「専門学校に通ったけど就職できなかった…」
「内定がないまま専門学校を卒業してしまった…」
「専門学校卒の経歴だと就職は厳しいと感じる…」
「専門学校卒業後、社員になるべきかフリーターになるべきか悩んでいる…」
このようにお悩みではありませんか?
専門学校では、流行りで人気のあるカリキュラムを取り扱っています。たとえば「デザイン、イラスト、音楽、服飾、美容、アニメ、ゲーム、声優、パティシエ」など、最近では「同人、YouTuber/VTuber、eスポーツ」などを扱う専門学校もあります。
これらは「好きなことを仕事にする!」「やりたいことを仕事にする!」という広告イメージで宣伝されることも多く、中には「就職内定率100%!」と宣伝文句を扱う場合もあります。
しかし、専門学校に通って就職できない、または就職できなかった苦い経験のある方は薄々ご存知かもしれませんが、上記のような「やりたいことを仕事にできる」というのは「あくまでそのチャンスを得られる」程度でしかなく、また就職内定率には「求職希望者のみをカウント」「一般職に就職した人も含む」「アルバイトなどの非正規雇用形態も含む」などの条件付きです。
つまるところ、専門学校で実力を発揮したり精力的に活動してチャンスを得た人は関係ある仕事に就けるが、そうでない人は就職内定率にすら加えられていないこともある…というのがビジネスとしての専門学校実情です。
よりわかりやすく言えば、一部の素質や才能のある人は優遇されるが、そうでない大半の人は専門教育を受けた意味がない就職先に斡旋されるというのが、ビジネスとしての専門学校の構造だと言えます。
もちろん、専門学校卒のOB/OGであれば、専門学校が用意している就職サポートサービスを受けられるなど、建前上は卒業後のアフターケアもあるのですが、入学当初と違ったキャリアを薦められることに気乗りしない方も多いことでしょう。
とはいえ、就職できないままニート(無職)やフリーターなどとして過ごすことも、貴重な20代の期間を無駄に過ごしてしまい、後悔することになりかねません。
いずれにしても、今までの学歴や現在の状況、就職や転職の現実を知った上で、
- 専門学校入学当初に目指していた職業を追うべきなのか?
- 専門学校で学んだことを活かした就職先を見つけるのか?
- 専門学校で学んだことは切り離して他の職種・業種に就くべきなのか?
といった悩みや選択肢を整理し、自分自身で納得のいく決断をしなければなりません。
そして、上記のような悩みや選択肢は、どれが正解という答えが存在するものではなく、最終的に正解かどうかを決めるのは自分自身です。
そこで当ページでは、上記のような事情を踏まえた上で、専門学校から就職できないで悩んでいる方に向けて、これからどのような選択肢が考えられるのか、またどのようにして就職先を見つけるべきなのか、参考になりそうな情報をまとめてお伝えしていきます。

就職できない専門学生でも
しっかり就職できるように
必要な情報を解説していきます
専門学校からの就職が厳しい理由とは?卒業しても就職先が決まらない原因は?
専門学校への進学は、特定の分野の技術と知識を身につけるため有効な手段です。
しかし、専門学校を卒業したからといって必ずしも就職につながるわけでない厳しい現実も知っておかなければなりません。
ここでは、専門卒生がよく陥る就職活動失敗の原因を解説していきますので、自分の置かれた状況と照らし合わせてお読みください。
学業と就職活動の同時進行が困難
しばしば、就活生より批判されることもある「学業と就職活動の同時進行が困難」との理由により、就職活動に力を入れることができず、就職できないまま卒業してしまう事態になることがあります。
就職活動を本腰入れて行うとなると、
- 企業説明会への参加(イベントへの参加、交通費負担)
- インターンシップへの参加(時間的な拘束)
- 履歴書作成(自己アピールを考える手間)
- 面接対策(模擬練習などの手間)
- 面接前後の企業とのやりとり(連絡対応の手間やストレス)
などの負担がかかります。
また、学業以外にも、学生生活最後の一年間は他に集中しないといけないことと就職活動の時期が重なり、多忙になることがあります。
たとえば、芸術系の専門学生であれば「卒業制作と就職活動の同時進行が困難」、大学生の場合なら「論文作成と就職活動の同時進行が困難」といった例です。

