「ニートだけど誰かに助けて欲しい…」
「でも誰も助けてくれない…」
「抜け出したいけど抜け出せない…」
「お先真っ暗に感じる…」
「もうどうすればいいかわからない…」
このようにお悩みではありませんか?
誰かに助けてほしいのに、助けてもらえない。
誰に相談すればいいのかも、わからない。
現状を変える手段もない。
動きたいのに動けない。
…死にたい。
ニート状態が続くと、このように思考ががんじがらめになって、誰かに救いを求めたくなってしまうものです。
そのような状態になった場合、一体どのように抜け出せばいいのでしょうか?
また、誰に助けを求めるべきなのでしょうか?
この記事では「ニートが助かる方法」をご紹介していきますが、助かるかどうかは読者次第です。
待っていても、誰も助けてはくれない
まず「助けて!」と声なき声で叫ぶニートの方にお伝えしたいのですが、待っていても誰も助けてはくれません。
その理由は単純で、ニートになってしまう人は他人の助けを今まで拒否しているからです。
世の中、冷静に見渡してみると、いくらでも救いの手は差し伸べられていますし、チャンスも転がっています。
ただ、本人が気づいていないだけです。
たとえば「助けて!」と悩むニートの方は、以下のことに心当たりはありませんか?
- 仕事に関して心配してくれる親や友人に、否定的な態度で接している
- 求人を紹介してくれる相手に、不満や愚痴ばかり言っている
- ニートから抜け出す提案に対しても「向いていない」「自分は〇〇だから」とやらない言い訳ばかりを言って、試しに使ってみることすらしない
こういった助けてくれる存在を否定し続ければ、そりゃあ誰も助けてくれなくなって、当たり前です。
自分で自覚していないところで、何度も救いの手を突っぱねて、自らチャンスを潰しているのですから。
心当たりがあるのであれば、今すぐ改めましょう。
最初の一歩は自分で踏み出す必要がある
「助けて!」と思うニートの方は、根本的に受け身すぎます。
常識的に考えて、スマホに「助けて!」と入力しただけでは、誰も助けてくれないに決まってます。
かと言って「すべての人間がニートを見放すか?」と言われたら、そんなことはありません。
日本はなんだかんだで社会保障が充実しているので、失業者から生活保護者まで助けてもらえます。
ですが、それですら自分から申請しなければ、国から助けてもらえません。
最初の一歩は、何が何でも自分で踏み出さなければいけないのです。
それはなぜか?
自分自身で選んで決断出来ない人間は、結局「何も変わらないし、何も変えられない」からです。
そういう人間は「親に言われたとおりに学校に行って、教師に言われたとおりに勉強して、会社の与えられた通りに仕事をこなして、世間体のために大人を演じる」だけの人生しか送れません。
生活保護者ですら、世間体を捨てて生活保護受給申請している点では、むしろずっと受け身で生きている無能な正社員よりはマシです。
で、そういう受け身の人は、一度レールから外れてしまったら、自分の意志で立ち上がることが出来ないのです。
しかし「ニートだけど誰か助けて!」とお悩みの読者は、もうそんなことは何度も何度も自分に言い聞かせて、嫌でもわかっているはずです。
にもかかわらず、最初の一歩が踏み出せないから、悩んで苦しんでいるのだと思います。
私自身も、そうでしたから。
自分の力だけで挫折から立ち上がるのは、本当に難しいです。
普通の人であれば、家族や友人、あるいは仕事仲間の助けを借りて、立ち上がります。
ですが、ニートの場合は「意図して自分から孤独を選んでいる」わけですので、ある意味でその代償でもあります。
ですので厳しい言い方になりますが「自分自身で選んだニートという選択肢なんだから、そこから抜け出すための一歩も、自分で選ばなければいけない」のです。
それが1人の人間として「自分自身で選んだ人生に責任を持つ」ということです。
ニートが踏む出すために”きっかけ”が必要
「人間追い詰められないと必死にならない」とは、よく言います。
ニートで「助けて!」と思っている人も、自分が必死になれる環境に飛び込める、何かのきっかけが欲しいのだと思います。
…ですが、求人票を見てみても「イマイチ魅力を感じない仕事ばかり」ですし、あるいはネットのニートの就活情報も「なんだかビジネスでやっているだけで信用できない…」という感じで、きっかけはどこにもありません。
もし、私がニートを助けられるとすれば、その「小さな…だけど大事な最初の一歩を踏み出す勇気ときっかけを、読者に与える」ことが出来るからです。
別にこれは私だけではありません。
誰にでも出来ます。
逆に、他人が行動したり変わるためのきっかけを奪うことは、さらにカンタンにできます。
やり方は、いたってシンプル。
「ニートに就職は無理」
「ニートなんて雇いたい会社、あるわけねえだろ」
「ニートはお先真っ暗、ブラック企業で働くしか道はない」
…と、ネット上に書くだけでいいのです。
すると、自分に自信のないニートは、いともたやすくそれを信じます。
もちろん、少し社会を知っている方であれば、そんなものはすぐにウソだと気づきます。
しかし、社会経験の浅いニートは、まるで子供がサンタクロースの存在を信じているように、ニートに就職は無理というウソをカンタンに信じてしまうのです。
自分が変わるためのきっかけを欲しがるのと同じぐらい、人は「自分が変わらないためのきっかけ」も求めるものです。
ですので、一度冷静に「自分は本当に他人に”助け=変わるきっかけ”を求めているのか?」と考え直しましょう。
読者が「本気で変わりたい!」という意志があるのであれば、私はいくらでもきっかけを与えることが出来ます。
たとえば、以下の記事では私自身の経験から「ニートが就職できないシンプルな理由3つ」を紹介していますが、読んでも実践しない人が9割です。
関連:就職できる気がしないニート必見!何もできないニートでも○○さえあれば採用される!
