突然ですが、自分、行動力がある方だと思うんです。
計画を立てるよりも、まずはやってみる派。
言い換えると「アクティブ」「活発」「活動的」ってやつ?
こんな性格だを「無計画」とか「突っ走りすぎ」とか批判する人もいます。
でも、考えてみてください。
行動力があるからこそ、新しい挑戦や変化を恐れずに進んでいけるんです。
だいたい、無駄な会議で検討に検討を重ねて考えるだけ考えて、なんの行動にも移せないって、意味なくないですか?
計画だけで終わらせずに、実行に移すからこそ意味があるんです。
それに、行動してみて体験しないとわからないことって多くないですか?
どれがけ学校で難しい知識学んだって、実践で使えないと宝の持ち腐れですよね?
そんな私ですが、無駄なミーティングや社内調整ばかりで全然行動できない会社を辞めちゃいました(笑)
その後は、行動したり実践することが評価につながる会社に転職して、年収もうなぎのぼり!
「やっぱり、自分に合った仕事を選ぶべきだ」って思いましたね。
そんな私が徹底的に調べ上げた「行動力がある人ほど活躍できて評価される理想の職業」を紹介していこうかと思います。
行動力がある人の特徴
向いてる仕事の紹介の前に、まずは行動力がある人の特徴について紹介していきます。
行動力がある人の欠点
- 計画を立てずに衝動的に行動してしまう
- 考えなしに行動して失敗してしまうことが多い
- みんなで考えて決める会議がダルいと感じる
- 「こうだ」と決めたら回りの意見を聞き入れない
ついつい他人と比べてしまったり、合わない仕事を無理に続けていると、こうした欠点が気になってしまうもの。

この仕事向いてないのかなぁ…
仕事が上手くいってないとネガティブな考えになり、こんな風に悩みがち。
しかし、自分の欠点に気づけるというのは実は優秀な証拠。
なぜなら、欠点を克服することで人は成長できるものだからです。
世の中には、自分の欠点にすら気づけず、他人の文句ばかりの人が圧倒的多数。
そういう人は、流されるままに与えられた仕事をこなすだけで、不満たらたらで人生を終えるだけ。
しかし「今の仕事、本当に向いてるのかな?」「もっと合った天職があるのでは?」と考えられる人は違う。
より良い働き方を見つけ出し、自分だけの人生を創り上げることができます。
そのためには欠点ではなく「自分の中の隠れた強み」を自覚する必要があります。
行動力がある人の強み
- チャレンジ精神
思い立ったらすぐ行動、フットワークが軽い、失敗しても深刻になり過ぎない、周囲の人を巻き込む力がある - 臨機応変・柔軟
ルールや規則がなくてもどうにかする、未知の状況にも適応する、理屈よりは感覚で理解する
こうした強みを活かすことができれば、
- 仕事が苦でなくなり楽しく感じる
- 活躍でき一目置かれ評価も上がる
- 収入が増えて余裕もできる
- 気の合う仕事仲間が増え人間関係も良好に
など「幸福のスパイラル」とでも言うべき状態になります。

