するあまり、敗北・失敗することが常の就職活動すら乗り切れません。
「なぜだ?なんで受からない?」
「何がダメなんだ!完璧にやったじゃないか!」
「高学歴のオレ様が落ちるなんて、企業は見る目がねえな…」
こうして社会から否定され続け、自信を喪失してニートとして引きこもる結果に。
失敗して敗北してしまう自分自身を、許せないわけですね。
ちなみに、かの文豪・夏目漱石もこのタイプで、英語主席でイギリス留学に行くも、実力の差を思い知らされたり、失恋してあえなく神経衰弱に陥り、日本に帰国。
…つまり、割と高学歴ニートという現象は、エリート肌の人間が通る道だとわかりますね。
学歴を自分のステータスとして過信し過ぎている
高学歴ニートは、学歴に異様なまでの執念を持っています。
せっかく22年間かけて生涯で獲得した学歴という称号と、学費を払ってくれた親への「感謝の気持ち」とやらにとらわれ、本当の自分に出会えないままでいるわけですね。
ですので、言っておきましょう。
ハーバード大卒だろうが東大卒だろうが、んなもん人間の価値には何一つ関係ねェよ。
世間的には「高学歴すっごーい!」「高学歴なのにそんなことも出来ないの?」など、良くも悪くも偏見が強いですね。
ですが、ひとつ聞きたい。
学歴程度に、お前の価値を委ねてもいいのか?
学歴という呪縛に囚われたままでは、いつまで経っても心は楽になりません。
学歴を捨てろとは言いません。
学歴の呪縛から解き放たれてください。
周りに対してコンプレックスを感じている
高学歴ニートは根深いコンプレックスを抱えています。
逆説的になりますが、学歴以外他の人に勝てるものがないため、学歴で自尊心を保つしかなくなるわけです。
常識的に考えて、収入なし高学歴ニートと収入あり家庭持ち中卒社会人ですと、幸福度も社会的地位も後者が上ですからね。
ですが、これは非常に認めがたい事実ですよね。
だから「学歴がある方が大成するし社会的価値は上だ!」と信じ込みたくなるわけです。
その気持ちや考え方は否定しませんし、平均・統計では紛れもない事実です。
しかし、高学歴ニートが社会に功績を残せていない「宝の持ち腐れ」であることも、またひとつの事実。
結果を出さなければ、社会的には一切認められません。
知識や教養、理論を”絶対”だと信じ込んでいる
高学歴ニートは、知識・教養・理論を”絶対”だと過信しています。
人間ごときが、それもたったの4年で学べる程度の知識だけで、世界のことを知ったつもりか?
死ぬまで人間は真実には到達できません。
そして、理論は理論の域を出ず、とくに学校で学ぶことはほとんどが「理想論」ばかりです。
人間は理屈通りに動かないのが常です。
現に見てくださいよ。
政治家が考えた「最高のマニュフェスト」も実行されることなく終わっていくというのに、なぜかバカな国民たちは次の「都合のいいマニュフェストを提示する政治家」に期待しては裏切られていく…。
つまり、多くの国民は学習能力ゼロというわけですね。
失敗や経験からこそ学べなければ、人は成長できません。
知識や教養、理論を過信しすぎるのをやめましょう。
なぜなら、知識や理論とか後付け可能だからです。
「渾沌、七竅に死す」
有限でちっぽけな人が、無限の自然を理解し尽くすことは、原理的に不可能です。たとえ科学であろうとも人の営みである限りは、自然に対して極めて限定的な理解しか出来ないのだということを常に意識しておく必要があるでしょう。
出典:「渾沌、七竅に死す」 | 長束・鈴木研究室
まだ見ぬ未来への挑戦心がない
高学歴ニートに欠けているものは「挑戦心」です。
知識や教養、理論や学歴などはすべて「過去の産物」でしかありません。
我 々 は 今 と 未 来 に 生 き て い る ん で す 。
学校で学べることなんて「誰かが過去に発見したことのまとめ」みたいなもんですよ。
つまり、まとめサイトに書いてあることをいっぱい覚えているかどうか、それだけの価値なんですよ。
お前はただのデータベースか?
それとも歩くWikipediaか?
違うだろ、そんなんじゃねえだろ。
人間は「考える葦」だ!!!
どうなるかわからない、予測不可能な未来だからおもしれェんです。
「1+1=10」になるわけのわからん世界が、社会ってヤツですよ。
高学歴ニートが今まで勉強や知識を積み上げてきたのは、なんのためだかわかりますか?
答えはカンタンですよ。
学校で習った常識や学問を覆すためです。
将棋でも勝つためには定石を知る必要があります。
サッカーなどのスポーツも基礎練習の繰り返し。
つまり、高学歴ニートなんて「基礎しか詰まっていない」だけの状態なんですよ。
あとは、そこからの「応用」が社会人の仕事ってヤツ。
新たな答えを見つけに行きましょう。
あなたが生きているのは”今、この瞬間”であり、過去の学歴に囚われる必要はないのです。
高学歴から脱出するための唯一の方法とは?
以上が高学歴ニートの特徴でしたが、いかがでしたでしょうか?
もはや、学歴が「罪」としてあなたの心に重くのしかかっていることが、わかったのではないかと思います。
高学歴ニートから脱出するための方法はシンプルに一つ。
「学歴」という悪しき因果から、解き放たれること。
学歴だけで飯が食えるか?
…食えねえよなぁ、食えるんならニートになんかなっちゃいねェよな?
学歴なんて紙に書いちまえば、誰が書こうが同じ価値しかない。
そんなものに自分の価値を委ねるから、道が見えなくなる。
学歴を投げ捨てちまうことを恐れるな。
高学歴ニートに悩む方に言えるのは、それだけです。
就職支援サービスを活用しておく
この記事で紹介したエピソードからわかる通り、高学歴ニートや高学歴引きこもりが生まれるのは「学歴への固執とその裏に潜む成功への妬み・コンプレックス」「高学歴の自分にふさわしい求人がないと決めつける傲慢さ」だと言えます。
もちろん、そういったプライドの高さや執念は人生を成功させるために大事ではありますが、そういった暗い感情にすべてを支配されふさぎ込むことは、自分の首を締めて将来の可能性を閉ざす結果にしかなりません。
社会に出てみるとわかりますが、高学歴の人にとって、会社には「こんな人でも働くことができるの?」「なんでこいつが上司で高給もらってるの?」とビックリするぐらい、周りが雑魚ばかりだと感じることも多いでしょう。
「能ある鷹は爪を隠す」ということわざがあります。
仮に読者が高学歴で能力の高い人材であっても、第一に会社で求められるのは「従順で聞き分けの良い新人」や「職場の雰囲気や既存のルールを壊さない中途採用者」なので、それに準じて立ち振る舞うべきです。
そういった「社会人として求められる当たり前の仕草」を身につけて高学歴本来のポテンシャルを活かす第一歩として、まずは20代向けの就職支援サービスでプロに相談シてみることがオススメです。