学業と就職活動を同時進行すると
かなりの負担になんですよね…

就活生からも
「同時進行は無理」と
批判されることもあるぐらいだからね…
専攻過程が狭いのでキャリアの融通が利きにくい
専門学校の多くでは、専攻課程(学校内で扱っているカリキュラムや技術分野)が大学よりも狭いという欠点があります。
これにより「途中で向いてない分野から専攻課程を変えたい」「入学当初目指していた就職先を変えたい」という悩みが出てきても、対応しにくいという問題が生じます。
日本でも最大規模の「日本工学院」では、芸能(デザイン、音楽など)や工学(建設・電子機会)、医療系も取り扱い、東京工科大学への編入制度もあるため、この問題にある程度応えられる制度が整っていると言えます。
一方で「ESPエンタテインメント」は音楽・芸能分野が中心、「モード学園」「文化服装学院」は服飾系(ファッション・アパレル・美容)が中心、「HAL」はクリエイター系スキルが中心、「代々木アニメーション学院」「東京アニメーター学院専門学校」はアニメ・漫画・イラストなどが中心と、習う技術が通用する業界がかなり限定的だと言えます。
したがって、専門学校在学中に「この分野は向いてないかも…」「この業界で就職するの難しい…」との思い悩んでも、融通が効きにくい問題があります。
就職活動に本気になることも辞めることもなく、惰性で卒業してしまうことになるのです。
専門学校を卒業したから必ず就職できるわけではない ~就職率100%の罠~
意外と知られていない事実ですが、就職できないまま専門学校を卒業する人はかなり多いです。
専門学校を卒業する方、あるいは既に卒業された方は、周りの同級生の就職率を見てみれば、それは実感できることかと思います。

あれ?
でも専門学校のパンフレットで
よく「就職率100%」て言われてませんか?

あれは典型的な数字トリックで
都合のいい集計方法で100%にしてるだけだ
専門学校のキャッチフレーズで「就職率100%」と書かれていることが多いですが、そのほとんどが「アルバイトなどの形態も含む」「求職希望者のみをカウント」するなどの方法で計算されています。

つまり…
自分が希望する就職先が決まらなかった人は
カウントしてないということだ!

それってあまりにひどくないですか?

ひどいとは思うが
専門学校はビジネス的な側面もあるので
仕方のないことだとも思う…

でもどうしてそんなことになるのかしら?
せっかく高い学費を払って入学したというのに…

それは主に以下の2つの理由が考えられる

それぞれ解説していこう!
専門学校の就職先の受け入れ口はあまり多くない
就職できないまま専門学校を卒業してしまう人が多い理由として、専門学校の就職先としての受け入れ口があまり多くないことが考えられます。

専門学校って
そんなに就職先が少ないんですか?

大手の専門学校ならともかく
小さめの専門学校はコネ・人脈頼みなので
求人が少なくてもおかしくはないだろうね
専門学校・大学ともに、就職先求人の多くが事務的に処理されているため、企業に対しての営業力のない専門学校では就職先がほとんどないことも十分に考えられます。
また、専門学校で学んだことが活かせる就職先があったとしても、待遇が悪かったり労働条件が良くないことも…。

専門学校でしっかり勉強しても
就職先の条件が悪すぎるなんてこともあるんですね…

「選択肢が少ない=就職先が見つかりにくい」と考えると
専門学生は就職先が見つからないまま卒業してしまうことが
増えてしまうわけだな
人気職業の就職倍率が激しくまともな就職先が見つからないことも…
専門学校では特定の分野、限定に特化した教育を受けるため、その分野が人気職業であればあるほど競争率は憂えます。そして、学校が提供できる就職先の数は限られているため、実際には良い就職先が実現しないこともあります。
専門学校に通う生徒の多数の学習が高くなくプロとして通用するまで育たない
専門学校には、特定の職業に就くためのスキルを磨きたいという高い生徒もいますが、残念ながらすべての生徒がそのような熱意を持っているわけではありません。 一部の生徒は、具体的な目標を持たずに、あるいは他の選択肢が順調に進学することがあります
就職できなかった専門卒はどうなる?その末路は?
就職先が決まらないまま専門学校を卒業してしまうとどうなるのでしょうか?
専門学校を卒業し、期待通りの就職ができなかった。 そんな経験をした人は意外に多いかもしれません
就職出来ないまま専門学校を卒業した人は、主に以下の3パターンに分かれます。
▼就職出来ずに専門学校を卒業した人のその後は?
- 専門学校で学んだこととは関係ない仕事に就く
- フリーター(あるいは非正規労働者)として働く
- 就職出来なかった反動でニート(無職)になる
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
新卒生や大卒生より不利な状態で就職/転職活動しないといけない
就職できなかった専門卒が一度卒業してから再度就職活動を行う場合、新卒や大卒生に比べて不利な状況になってしまうことがあります。 なぜなら、卒業後は「既卒」という立場になり、新卒採用の枠と競争することになるからです。
就職できないまま専門学校を卒業してしまう人が多い第二の理由として、大卒との就職争いだと専門卒は不利になりやすいことが考えられます。

