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辞めたくないけど辞めたい人の心理。仕事を辞めるのに未練が残る理由とは?

「仕事がイヤだから辞めたい!!!!!(本気で辞めたいワケではない)」

そう思うことは、人間なら誰しもあるはずです。

俗に言う「辞める辞める詐欺」のかまってちゃん心理で「本当は辞めたくないけど、辞める理由が欲しい(あるいは続けるべき理由が欲しい)」と、超めんどくせー幼女心理になることは、誰にだってあります。

恋愛で言えば「倦怠期」ってヤツ。

ニート経験の長い管理人の経験則上、そういう時は絶対に辞めないほうがいいと断言できます。

あなたが仕事を辞めちゃダメな理由はクソほどあるので、ぜひとも心に刻んでおきましょう。

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仕事を辞めてはいけない理由

仕事を辞めてはいけない理由は、辞めてもいい理由よりは、たくさんあります。

辞めたくてしょうがない時は「こんなもん、全部ウソやん…」と思うかもしれませんが、後から思い返せば「全部本当やん…」と思うので、とりあえずウソだと思っても信じてみましょう。

何一つ行動していないから

「仕事を辞めていけない」理由、それはあなたが「何一つ行動していないから」です。

まあ、たとえば「職場の上司がクソ」とか「経営者がセンスない」とか、そういう理由で辞めるのはアリです。

ただし、それはその職場で「今、自分に出来ること」を精一杯やったヤツ限定の話。

仮に「上司がクソ」で辞めたとして、経歴があって、面接用の建前を用意すれば転職先は見つかるかもしれません。

しかし、あなたの心には「前の職場でイマイチやりきれなかった…」という消化不良感と「次の職場も嫌になったら辞めればいいや…」という甘えが生まれます。

仕事辞めたりニート経験のある私からすれば、この「やりきれなかった…」という後悔と「嫌になったら辞めればいいや…」という甘えほど、自分が打ち勝たねばならない”敵”だと思っています。

己の惰性と弱さが生み出すリスクと比べれば、上司がクソとか経営者がセンスないとか、些末過ぎる問題です。

「仕事辞めて、転職先が見つかるか?」なんてことよりも、まずは自分自身と向き合いましょう。

「仕事を辞める」なんていうのは、今の職場でやることやり切った奴が最後に選ぶ手段でしかありません。

「今、自分にすべきこと」が見えているから

 

仕事で「辞めたくなる時期」のひとつに「今、自分にすべきことが見えているから」です。

…そしてなおかつ「その”すべきこと”が自分以外には出来ない」という条件が整っていたら、役満です。

この条件下で「辞めたい」と思うのであれば、それは「”すべきこと”をしたくない」と、傍から見れば「お前、逃げたいだけだろ?」と満場一致でボロクソ言われるレベルでしょう。

たとえば、面倒な管理職候補とか、自分にしかこなせない大きな案件の話が舞い込んでいるとか、海外出張の話が出てきているとか…。

明らかに「自分しか適役がいない」みたいな状況で「仕事辞めたい…」なんて思うのであれば、それは理由がどうであれ「逃げた」とみなされて当然でしょう。

「お前にしか出来ないんだから、つべこべ言わずにお前がやれ」

そう言ってくれる人がいないのであれば、それはただの不幸です。

もう一度、言います。

「やれる能力があるなら、迷わずやれ」

そこに「やりがい」とか「自己実現」とか「才能」とか「適性」とか「正義と悪」とか、そんなものはない。

「やれる奴がいるから、やるしかないんだ」

もしそれでも乗り気でないなら、上司でも同僚でも恋人でもいいので「仕事が上手く行ってるけど、責任追わされそうなので辞めたい…」と素直に告白しましょう。

100%ボロクソに叩かれますから。

関連:仕事を向いてないと思うのは甘えや逃げ?仕事が辛い・会社を辞めたいと感じた時に知っておくべきこととは?