なんかうさんくさい…
このように「そんなの信じられない!」と疑う人もいるでしょうが、仕事も人生もがうまくいってる人ほど、こうした”キャリアの真理”にたどり着いています。
そのためには「自分の強み」…つまり「適性」「才能」「可能性」と呼ばれるチカラを発揮できる仕事に就くのが最善の道です。
行動力がある人に向いてる仕事5選
この記事にたどり着いたのも、何かの運命。
あなたがまだ気づいてない「自分だけの強み」を引き出せる職業を紹介していきます。
フィルドセールス(外勤営業)
フィールドセールスとは「外勤営業」のことで典型的な外回りの営業職を指します。
「営業職」と聞くと「なんか嫌…」「大変そう…」と避ける人も多いかもしれません。
しかし、合う人にとっては天職と感じるレベルの面白い仕事なので、選択肢から外すのはもったいない!
フィールドセールスの仕事内容
フィールドセールスの仕事内容例
- 新規顧客の訪問:見込み客を訪問して、自社の商品やサービスを提案し、契約を目指します。
- 既存顧客のフォロー:取引先を定期的に訪問し、関係を維持しながら追加の提案を行います。
- 商談・交渉:顧客のニーズをヒアリングし、それに合った提案や条件の交渉を行います。
- 市場調査:競合状況や業界の動向を現場で把握し、自社の戦略に活かします。
- 営業活動の報告:訪問結果や顧客の反応をまとめ、上司やチームに共有します。
営業職の目的は「会社の製品を買ってもらうこと」にあります。
買ってもらうために、名刺を配り、新しい会社に訪問し、相手の話を聞き、自社が提供できる製品を売り込む…。
あるいは、飲み会やゴルフで接待して関係を構築することもあります。
要は「会社の製品を買ってもらうためならなんでもあり」なので、そのために知恵を働かす楽しさがフィールドセールスの最大の魅力です。
慣れれば、出張先で遊ぶついでに営業先へ訪問したり、効率よく売れるお客さんだけ見極めてノルマを達成して、空いた時間は出先の車で寝て過ごす…なんてことも可能。
このように「営業」「セールス」と言っても、やり方は会社によって様々。
自分の工夫次第でサクッと成果を出せば、自由度の高い働き方も実現可能。
フィールドセールスに向いてる人の特徴
フィールドセールスは、取引先と商談するために出張したり、様々な場所に顔を出して他人と関わるため、行動力のある人には適性が高い職種だと言えます。
毎日コツコツ同じ作業をするのではなく身体や頭を動かして柔軟に働きたい人向きです。営業先に訪問したり、相手に合わせてコミュニケーション方法を変える機転が求められるからです。
フィールドセールスに就くメリット
フィールドセールスを始めとした営業の仕事は、どんな会社でも求められます。
なぜならどんな会社も製品やサービスを買ってくれる顧客がいないと経営が成り立たないからです。
そのため、行動して「物を売る」というフィールドセールスの役割はどの会社でも重要となります。
フィールドセールスを経験して基本的なビジネスマナーから対客経験まで積めば、将来はどんな職場でもやっていける基礎能力が身につくと言えるでしょう。
また、セールスの仕事は会社の売上に直結することが多く、成績が数字でわかりやすいという特徴があります。
成績を上げると給料に「インセンティブ(成果報酬)」が上乗せされるため実力次第で稼ぎやすいのも魅力です。
フィールドセールスに就く際の注意点
フィールドセールスを始めとした営業職では、地頭の良さが求められることが難点です。
というのも、会社の製品を売るため戦略的なコミュニケーションが求められたり、自社の製品について理解して売り込むセールストークも鍛えないとならないからです。
ただし、若いうちなら愛嬌や人柄、行動力やコミュニケーション能力でもカバーできることも多いです。
また、営業職は数字として成果が可視化されやすい分、ノルマに追われることが多いのも人によってはプレッシャーかもしれません。
なお、営業職を「フィールドセールス」と呼ぶような現代的な会社なら、セールススキルを磨くための社内教育が充実していることも多めです。
昔のように「入社早々、右も左もわからないまま、いきなり新規飛び込み営業させられる」という無茶振りも減ってきています。
営業の仕事は会社によってやり方が様々なので、頭の良さに自信がなくても、自分の強みを活かせる働き方ができそうな会社を見つけましょう。
フィールドセールスに就くための方法
何度も解説してる通り、営業職はどの民間企業にも必要な仕事なので幅広く募集が出ていることが多めです。
ハローワークや求人サイトで探す場合は「フィールドセールス」よりも「営業職」「法人営業」といった職種名で探したほうが見つかりやすいでしょう。
また、セールス部門はどの会社でも存在する分、仕事内容だけでなく「業界」「会社が扱っている製品やサービス」も選ぶべきポイントになります。
たとえば、車にまったく興味がない人が自動車の部品を作る会社のセールスを担当することになっても、知識の習得に時間がかかって向いてないと感じやすくなります。

趣味でもなんでもいいので、自分の興味関心がある業界や会社を選ぶのが重要です
フィールドセールスの中でもとくに「法人営業(BtoB)」は実務経験を求められやすい傾向にあります。
対企業取引でビジネスマナーなどの基礎知識が求められ、取引単価も数百万〜数億円規模と大きなりやすいからです。
しかし、販売・接客経験などのBtoCでの対客経験があれば未経験からでもフィールドセールスへの転職成功事例は多めです。
というのも「物を売る」という共通点があり、基礎的なセールススキルが身についてることが多く、転職後も吸収が早いからです。
マーケター
評価項目 | 評価 | 背景コメント |
---|---|---|
オススメ度 | ★★★★★ | 幅広い適性を活かせ行動派は実践の中で成長できる |
難易度 | ★★★☆☆ | 大卒以上の募集が多いが経験やスキルがあれば未経験からもOK |
年収目安 | 400~700万円程度 | 実績や業界によっては高収入に期待できる |
働きやすさ | ★★★★☆ | フリーランスやリモートワークが可能で柔軟な働き方ができる |
将来性 | ★★★★★ | トレンドやデジタル化の進展により需要が拡大中 |
マーケターとは、マーケティングに関する仕事を行う人のことを指します。
マーケティングでは「企画力」「実行力」「情報や人脈の多さ」があると成功しやすい職業で、行動力がある人ほど活躍できます。