専門卒と大卒が就職先探しで争う事なんてあるんですね…

大卒との差は多くの専門卒の人が痛感していることだね
専門学校からの就職は新卒生同様の扱いを受けるため、大卒生と採用の枠を奪い合うことになりがちです。
また、大卒と比べて専門卒の場合は給料面で条件が悪いことが多い点も、就職先が決まらない理由の一つだと言えます。

えぇ…
これって専門卒って大卒と比べて
何一ついいことないんじゃ?

書類上の経歴・学歴だけなら
専門卒は確かに就職・転職で不利になりやすい現実は否定できないね

そんな…
学歴だけでチャンスがなくなるなんて…

まあまあ落ち着いてくれ

年齢によっては専門卒でも学歴関係なしに
就職・転職を有利に進められる方法がある
専門学校卒業後にフリーターになると不利になりやすい?
専門学校卒業後に正社員として就職せず、フリーターになろうと考えている人もいることかと思います。

専門学校卒業後に
フリーターになると
その後不利になるんじゃ…?

結論から言えば
不利になりやすいのは間違いないな

というのも学歴関わらず
卒業後3年以内なら「既卒・第二新卒」として
未経験職に正社員として採用されやすいからだ
転職市場では「第二新卒(卒業後3年以内に辞めた人)」「既卒(就職先が決まらずに卒業して3年以内の者)」という区分があり、新卒生同様に就職・転職で非常に有利になりやすい時期です。
※「卒業後3年以内」はあくまで目安で、20代のうちであれば第二新卒・既卒向けの求人やサービスを利用できる傾向にあります。