残念ながら、そういう人は「きっかけがあっても何も変わらない」ので、誰も助けてはくれません。
人が他人を助ける条件は単純で「助けるだけの力があって、なおかつ相手がその恩に報いる見込みがある場合」のみです。
借金を借り受けるのに社会的信用が必要なのと同じで、人を助ける場合も「恩にしっかりと報いてくれる」ことが前提です。
ニートの方で「助けて!」と思っている方は、一度しっかりと「自分は他人に助けてもらって、その恩に報いられるだろうか?」と考え直してください。
でなければ、本当に誰も助けてくれません。
「助けてもらう」のではなく「自分の力で助かる」
社会には、残念ながらニートをゼロから助ける仕組みが存在しませんし、助けてくれる人もいません。
その理由は単純で「他人に助けてもらうのが当たり前だと思っている人間は、自分から一切努力しなくなる」からです。
たとえば、見知らぬ他人が「助けて!」と言ってきて最初は親切心で助けたとして、その後も何度も助けを求めてきて、そのうち「助けてもらって当たり前!」と思っているのであれば、ずっと付き合い続けたくないですよね?
助けを求めているニートも、同じように思われています。
「誰かに助けてもらって就職して、楽になりたい…」と思っているのであれば、その考えは捨ててください。
「助けてもらう」のではなく「自分の力で助かる」のです。
この本質をわきまえずに「他人に助けてもらいたい=依存したい」と思っている人は、残念ながら助かることは出来ません。
ですが、仮に読者のあなたが1ミリでも自分から行動して助かる気があるのであれば、それは「変わる意志がある」「勇気を持っている」証拠です。
もちろん、その意志が伝わらないで他人から否定されることもたくさんありますし、途中で折れたくなることも、何度もあります。
経歴に空白期間があればあるほど、そういう目で見られるのも事実です。
しかし、しっかりと「今まではニートだったが、採用してもらえたら恩に報いる気はある」と企業側に伝えられれば、採用される確率はゼロではありません。
時代がいくら変わっても、人と人との関係はそういう「義理人情の世界」が根っこの部分にあるのです。
そこを忘れて「手続きどおりに書類送っておけばいいや」「テストで100点とる感覚で面接を受けよう」と思っていると、本質を見誤ります。
学校で成績優秀で100点ばかりとっている生徒が悩みを相談しなければ教師から一切心配されないように、ニートもマニュアル通りの対応しかしないのであれば、誰も心配などしてくれません。
差し伸べられた手のひらに、気づけるかどうかはあなた次第
以上のように「助けて!」と悩むニートの方に、自分を助けるための考え方をご紹介してまいりました。
何度も言ってますが、他人が「ニートを助けるためちょっとしたサポート」「ニートが変わるためのきっかけ」は与えられますが、最後には「自分自身の力で自分を救う」しかないのです。
そうすれば、自然と自分に手のひらを差し伸べてくれている人の存在や、変わるきっかけ・チャンスを与えてくれている存在にも気づけます。
もし気づけていないのであれば、それは心のどこかで「いつか白馬の王子様が自分を助けてくれる…」「とらわれの王子様を助けてくれるオーロラプリンセスがいる…」と信じているからでしょう。
残念ながら、そういうのはディズニー映画や朝の女の子向けアニメの中のお話です。
現実は待っていれば何かが変わるほど、やさしくはありません。
どんなに痛みを抱えていても、やせ我慢し続けていては、誰も気づいてはくれないのです。
「助けて!」と思っているニートの読者の方だって、心のどこかでは「自分の意志で勇気を持って一歩踏み出したい」と思っているはずです。
でしたら、もう答えは決まっています。
失敗しようが笑われようが、自分自身の意志で最初の一歩を踏み出すしかないのです。
私にできることは、そういった声なき声で叫び続けて助けを求めているニートの読者に、自分で自分を助けるきっかけを与えることぐらいです。
本当に助かるかどうかは、読者のあなた次第です。
20代向けの就職支援サービスを活用して、助けを借りよう
ニートから抜け出すには並々ならぬ努力が必要です。
そもそも、通常の就職活動や転職活動でも厳しいというのに、生活に不安があったり、仕事での成功体験の少ないニートが自力で就職しようというのは、難しい話なのです。
ですので、ニートから抜け出したいと悩んでいるなら、20代向けの就職支援サービスを活用して、しっかりとプロに相談してみるのが一番の近道です。
20代向けの就職支援サービスは、通常の転職サービスと違い、
- 未経験からでも無理なく正社員になれる
- アドバイスしてくれるプロも早期退職や無職経験あり
- 面倒な職務経歴書作成なしで面接までたどり着ける
- 内定率が高いので書類選考に落ち続けるリスクが大幅に減る
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