その理由を詳しく解説していきます!
マーケティングってどんな仕事?
セールスが「直接相手に売ること」なのに対し、マーケティングは「買ってもらう仕組みをつくる」ことが最大の目的となります。商品を買ってもらうために、調査や分析、広告の制作や配信など、実に様々なことを行います。
以下が、マーケティングの仕事の代表例で、下記のようなことを考えて実行します。
- マーチャンダイジング:
「どの場所にお店を出せば売れるか?」「品揃えや陳列方法はどうするか?」 - アカウントプランナー:
「どの媒体でどんな広告を出すと効果が高いか?」 - デジタルマーケティング(Web・SNS):
「公式サイトやSNSでどのように情報を発信するとフォロワーや売上が伸びるか?」 - ブランディング:
「商品や企業の好感度を高めるためにはどんなデザイン・ストーリーが有効か?」 - PR(パブリックリレーションズ):
「プレスリリースやメディア露出を通じて企業や商品の印象を向上させるにはどうするか?」
日常で目にする、CMや広告、製品やチェーン店など、ほぼすべての物にマーケティングが関わっていると考えると、イメージしやすくなるでしょう。

人々の手に情報や商品が届くまでに多くのマーケターが関わってるんですね
マーケターに向いてる人の特徴
マーケターの業務は幅広いので多種多様な適性を活かせます。
1.色んなイベントに顔を出したり多くの人と関わるのが得意
マーケターにとって「情報=人脈」は命。
そのため、色んなイベントやコミュニティに気軽に参加する「フットワークの軽さ」「顔が広い」というのは強みになります。
逆に言えば、大半の人は「自分の興味あるイベントや価値観が合う人同士で関わる」というのが普通なので、さほど顔が広くないということも多めです。
持ち前の行動力で、色んな人脈が築ける人はマーケター向きだと言えます。
2.他人を巻き込む企画力や実行力がある
マーケティングでは、社内外の人をうまく巻き込みながら企画を進めることが重要。行動力がある人は、周囲を引っ張りつつ、迷いなくプロジェクトを実行に移せるため「じゃあ、まずはやってみましょう!」という流れを作りやすいです。
たとえば、学生時代にイベント運営を手配した経験や、人を集めて何かを成し遂げた経験があるなら、その企画力が大いに活かせます。
そのため周りを巻き込むような企画力がある人ほど天職だと感じられるでしょう。
3.疑問があったら自発的に検索や聞き込みして調べられる
実は「わからないことや気になったことがあったら検索して調べる」というのも一つのスキルです。
センスがない人は「何が疑問か?」「何に悩んでいるか?」すらわからないので、自分で調べることすらできません。
マーケターは、データ分析や市場調査など、わからないことを徹底的に追求する力が必要です。
自ら進んで調査を行い、不足している情報を手に入れようとする姿勢は、マーケターとしての基礎が既にできていると言えます。
マーケターになるメリット
1.社内向けのビジネスコミュニケーションスキルが身につく
マーケティング案件では、社内の関係者との連携やプレゼンテーションが多いため、論理的に物事を整理し、納得させるコミュニケーション力が自然と鍛えられます。
議論や発表が好きだったり、会議で発言するのが好きな人は才覚を表しやすいです。
また、文章や資料でのコミュニケーションも多いので、文章力がある人や基本的なPC操作やデザインができる人も、適性を発揮できる場があります。
2.幅広い分野で応用が利く経験が手に入るので将来性が高い
マーケティングの力がなければ、どんなに良い物を作っても売れずに会社は成り立ちません。
なのでマーケティング経験を積めば一生物のスキルになると言っても過言ではないでしょう。
転職するのが当たり前となった人生百年時代、どんな職場でも応用できる「どこでもやっていける本質的なスキル」が身につくマーケティング職は、非常に魅力的です。
3.様々な適性やスキルを活かす場が用意されている
さらにマーケティングの仕事は、トレンドや市場ニーズを掴むセンスや情報収集力、キャッチコピーやデザインなどのクリエイティブ、データ分析や統計計算など総合的な知力を試せる仕事でもあります。
仮に思うように実力が発揮できなくても、次のプロジェクトで売る製品や関わる会社が変わると思わぬ適性が発揮できることもある点も、向いてる仕事を探してる人にとっては魅力でしょう。
マーケターになる際の注意点
以上のように魅力的で人気のマーケティング職ですが、いくつかのデメリットもあります。
1.地味で地道な作業が想像以上に多い
まず第一に意外と地味なデスクワークが多いということです。