「熱くなりきれていない」から

 

あなたが仕事を辞めないほうがいいのは、まだ「熱くなりきれていない」からです。

とくに分析家・参謀タイプは熱くなりきれないのが、最大の弱点。

分析家・参謀タイプの欠点

  • 周りにすごい奴がいるので「あいつにやらせておけばいいや」と客観的になり、自己評価が低くなるパターン(「アイカツ!」の霧矢あおいタイプ)
  • 戦略が見えたら、その後自分でやるのが面倒(信長の野望で言えば「序盤の修羅場をくぐり抜けて地方統一したらほぼ勝ち確定なので、全国統一せずに次ゲーに移行」するタイプ)
  • 練習や模擬戦では出来るのに、本番や実戦ではプレッシャーに耐えきれずに本領を発揮できない(ブレイク前のピコ太郎タイプ)

以上のような欠点は、組織においては「他人に任せておく」ことも可能ですが、時と場合によっては「自分がやらざるを得ない」ことも、まれによくあります。

「絶対に勝てないとわかりきっている相手とも、戦わねばならぬことはある」

負けるとわかっている戦いに勝つ気で挑むのは、辛いものがあります。

…が、第二次大戦の司令官たちも「どうせ負けるだろ」と大局はわかっていたものの、それでも勝つ気で戦わざるを得ないジレンマを抱えていました。

そこから学べることは「いかにバカげた戦いであっても、最後まで熱くやり遂げなければならない」ということです。

それでも仕事を辞めたいのであれば、万策尽きて「やる気がない」ではなく「やることがない」状態になってからでしょう。

他人の期待に応えきれていないから

あなたが仕事を辞めてはいけない理由は「まだ、ちっとも他人の期待に応えきれていないから」です。

大人にもなって、わざわざ他人に「期待しているよ」とか言うのは、だいたいお世辞か社交辞令です。

聞き分けの良い子供が「手のかからない子」と何も言われないように、本当に期待されている人間ほど「黙って成長を待つ」と判断されるものです。

そして、あなたは見られている。

会社の上司や同僚、取引先、あるいは同級生や同業者に…。

あ な た は 見 ら れ て い ま す。

学生時代にクッソ陰の薄い人ですら「あいつ陰薄いよね~」と愚痴られるぐらい、他人は意外に見ています。

あるいは、会社の監視カメラの定期チェックで「お、こいつこんなとこでも意外と仕事してるな」と、自分の思わぬところで評価が得られることもゼロとは言い切れません。

逆に、自宅で超だらしない生活をしているクセに、ネットでSNSを見て「自分のことだ…」と思って焦ってしまうぐらいには、自意識過剰です。

あなたが社会と関わって仕事している限り、過程であれ結果であれ、それらはすべて誰かに見られてコッソリ評価されています。

しかし、すべての仕事に誰もが声を出して評価してくれるほど、世の中は暇ではありません(仕事はAmazonの商品レビューじゃねェんだぞ)。

…であれば、為すべきことは自明です。

他人に直接言われても求められてもいないことでも、淡々とこなして静かに期待に応えていくしかない…ということです。

周りにちょっとの成功でチヤホヤされている同僚などがいたら、黙って鼻で笑っておけばいいだけ。

他人と向き合えていないから

「仕事辞めたい…」と思ってしまうのは、他人と向き合えていないからです。

たとえば「ウチの上司って無能だなあ」とか「ウチの同僚ってレベルが低いなあ…」とか、相手のことを知る前から評価していませんか?

だとしたら、それはあなたが他人と向き合えていない証拠です。

だいたい、他人の人生経験や思考なんて一朝一夕で理解できるはずもないのに、それを表面だけ見て「理解した気」になるのは、傲慢にも程があります。

他人も会社も仕事も、正しく理解するには何度も何度も、真剣に向き合う必要があります。

しかし、現実には一度話したり、あるいはネットのプロフィールだけ見て「わかった気」になっている人が、非常に多い。

それだけ「他人のことなんてどうでもいい」と思っている人がいて、あなたもその一人だと言うこと。

冷静に考えてみてください。

職場で一緒に働く人間が「どういう考えや信念を持って、仕事しているか?」「どういう人生経験を経て、その職場にいるのか?」を知らないなんて、あまりに味気なさすぎませんか?

職場の冴えない平凡なおっさんの人生にこそ、人生の活路を開く知恵が詰まっているのだと考えるべきです。

今の職場環境が恵まれ過ぎているから

「仕事辞めたい…」は総じて「隣の芝生は青く見える」という意味です。

そして、ほとんどの場合に「隣の芝生は赤かった…」という実態を知ってしまい、また逃げ出したくなるのです。

「住めば都」とは言いますが、仕事も同じようなモノで「慣れればなんだかんだで精神が落ち着く」ものです。

…ただ、その「慣れた」頃合いから、悪魔が「そのままで本当にいいの?」とかささやきだして、挙げ句に「今の職場の嫌なところ」とか「今働いている業界の批判」とか目に付きやすくなるんですよ。

