突然ですが「自分はやればできる人だ」と思ってませんか?
それ、あなたが自分の潜在能力や可能性を信じている証拠です。
なぜそう言えるのか?
やればできるという自信は、裏を返せば「あえて本気を出さない」「やるべきこととそうでないことを見極めてる」からこそ、確信となるのです。
逆に言えば、どうでもいいことに労力を割かないで「あいつは無能だ、仕事ができない」とか思われても、気にする必要はゼロってこと。
こういう「他人の評価なんてどうでもいい」ってのも、実は仕事ができる人の特徴の一つ。
しかし、世の連中はぎゃあぎゃあうるさいので「頑張ってない人は出来ないのと同じ」とか「結果が出てないのはやる気がない証拠」とか言い出すんすわ。
で、そういう奴らに「あいつは仕事ができない」とか言われると、やればできる人もできない人間側になってしまうって構造なわけ。
思い当たる節があるなら、それはあなたがやればできる人側な証拠。
この記事では、そんな「やればできる人」の能力を覚醒させるため、あらゆるヒントをお伝えしていきます。
読み終わる頃には「やればできる人」からワンランク上の「息するように結果を出す人」の視点が身につくことでしょう。
実は仕事ができる・本当に仕事のできる人の特徴とは?
実は仕事ができる人・本当に仕事ができる人はどのような特徴があるのでしょうか?
筆者が見てきた人物の中でも「こいつ…!実はできる…ッ!」と感心してきた人の特徴をご紹介していきます。
先が見えているので期限内に仕事を片付けられる人
実は仕事が出来る人は先が見えているため、どんな仕事も期限内に終わらすことができ、いつも余裕を持っています。
逆に仕事の出来ない人は、
- 納期前まで仕事を溜め込む
- 仕事を早く終わらせすぎて逆に仕事を振られる
- 何をすればいいかわからないまま無駄な時間を持て余す
…など、先が見えないばかりに目の前のタスクに追われがちです。
もし、職場にいつも余裕を持っているような人物がいたなら、それはもしかしたら「実は仕事のできる人」かもしれないので、仕事っぷりを観察してみるといいでしょう。
仕事で手を抜くのが上手い
実は仕事ができる人は、仕事で手を抜くのが上手いです。
仕事で手を抜くのが上手い人の例
- 無駄な仕事に時間をかけない(プレゼン資料の作成など)
- 真面目に仕事しても評価してくれない相手の前では本気出さない
- 割に合わない仕事は受けない
「仕事ができるのかできないのか、判断がつかない…」という感じで周りを泳がせるのが上手なので、自分で自由にやるべき仕事とそうでない仕事を分けて請け負うことが出来るのです。
また、あまりに仕事が出来すぎると、周りと足並みが揃わなかったり、あるいは上司のひいきに対して周りから嫉妬を買うなど、いいことばかりではありません。
ただし注意点としては、上司や人事の見る目があると、手を抜いてもバレバレなこともあるので、そこは適度にコミュニケーションをとって相手の評価や心象を知っておくなどの根回しも大事でしょう。
人付き合いの線引きがしっかりしている
仕事でストレスとなりやすいのが「人間関係・対人関係」です。
当サイトでも仕事での人間関係に関する記事は多いですが、たくさんの方が職場の人間関係を理由に転職しているぐらい、仕事での対人関係は大事です。
それを実は仕事が出来る人はよくわかっていますので、仕事における人付き合いの距離感のとり方や線引きが、実に上手いです。
仕事での人付き合いの線引きが上手い人の例
- 無駄な飲み会には参加しない(ただし、重要な場面では参加する)
- プライベートの話ははぐらかす・受け流す
- 年収・給料などの話はしない
仕事ではプライベートまで付き合いを強要されることも多いですが、最近の若者はプライベートに干渉されることを嫌う傾向にあり、飲み会などの文化を見直している企業も増えています。
職場での人間関係・対人関係に関しての価値観は、その会社・業界の社風や規模、あるいは上司や経営者の人柄でガラリと変わるものです。
今の職場の人間関係が合わないと感じているのであれば、前向きに転職を考えておくのもありでしょう。
容量良く上司の指示を無視する
実は仕事の出来る人は、意外なまでに他人の指示を無視して、一見すると言うことを聞いてないように思われる人が多いです。
ですが、なぜか周りから嫌われたり、反感を買うようなことはあります。
それはなぜか?