Excelにちまちまデータを入力したり、地道な調査を繰り返したり、社内との調整やミーティングをこなすなど、派手なイメージとは真逆の地味な作業にギャップを感じる人も多いです。
2.わからないことを自分で調べたり学ぶ能力が問われる
次に、マーケターは日々難しいマーケティング理論やトレンド情報を追う必要があるため、情報収集が得意であったり、好奇心旺盛でないと長く続かない可能性があります。
最低でも「わからないことがあったら理解できるまで調べる」ことができないと、仕事についていくのが難しいでしょう。
3.高度な専門スキルや高い知識レベルが求められることがある
最後に、マーケティングの中でもデータ解析を行うような仕事では、統計や経済学が理解できるレベルの高度な専門知識が求められます。知識がなくてもセンスや勘でどうにかできる人もいますが、いずれにしても高度なスキルです。
総じて言えば、求められる知識やスキルが高度で勉強が必要な分、マーケターになったとしても仕事についていけない可能性もある…というリスクをあらかじめ知っておきたいです。
ただ、マーケター自体が需要の割に人手が足りていない上に範囲がかなり広いため、SNSマーケターなど、知識がなくても挑戦しやすい仕事も多いため、過度に恐れる必要もないでしょう。
マーケターになる方法
1.未経験者が求人応募だけでマーケターになるのは難しい
マーケターは総合的な知識や頭脳が求められます。そのため、正攻法で転職しようとなると「大卒以上」の学歴か実務経験が求められやすいです。
求人での職業名に注意
また、求人では「マーケター」という呼称ではなく「販促企画」「商品企画」「流通企画」などの「企画職」として募集されていることもあります。業界知識がない人にとって求人情報だけでマーケティング職を見極めるのは困難です。
2.未経験者はWebマーケティングから始めるのが主流
なお、マーケターの中でもとくに人手が足りてないWebマーケターであれば、未経験から就きやすいです。スクール系のサービスやリスキリングを経由して転職するといいでしょう。
WorX(ワークス)を利用する
未経験からWebマーケティングに挑戦するなら「WorX(ワークス)」に相談するのがオススメです。
WorXでは適職診断が受けられるので「自分でもマーケティングはできる?」と不安な人、「他に適性が活かせる職業があったらどうしよう…」と迷っている人ほどオススメ。
3.これまで業界経験を活かしてキャリアアップ転職
営業経験、接客・販売経験があるとマーケティングでも応用が利きやすく、キャリアアップ転職が見込めます。
「キャリアアップ」とは、今の自分よりも成長しより良いキャリアを築いて、収入アップや上の仕事に挑戦することを指します。
キャリアアップ転職の例
たとえば、
- アパレル販売員 → アパレル企業の通販担当
- 飲食店の店長 → フードデリバリーサービスのマーケティング担当
- 家電量販店の販売員 → 家電メーカーのブランドマーケティング担当
など、同じ業界内でのマーケティング職へのキャリアアップ成功事例が多めです。
ただ、こうしたキャリアアップ転職は転職エージェント担当者の提案力がないと成功させるのが難しいのが現実です。
LHH転職エージェントを利用する
ですので、数ある転職エージェントの中でも担当者のサポート能力が高いと定評のある「LHH転職エージェント」の利用をオススメします。
LHH転職エージェントでは、求人だけでは知ることができない「企業文化」「詳細な仕事内容」などが事前にわかるので、本当に自分に合った会社を見極めやすいです。
ノーコードエンジニア
項目 | 評価 | 一言コメント |
---|---|---|
オススメ度 | ★★★★★ | 未経験から始めやすくIT業界に興味があるならオススメ |
難易度 | ★☆☆☆☆ | 専門知識が不要で自宅でも気軽にスタートできる |
収入目安 | 月60万~80万円 | フリーランスなら月60万以上と高単価 ※Midworks参考 |
働きやすさ | ★★★★★ | 完全リモートワークのIT会社が多くフリーランスも可 |
将来性 | ★★★★★ | 2025年には市場規模1,000億円の予測と需要増加 ※ITR株式会社参考 |
ノーコードエンジニアとは、プログラミング言語を使わずにノーコードツールでWeb制作やアプリ開発を行う職業を指します。
ノーコードツールとは、プログラミング不要で直感的に操作できるツールのことです。
あらかじめ用意された部品(ブロック)を組み合わせながら、Webシステムやアプリを作成していくイメージです。