誰にでも、今の自分がクソに思えて、周りの人間が成功しまくっているように見えることは、よくある。

それが、頭でわかってはいても、振り切れないことも、よくある。

今の仕事に絶対的な自信と誇りがあるという奴は「そう言い切るしかない」という、覚悟を決めた連中だ。

少なからず、誰もがみんな「多少の無理」はしているはずです。

その「多少の無理」が重すぎるのであれば「適役でなかった」だけですし、耐えられるのであれば「向いている」とも言えます。

一時の「気の迷い」だから

「仕事辞めたい…」という気分は、得てして「気の迷い」でしかありません。

なぜなら「辞めたい」と思ったときには、すでに行動しているはずだからです。

それでも辞めていないと言うことは、やっぱり気の迷いで未練タラタラなのだと思います。

一時の感情や気分で「転職しようかな…」「開業しようかな…」「異国に飛び立とうかな…」と思ってしまい、そのままその気になってしまうコトは誰にでもあります。

しかし、行動できていない(少なからず、行動するための事前リサーチすらしていない)のであれば、それはやっぱり「気の迷い」だと言えるでしょう。

私も「〇〇しようかな…」と思いつつ、情報収集すらしていない場合は「本当は全くする気がない」というコトがよくあります。

人間は愚かなので、平然と自分にもウソをつきます。

とくに「自分がやらなくていい言い訳」の捏造に関しては、脳は天才的ですから。

これはもう、ニート歴の長い私が言うのだから、間違いありません。

思いに反して体が動かないのであれば、それはやはり「気の迷い」と言わざるを得ません。

頭がいくら素晴らしい理論を構築しようと、体はいつも正直です。

デスク前に座ったり、職場に入る度に「体が勝手に仕事を始め出す」のであれば、それはあなたがまだ仕事を続けたがっている何よりもの証拠。

次の仕事を探すのがクソほどめんどくさいから

仕事を辞めない方がいいのは、次の仕事を見つけるのがクソほどめんどくさいからです。

「転職エージェント」の解説記事にも書いていますが、一から自分で転職活動するのはかなりめんどくさいです。

仮に転職エージェントを使って効率よく転職するにしても、辞める気満々だとエージェント側に足元見られる可能性もあります。

また、仕事を辞めて空白期間が伸びれば伸びるほど「どうせ空白期間があるし、こんな自分にいい仕事があるはずない」「前の職場の経歴が評価されるわけない…」と卑屈になっていくので、モチベーション維持の意味でもまったくオススメ出来ません。

…まあ、日本は人手不足なので、衝動的に辞めても「どうにかなる」のは間違いありませんが「今より良くなる」可能性は下がります。

もっとも、今の仕事を辞めてでも「ニート期間=空白期間」が欲しいのであれば、誰にも止める権利はありません。

「仕事を辞めてもいい理由」なんてない!

以上のように「仕事を続けるべき理由=頑張る理由」はいくらでも捏造可能です。

あとは、あなたがどれだけ信じきれるかどうかです。

ただひとつ言えることは「仕事辞めてニートしてもマジでいいことねーゾ!こっち来んな!」ということだけです。

辞める理由を探すのは簡単ですが、続ける理由を探すのはかなり難しいです。

しかし、だからこそ「今の仕事を続ける理由」を探し出す楽しみが生まれるのではないのでしょうか?

どうしても「辞めたいけど、続ける理由もない」なら…

どうしても「仕事を辞めたいけど、続ける理由もない」というのであれば、転職エージェントでプロのキャリアアドバイザーに相談しましょう。

私は一人で悩むとずっと抱え込んで、納得のできる答えを見つけ出すまで本を読みまくるタイプですが、それは単に時間があり余っているから出来る贅沢です。

現代人には時間がないので、うじうじ悩んでいる場合は「ガツンと来る一言」を言ってくれる他人に相談したほうが、心がスッキリします。

転職エージェントはプロなので、客観的かつドライなアドバイスをもらえるので、軽い気持ちで「辞めようかな~」と悩んでいるのであれば、現実的な転職先を知っておくといいでしょう。

それで今の職場よりも良さそうな職場がありそうなら転職を検討すればいいし、なさそうなら今の仕事のありがたみを再発見するチャンスでもあります。

転職エージェントは無料で誰でも利用できるので、興味のある人はぜひ使ってみてください。

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