うーん…
でも20代のうちならOKなら
フリーターとして働きながら
就職活動するのもありのような…

もちろんそれもありだが
特別に会社の裏の採用事情を教えておこう

実は国の助成金制度で
卒業後3年以内の若者を採用すると
企業側にメリットがあるという制度があってだな…

以下の表のように
企業側は既卒者を採用して定着させると
助成金が得られる制度があるんだ

はっ…!
ってことは卒業後3年以内の人が採用されやすいのは
企業側が助成金を国から受け取れるからなんですね

そうそう
逆に言えば卒業後3年以上経過すると
問答無用で書類選考すら通らないことも増えるってわけだ

ということは専門卒でも
卒業後3年以内に就職先を決めておかないと
その後苦労しやすいってことですね!
専門学校卒業後にフリーターとして過ごすことは、第二新卒・既卒(卒業後3年以内)の正社員として採用されやすい期間を逃すことになりやすいため、あまりオススメできません。
卒業後3年以内の期間の採用されやすさを差し引いても、20代のうちのキャリアをフリーターとして過ごすことは転職が盛んな現代においてはデメリットが大きいと言えます。
ですので、特別な理由がなければ、まずは正社員を目指した方が後々の人生のためになるはずです。
後のキャリアを考えても若いうちに職歴がないことはハンデになる
初期のキャリア形成は、その後のキャリアアップに大きな影響を与えます。若いうちに職歴が積めないと、それが将来的なキャリアの幅を狭める可能性があります。キャリア形成の初期段階で適切な職務経験を決めることは、その後のスキルアップやキャリアアップのために重要です。
専門学校は、基本的には「技術職養成所」と言ってもいいです。
現場に入ってもすぐ使い物になりやすいように、専門学校で業界の技術を学ぶわけですね。
つまり、他の業界では応用しにくい技術・経歴になるわけです。
一方、大学であれば、社会人に求められる総合的な能力を養うため、色々な学問を学び、応用力の高い人材を育てるわけです。
実はこれ、結構な差なんですよ。
というのも、日本の会社では、学歴キャリア組が組織の上で指示を出して、技術職が下で働く…という構造をしているわけです。
極端な話、高学歴キャリア組であっても一般職の基礎さえ出来れば、十分に専門学校から入れる業界の仕事も出来るんです。
デザイン業界であれば、広告代理店でデザインを発注する側。
ゲーム業界であれば、売上を分析して新しいプロジェクトを提案する立場。
この差は、実際に社会に出て仕事してみなければ、わからない事実です。
こういった立場の仕事であれば、専門技術を極めずとも、転職も十分可能な立場なわけですね。
一方で、専門学校で技術しか学んできていない学生は、その道を極めていくしか、道がないわけです。
「好きなものこそ上手なれ」「手に職」などとは言いますが、それは逆に言えば、一度目指した道を極める以外の選択肢が少なくなっていく…ということでもあります。
そして、さらにダメ押ししておくと、技術職で求められるのは実務経験、現場でどれだけの仕事をこなしたか…ということです。
いくら学校で作品をつくっていようが、仕事での制作経験がなければ、それは大して評価されません。
新卒の段階や卒業後数年の間であれば、学生レベルの作品・技術でも「見込みあり」「育てれば戦力になりそう」などと、評価してもらえます。
しかし、卒業して数年経つと「今まで何してたの?」「その年齢で実務経験なければ採用できない」という風に、見向きされなくなってくるわけですね。
そうならないためにも、技術や作品を仕事にするような業種であれば、何が何でもまずは業界に入って、経験を積むべきです。
業界の下っ端のようなバイトであっても、実務経験があるかないかは、天と地ほどの差になります。
そして、業界に入って真面目に仕事すれば、人脈やコネも出来ます。
才能や能力が足りなくても、努力しておけば何かしらの結果にはつながるんです。
ですので「好きなことややりたいことを仕事にしたい」という気持ちが少しでもある、専門学校の既卒者は、いち早く行動して、何が何でも業界にしがみつくことを意識してみてください。
考えたり、悩むのは、仕事が一人前にこなせるようになってからでも遅くはありません。
その時には、見えていることも、考えるための判断材料も、今とは段違いですからね。
実務経験さえあれば転職の可能性も確保できますし、貯金があれば学び直すことだって出来ます。
まずは何が何でも、働き口を探してみてください。
就職できなかった後悔や挫折を引きずったままフリーターやニートでダラダラするハメに…
就職活動に失敗したことによる後悔や挫折感を引きずり、フリーターやニートになってしまうケースもあります。
専門学校で習ったことと関係ない仕事に就くべき理由とは?
専門学校を卒業しましたが、専門分野の職に就くことができませんでした。 そんな状況に直面した時、どうすれば良いのでしょうか?
専門学校から就職する人の中には、専門学校で学んだことと関係ない仕事に就く方もいらっしゃるかと思います。

専門学校で学んだことと
一切関係ない仕事に就くのはありなのかな…?

せっかく学んだスキルが活かせないのはもったいないし
専門学校卒の学歴じゃいい仕事にも就けなそう…
専門学校から関係ない仕事に就く場合、多くの方は、
「専門学校で学んだことが活かせない仕事はダメだ…」
「専門学校卒業の学歴じゃどこにも採用されない…」
…と不安に感じてしまうかもしれません。
これに関しては、むしろ専門学校で学んだことと関係ない仕事も選択肢に入れておいた方がいいです。
前述の通り、卒業後3年以内であれば「既卒・第二新卒」として扱われるため、学歴問わずに企業から採用されやすいからです。
既卒・第二新卒から採用される場合、特別なスキルや学歴はなくても未経験から様々な職種に挑戦可能なので、専門卒で就職先が決まらない方は関係ない仕事に就くことも視野に入れた方が選択肢が広がります。