Minecraftみたいにゲームの中で何かを作っていく作業に近いです
ノーコードエンジニアの仕事内容

ノーコードエンジニアって難しくない?
そう思われる方に実際にノーコードエンジニアがやっている仕事の一例を紹介します。
1.クライアントからのヒアリング
クライアントとは「相談してくる顧客」のことで、ヒアリングとは「聞き取り」のこと。
「どんなWebサイトやアプリが欲しいですか?」とお客さんに聞いて、やりたいことや困っていることを教えてもらいます。
その上で「こういったことができますよ」と提案しながら、ノーコードで作るもののイメージを固めていきます。

会社によっては営業チームが担当することもあります
2.Webサイトやアプリの設計~制作
どんなデザインにするか、どんな機能をつけるかを考えて設計図を作ったり、スケジュールを立てます。
その後、ノーコードツールを使って実際に制作作業開始です。
経験が浅いうちは、ディレクターやマネージャーの人が作った設計図やスケジュールに沿って、部分的に制作を行うことが多めです。
3.ノーコードツールの運用~管理
サイトやアプリは作って終わりではありません。ちゃんと動くようにチェックしたり、その後、運用しながら問題がある度に改修の依頼を受け付けるなど管理も行います。
また、ノーコードツール自体がバージョンアップすることも多いので、大きな変更がないか確認したり、影響範囲を調べて報告することもあります。

作った後の手入れや管理も行うことで
クライアントからの信頼を上げていくのも仕事だぞ
4.Webサイトやアプリのカスタマイズや調整
クライアントから「ここをもっとこうしてほしい」とオーダーが来たら、デザインや機能を修正してさらに使いやすくしたりします。
ノーコードツールの代表例

ノーコードツールと言われてもイメージできない…
そう思われる方に向けて代表的なノーコードツールについて紹介します。
kintone
kintoneは業務データの管理や共有を簡単に行えるプラットフォームです。カスタマイズ性が高く企業の業務改善に役立つツールとして多くの企業に導入されています。
Shopify
Shopifyは誰でも簡単にオンラインストアを構築できるEC(通販サイト)プラットフォームです。テンプレートやプラグインを活用して短期間での制作が可能で、世界中で人気を集めています。
Adalo
Adaloはノーコードでアプリを開発できるプラットフォームです。ドラッグ&ドロップ操作で直感的にアプリを作成できるため、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
4.Wix
Wixは簡単にWebサイトを作成できるノーコードツールです。豊富なデザインテンプレートやカスタマイズオプションを提供し、ブログやビジネスサイト、ポートフォリオまで幅広い用途に対応しています。
ノーコードエンジニアに向いてる人の特徴

自分でもノーコードエンジニアになれるかな?
未知の職業に挑むときは誰でも不安なもの。あなたが長く続くかどうか、いくつかの判断項目を用意しました。

一つでも当てはまるなら適性あり!
1.PCやスマホで何かを制作した経験がある
スマホアプリでオリジナルの動画を編集したり、簡単なWebページを作ったことがある人は、ノーコードツールの操作を覚えるのも早いです。
また、ノーコードツールはリアルタイムで制作していくので、デザインやイラストなどの「アイデアを形にする」ことが楽しいと思えるような人も向いてます。
2.Webサイトやアプリを見ていると「こうしたらいいのに」と感じることがある
既存のサービスに対して「もっとこうすれば使いやすいのに」と改善点を自然に考えられる人は、ノーコードエンジニアとして発想力が活かせることが多いです。
3.勉強するより実践してから理解する派
プログラミング言語などの勉強の必要がないので「まず勉強したり知識を身につけてから〜」というよりは「とりあえず試してみてから覚える」という実践派向きです。
ノーコードエンジニアになるメリット