20代向けの就職支援サービス?
怪しくない?ブラックばかりじゃない?
このように思われる方も多いでしょうから、20代向けの就職支援サービスが成り立つ理由について少しだけ解説させてください。
職歴なしは卒業後3年以内なら「既卒」と呼ばれます。既卒は人材市場では「若いという理由だけで価値がある人材」として需要があります。卒業後3年が経過していても、20代までは未経験職への就職をサポートしている業者は数多く存在します。
これは企業目線で考えた際にも、若手向けの人材紹介サービス経由で採用するメリットが大きいからです。
「企業は完璧な採用ができる!」と思いがちですが、実際にはそうではありません。
企業からすれば、若手の採用の際に判断ポイントとなるのが「すぐに辞めないかどうか?」「社内で問題を起こさないか?」といった点です。「職歴なしかどうか?」「経歴が足りない」「能力がない」といった要素は、実はさほど見られてません。
「採用ノウハウがなく求人を出しても人がこない」
「応募が来ても自社に合うかどうか見抜けない」
「誰でもOKな無料求人で募集したら変な人まで来て面接の負担が増える」
「すぐ辞める社員やモンスター社員の採用だけは避けたい」
こういった悩みを抱える企業の代わりに、就職支援サービスを運営する会社が採用や面接の負担を背負っている…という構図になるわけです。
ここまで説明すれば勘の良い方はお気づきかもしれませんが、就職支援サービスを利用すること自体が「採用企業の代わりに人材の選考や教育を行う=就職支援サービスのサポートをちゃんと受ければまともな職に就ける」ということになります。
自分一人で就職活動する場合に、ゼロから「求人探し→履歴書作成→面接対策」しなければならない負担を、就職支援サービスが代わりにしてくれるというわけです。その証拠に、ほとんどの就職支援サービスでは「履歴書なしで面接可能」となっています。

「自分一人で就職活動しなきゃ…」と思ってたけど
そんなことしない方が実は効率的だった…!?
企業目線で見た場合も、無料求人で「誰でも応募できる」状態にするよりは、実績のある就職支援サービスを経由して人を雇った方が「すぐ辞める人材や問題社員を採用するリスクを減らせる」というメリットがあります。
ですので、採用に慎重で「いい人ほどを雇いたい」という優良企業ほど、実は表に求人を出さず、就職支援サービスを経由して人を雇おうとするわけです。

今までハローワークや無料求人サイトで
条件の良くない求人ばかり見ていた時間が
無駄だったかも…
この記事に訪れた「仕事の探し方がわからない…」という人ほど、就職支援サービスに相談した方が間違いのない仕事選びができるはずなので、この機会にチェックしてみてください。