「仕事を辞めることは弱いこと?」と、お悩みで消耗し切っている方もいることでしょう。
手っ取り早く、結論から言います。
仕事を辞める奴は弱い。
どう言い訳しても、この事実は変わりがない。
しかし「仕事を辞めたから弱い」と決めつけられたって、未来のことは誰にもわかりません。
かの夏目漱石も英国で失恋した挙げ句、自分には英文学の才能がないと知って逃げた末、文豪として覚醒していきました。
結局、誰かに「辞めることは弱い奴だ!」と言われて、辞めようかどうか悩む奴なんて、辞めようが続けようが会社からすれば「どっちでもいい」としか思われてないんですよ。
ついでに言えば、そういう中途半端な人材が鬱になろうが、過労死しようが、会社は「申し訳ありませんでした」と心にもない謝罪して終わり。
これが世の中の真実。
つまり「弱い」と罵られるのが怖くて辞められないのであれば、そのまま働いて鬱にでもなって、過労死すりゃあいい。
…まぁ、家族や友人は泣くかもしれないが、世の中に何も残せずおしまい。
逆に勇気を持って断固たる意志で辞めれば、転職先なんていくらでも見つかる。
そういう意味で「辛いから辞めたい…」「弱いと思われたくないから辞めたい…」というのはただの”甘え”なんです。
社員なんて「雑草」同然
最近の新入社員にとくに多いのが「大企業に決まったから自分は勝ち組だ!」だの「公務員になったから将来安泰だ!」だの、日和った考えをしている人間。
こういう奴は、まるでダメダメ。
新入社員なんか大企業からすれば雑草同然。
伸びるやつは勝手に伸びていくし、そうじゃなきゃ枯れて終わりです。
実際「七五三現象」という言葉もある通り、大卒でも3年以内に3割が辞めていく。
七五三現象(しちごさんげんしょう)とは、就職して3年以内に中卒の7割、高卒の5割、大卒の3割が離職する現象のこと。7・5・3現象とも表記する。
学生時代に苦難を経験したことがない奴ほど「大企業に入社したから人生間違いない!」だの舐めた態度で仕事しているんですよね。
そういう奴が仕事についていけなくなったって、心配してくれるほど会社も社会も優しくはない。
雑魚は淘汰され、強き者のみが生き残るという、社会法則・自然法則に乗っ取っているのが「会社」というものなんです。
「”弱い”と思われる…」なんて理由は言い訳にもならない
私は「上司がムカついたから仕事辞めてやった!」「”なんか違う”と思ったから初日で辞めた」という理由で辞める人は、決断力も行動力もあると思っています。
なぜなら、それで後悔しないで責任背負って前に進めりゃ、ダラダラ社員として働いて愚痴漏らしてる雑魚よりも、よっぽど生きている甲斐があるだろうから。
逆に一番なのが「”弱い”と思われるから辞めたくない…」なんてグダグダ他人に相談するだけしておいて、他人に迷惑や心配かけて挙げ句、結局決断できない中途半端な奴。
こういう奴は、仕事も上手くいかないし、辞める決断も出来ない。
そして、そのままダラダラ給料泥棒して、会社や上司にも「お荷物」扱いされる。
んで、終いには「社会が悪い!」「会社が悪い!」だのグチグチ言うだけだから、みっともない。
仕事が出来ない奴でも「最後までやり遂げてみせる」「次回は成功させる!」という意志があれば、上司も会社も期待してくれるし、前向きに取り組めるから成長できます。
「辞めたいのに辞められない…」というどっちつかずの奴は、仕事にも精が出ないし、上司に悟られないようにコミュニケーションもとらないで自分の本心を隠すせいで、会社側からしても厄介この上ないんです。
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つまり、何が言いたいのかというと「弱いと思われるから…」なんてしょうもない世間体を気にしてないで、
思い切って自分の意志で辞めろ
…と言いたいのです。
自分の意志で辞められない人こそ、本当の意味で「弱いままの人生」を歩むしかありません。
しかも、そういう意志薄弱・優柔不断な人間ほど「辞めなければ良かった…」などと言い出すから、手に負えない。
辞めたいなら他人の顔色なんて伺ってないで、自分の意志で辞めるべきなんです。
「辞めたい」じゃなくて「辞めてやる!」で挑め
「弱い」と思われたくなければ「辞めたい」じゃなく「辞めてやる!」で仕事すりゃあ、いいだけです。
だいたい、最近の若者は変に真面目すぎるんですよ。
上司ブチ切れさせたって、仕事辞めさせるようなことはありえないんですよ。
それぐらい、社員を辞めせるのって会社側からしたら面倒。
しかも、上司にここぞという時に物申す人ほど「じゃあ、お前がやってみろよ!」「いいですとも、やってやろうじゃねえか!」で、大きな仕事ぶんどれる。
そこまでの覚悟もないのに、学歴と書類選考、あとは面接でのしょーもない自己アピールだけで入社した若手が「自分はすごい!認められている!」と勘違いしているから、己の無力さを知ってすぐ辞めたくなるわけですね。
「辞める」じゃなくて「辞めてやる!」だ。
辞めたいという気持ちがあるなら、それぐらいの覚悟で仕事に臨みましょう。
仕事を辞めて転職するぐらいなら「攻め」の姿勢でやれ!
仕事辞めて転職するのであれば「逃げ」じゃなくて「攻め」の姿勢で行くこと。
「前の会社が悪いから…」なんてグチグチ言ってる人材、どこの会社も欲しがらない。
どうせ、転職するんならいっそ仕切り直して「前の会社がクソだから、転職先でなら絶対結果出してやる!」ぐらいの気持ちでやらなければ、いつまでも弱い負け犬のまま。
どーせ、今の会社辞めて転職してる時点で「前の会社で何かあったんだな…」と向こうにはバレているので、それを必死に取り繕っていてはダメ。
仕事を辞めることが「逃げ」か「攻め」になるかは、本人の気持ち次第。
「仕事を辞めるのは弱い」と思われるのが嫌ならば、せめて気持ちぐらいは強く持ちましょう。
転職するんならソッコーで決めろ!
「仕事を辞めたい…」なんて言ってる奴が弱く見られるのは「決断力がない」から。
辞めると思ったならば、すぐ行動すればいい。
うじうじ悩んで「弱いと思われるかも…」とうだうだ言って、結局何も行動しないやつが一番弱い。
「私みたいな弱い人間に、転職なんて決められない」と思っている人もいるでしょうが、そういう人は素直にプロから力を借りればいいだけです。
たとえば、今国内で主流となった「転職エージェント」では、最短3ヶ月での転職をサポートしてくれるため、時間がない現代人でもスムーズに転職先を決めることが可能。
転職エージェントとはプロが自分に合った転職先を紹介してくれるサービスで、完全無料で利用できます。
それだけ、今は人材不足で転職先も多いということであり、一つの会社にこだわる必要もないということ。
今の仕事を続けたって何もいいことはないかもしれないし、転職先で上手くいく保証もない。
でも、それは行動し続けなければ、わからないことなんですよ。
転職エージェントは面談で転職先候補や非公開求人も教えてもらえるし、自分と同じ境遇の相談者の前例も教えてもらえます。
少なからず、うじうじ悩んで「弱いと思われるから…」なんて理由で何もしないよりは、ずっとマシです。
「仕事辞めたい…」と本気で悩んでいるのであれば、今思い切って転職エージェントを利用しましょう。
自分の人生を変えられるのは、自分だけです。