上司にしろ、取引先やクライアントにしろ、必ずしも正しい指示をするとは限らないです。
たとえば、上司が「〇〇の資料集めておいて」と頼んだ場合、仕事が出来る人はその指示を無視して資料を集めないこともあります。
それは「なぜ、上司は資料を集めろと頼んだのか?」と考え、一手先を読んで行動するからです。
仮に上司の目的が「クライアントに向けてのプレゼンを作るための資料」だとした場合、実は仕事ができる人であれば、
- 資料が必要なくなるほど、その分野に詳しい人を紹介する
- 先にプレゼン相手の調査を行っておき「実は資料を用意する必要がない」と気づき、上司を説得
- 上司が資料を参考にする手間がなくすために、資料の要点や概要をまとめた上で上司に報告
…など、結果的に上司の指示を無視したにも関わらず、上司の要求に応えてしまうわけです。
もちろん、それを独断でやれば思い違いを起こすこともあるので、やりすぎは禁物です。
また、このレベルまで仕事ができると「言わなくても出来る人=忖度出来る人」という状態が生まれてしまい、都合よく使われる可能性も高まる点にも注意。
安易に他人に手を貸さない
実は仕事ができる人は、安易に他人に手を貸しません。
なぜなら、人の仕事を奪いすぎると、
- 自分の負荷が増えてしまう
- 職場内に「困ったらあの人に頼めばいい」と甘えが生まれる
- 周りや部下が育たない
…など、チーム全体としてはマイナスの影響があるからです。
また、前述のように「言わなくても助けてくれる=忖度、暗黙の了解」という甘えが生まれ、仕事のできる人ほど割りを食って不満を抱えがちになります。
そして悲しいことに、他人に頼られる・仕事ができてしまう人ほど不満を抱えたまま転職してしまい、職場が崩れてしまうのです。
これは何も社員単位の話ではありません。
会社にしても、あまりに取引先から仕事を安請け合いし過ぎると、
- 相手の要求に応えられない低品質な成果物を納めざるを得ない自体になる
- 不当に低い報酬で受注してしまい、それが当たり前になる
- 自社のキャパを越える業務量を請け負ってしまい、人手不足のブラック企業になる
…など、安易に仕事を安請け合いすることは、リスクを生むこともあるのです。
仕事を断るのが上手い
実は仕事ができる人は、仕事を断るのがとても上手です。
上記の通り、仕事を安請け合いし過ぎることはあまり褒められたことではないのですが、かと言って安易に断りすぎるのも考えものです。
ですので、断る際に、
- 相手を立てておき、仕事をもらったこと自体には感謝しておく
- 断る理由を説明した上で、代案を提示しておく
- しつこい相手にはわざと嫌な顔をして断る
…など、場合に合わせた断り方を用意しているものです。
一方で、仕事のできない・相手の気持ちを汲めない人間は、バカ正直に「出来ません」と答えてしまいます。
人の話を聞くのが上手い
仕事においては、話上手よりかは聞き上手の方が重宝されやすい存在です。
それがなぜかと言うと、
- 職場の複雑な人間関係・人間感情を理解しやすい
- 仕事の愚痴・悩みを聞くことで、相手の弱みを知れる
- 同僚の不満などをいち早く察知して、対策を練れる
- 取引先の隠れた要求・要望を引き出せる
…など、仕事上においても多くのメリットがあるからです。
また、聞き上手であることは、それだけ会社の人間からも信頼されている証拠でもあります。
「努力するだけではどうにもならない」と知っている
実は仕事ができる人は、努力だけではどうにもならないこともあると、よく知っています。
それがなぜかと言うと、本気で取り組んで結果が出せない挫折を味わったことがあるからで、自分の限界を弁えているのです。
ですので、無理しない程度に適度に努力し、仕事での時間配分や労力も上手く分散できます。
一方で「努力すればなんとなる」と思っている人は、何度も同じやり方で失敗してしまい、原因や改善策に気づかず、同じ過ちを何度も繰り返し続けます。
また、会社自体が「努力したところで大してリターンがない」という仕組みですと、多くの場合は努力しすぎない方が、結果として上手く行くものです。
ただし、やる前から努力すらしない人は論外ですので、その点は勘違いしないように肝に銘じておきたいです。
本当に仕事ができる人は転職を考えている
本当に仕事ができる人は、常に転職のチャンスを考えおります。
それには、以下のような理由があるからです。
仕事のできる人ほど転職を考えている理由
- 自身の人材価値を高めるキャリアに関して知っておくため
- 万が一、今の会社で思うように仕事を任さられなくなった場合に備えて
- 社内の人事に不当評価されて、割を食った場合に備えて
- 倒産・リストラに備えて
とくに現代の日本では、終身雇用制度が崩壊してしまっており、転職が盛んな時代になっていますので、仕事ができる人は常に転職を意識しています。
一方で、仕事のできない人は「左遷させられてから転職を初めて考える」「退職してから転職活動を始める」など、事前の準備や情報集めを怠った状態から転職活動を行います。
そうすると、
「30歳以降で未経験職への転職が困難」
「市場価値を高めてこなかったので、他の会社で通用しない」
「年収を上げるための資格・経歴を作ってこなかったので、収入が下がる」
…など、転職先選びにも妥協せざるを得ません。
将来そうならないためにも、早いうちに転職して「常に仕事ができる人」を目指してみてください。
「仕事ができない」のは会社にも原因があるかも?
実は仕事ができる人・本当に仕事ができる人は、今の会社に原因があって思うように仕事が出来ていないのかもしれません。
本当は仕事ができるのに、思うように仕事ができていない人の例
- 今の仕事が向いていないため、適性が発揮できない
- 職場環境が悪く、意思疎通がとれないため、仕事を覚えられない
- 上司の教え方や付き合い方がひどく、本来のポテンシャルが発揮できない
ひどい場合は、ハラスメント・職場いじめなどで追い詰められてしまい、自分が無能だと思い込んでいる方もいますが、職場環境が変われば仕事ができるようになる可能性もあります。
ですので、仕事ができる自分になるためにも、転職を考えてみるといいでしょう。
転職エージェントを活用して自分の能力が発揮できる職場を見つけ出そう
もし、読者の方が「実は自分は仕事ができる」「本当は仕事ができるのに思うように評価されない」と悩んでいるのであれば、一度転職エージェントでプロに相談してみることをオススメします。
転職エージェントとはプロのアドバイザーが相談に乗ってくれ、本当に自分に向いている転職先を紹介してくれるサービスです。
転職エージェントに相談することで、年収が上がる可能性や、より自分の適性を活かして働きやすい職場を見つけ出している方も多いので、ぜひとも転職エージェントを活用してみてください。