専門学校で学んだ
知識やスキルにこだわらず
様々な職種を
選択肢に入れておく方が
良さそうですね!
専門学校の履修内容次第では「現実的な選択肢」となる
専門学校のカリキュラムは、一般的な教育よりも特化した内容を教えるため、卒業後の就職先が限られてしまう場合があります。そのため、専門学校で習うことと異なる分岐に進むことは、専門的なスキルを必要としない業界や、新たなスキルを学ぶ機会が多いなど、実は現実的な選択肢となり得ます。
専門学校で習った内容に関連する業界への就職はやや有利
また、専門学校で習った内容に直接関係なくても、同じ業界内の一般職に就いて考えてみてください。 それは、専門的な知識を活かすことができるだけでなく、その業界でのキャリア形成にも繋がります。
研修制度のある企業や就職/転職支援サービスを有効活用できる
未経験者OKの求人や、研修制度の充実した企業を選ぶことで、新たなフィールドでスキルを身につけるチャンスを掴むことができます。また、求職者を支援する各種サービスも有効に活用しましょう。これらを利用することで、自分のキャリアを広げる新たな可能性を見つけることができます。
就職先が決まらないまま専門学校を卒業した人が今すぐ行うべきこと
専門学校を卒業したけど、就職先がまだ決まってない。
そんな状況に追い込まれているあなたは、一体どうすれば良いのでしょうか?
ここでは、そのような状況にある人がすぐに行うべき行動や活用すべきリソースについて詳しく説明します。
というわけで、就職が決まらずに専門学校を卒業してしまった既卒者は、今すぐ行動すべきです。
アルバイトしているなら、掛け持ちで就活。
そうでなければ、毎日就活。
「就活」には、正しい方法はありません。
専門学校の就職サポートを活用する
専門学校は、学生の就職をサポートするための様々な制度を持っています。 これらのサポートは、学生が卒業した後も利用可能な場合が多いので、積極的に活用しましょう。
専門学校のサポートセンター次第では、キャリアカウンセリングや模擬面接の実施、求人情報の提供など、様々な形で就職活動をサポートしてくれることもあります。
基本的に、専門学校はビジネスでやっているところもありますので「卒業生を就職させる」ことに力を入れています。
ですので、基本的には卒業後もしっかりとサポートしてくれることが多いんです。
また、専門学校には「その専門学校卒の講師」というのもいますが、そういった就職面でのバックアップは結構しっかりしています。
ですので、専門学校の既卒の方は、まずは専門学校の就職サポートを最大限に活用しましょう。
ハローワークや求人サイトを活用する
ハローワークや求人サイトは、就職活動における大切なツールです。ハローワークは、公共的な機関であるため信頼性が高く、また、就職支援の専門家から直接アドバイスを受けることもできます。求人サイトは、多種多様な求人情報を随時提供しており、自分の条件に合った仕事を探すのに非常に便利です。
自力で会社を探す(専門学校で専攻したスキルを活かす職業に就きたい場合)
どうしても専門学校で習得したスキルを活かす仕事に就きたい場合、求人情報を漁るだけでなく、自発的に企業を見つけ出して直接応募する方法もあります。
まず「やりたいことを仕事にしたい!」と思っている既卒生は、気になる仕事の関連した会社に「新卒生採用していませんか?」と、片っ端から連絡いれまくるぐらいの気合いで望みましょう。
『就きたいと思う会社に「採用していないか?」と片っ端から連絡する』
シンプルでリスクなしで試せる方法なのに、試してる学生さん少ないですよね。
断られたところで、経歴も何もない学生や既卒であれば、何の損失もありません。
ところが、意外と試す学生は少ないのです。
なぜなら、今時の学生は「求人票見て応募する」という方法でしか、就職する道がないと考えているから。
しかし、実はそうではありません。
専門学校とコネがなく、採用の告知も自社ホームページでぐらいしか出来ない会社…そういう「求人を出していないけど、採用したいと考えている会社」というのも、結構あるんです。
あるいは、新卒で採用した人材がすぐに辞めた…という可能性もありえますね。
このような会社であれば、既卒の専門学生でも、チャンスはいくらでもあります。
また、採用基準の厳しい大企業や人気企業であっても、連絡してみれば「バイトからなら〜」「ウチは無理だけど、関連会社の〇〇なら紹介できるよ」という可能性もありますからね。
とくに、小さな企業も多いクリエイティブ・IT業界であれば、こういう話も珍しくはありません。
「就職先がないから諦めよう…」というのは、日本全国の会社に飛び込み営業してみて、全会社に断られてからです。
そこまで本気でやれば、専門学校の既卒でも、自分の就きたい仕事に就けます。
20代向けの就職支援サービスを活用しておく
専門学校に通ったものの就職できない人、または就職できないまま卒業してしまった人で、一刻も早く就職をしたいなら20代向けの就職支援サービスを活用することをオススメします。
就職支援サービスは、専門学校の就職サポートセンターやハローワークなどの求人サイトと比べて、
- 民間企業や一般職への就職に強い
- 20代なら未経験からでもサポート対象(30代以降も対応業者もあり)
- 履歴書送付なしで面談にたどり着ける
- 給料の良い仕事や待遇の良いホワイト企業を紹介してくれる
- ビジネスマナーなどの研修も行ってくれる
など、20代の若手であれば学歴や経歴を問わず、手厚いサポートを受けて優良企業に就職することができます。
自分一人で就職活動を行っても、
- 書類選考だけだと大卒生より不利になりやすい
- 受かる求人とそうでない求人を見分けれない
- その結果、ブラックな求人しか受からない
など、就職活動で失敗してしまう原因ともなってしまいがちです。
その点、就職支援サービスではプロのアドバイスを受けられたり、求人選びも行ってもらえるため、専門学校で習ったことと関係ない仕事を見つける上で、非常に心強いと言えます。

これから紹介する
就職支援サービスに登録してみて
学歴で不利にならない
就職先を見つけてみてください