ノーコードエンジニアになっていいことあるの?
仕事では給料以外のやりがいやモチベーションを見つけ出すことも長く続くコツ。事前にメリットを知って、自分だけのやりがいを見つけてみましょう。

やりがいは与えられるものでなく見つけ出すもの!
1.スキル・経歴なしでIT/Web制作に関われる
プログラミングスキルが不要なため、未経験でもIT業界に参入しやすく、専門知識がなくても挑戦できる職種です。
逆に言えば、プログラミングスキルが求められる「プログラマー」「ITエンジニア」は難易度が高いため、未経験から就くのが難しいとも言えます。
2.制作に関わるうちにIT/Webに詳しくなれる
実際にWebサイトやアプリを制作する過程で、IT業界の知識や技術を自然と身につけられるため、働きながらスキルアップが可能です。
3.ノーコードツールを通してキャリアアップできる
ノーコードエンジニアとしての経験を活かし、WebデザイナーやUXデザイナー、ITコンサルタントなど、キャリアの選択肢を広げることができます。
なので「向いてる仕事がわからない…」という人でも、ノーコードエンジニアとして働くうちに自分の適性や進むべき道が発見しやすいです。
ノーコードエンジニアからのキャリアパス

ノーコードエンジニアになった後のキャリアは安泰なの?
収入を上げたり活躍の幅を増やすには「就いた後にどういうキャリアを歩みたいか?」というキャリアパスが重要。
キャリアパスとは、仕事を通して成長していく道筋のこと。あらかじめ「将来、こういう風になりたい」と考えておくだけでも就職や転職が有利に。

一歩先の将来を考えておくことで
転職活動時にも「この人は先を考えている!」と思われて
一目置かれる存在になれますよ
1.フロントエンドエンジニア
ノーコードエンジニアはツール頼みなので、細かいカスタマイズができません。
実際に仕事を行う中で「もっとこうしたい」と考えるうちに自然に「HTML」「CSS」「JavaScript」といったプログラミング言語を触るようになれば、フロントエンドエンジニア相当のスキルが身につきます。
フロントエンドエンジニアとは、WebサイトやWebアプリケーションのユーザーインターフェース(UI)部分を開発するエンジニアのことです。
つまり、私たちが普段Webサイトやアプリを利用する際に、目に触れる部分、操作する部分、つまり「表側」にあたる部分を設計・構築するのがフロントエンドエンジニアの仕事です。 AI Geminiより解説
つまり「最初は簡単なノーコードツールから入って、使っていくうちにプログラミング言語を覚えていく」という進め方ができるわけです。

一からプログラミングを学ぼうとしても
難しすぎて挫折する人も多いです…
2.UXデザイナー
「このWebサービス使いにくい…」
こういった不快なユーザー体験を取り除き、使いやすさや直感的な操作ができる設計を目指すのがUXデザイナーの仕事です。
ノーコードツールはデザイン面での制約も多いため、実務で使っているうちに「もっとこうしたい」と思うことが増えてきます。
そうした際に「どうすればもっと使いやすくなるか?」を考えて試すことができる人は、ノーコードエンジニアからUXデザイナーへの道も開けます。
3.ITコンサルタント
仕事を依頼してくるクライアントの対応をするうちに「こういう依頼が多い」「こういう悩みにはこう対処すればいい」と見えてくることがあります。
そうした際には「ITコンサルタント」の適性が開けます。
ITコンサルタントとはざっくり言うと「企業のITの問題を解決したり、ITツールの導入を支援する人」です。
このクラスになると、年収1000万以上稼ぐ人材もかなり多く、引く手あまたとなります。

事前に将来なれる可能性のある職業を知っておくだけでも
就いた後の意識が変わるので頭の片隅に入れておこう!
ノーコードエンジニアになる際の注意点

事前に悪い面も知って心の準備をしておきたい
どんな仕事にも良い面と悪い面があるもの。大事なのは「悪い部分も受け入れられるか?」「自分がストレスと感じないか?」を見極めること。
以下に紹介することが耐えられそうなら、ノーコードエンジニアは天職になりえるでしょう。
1.就いた後も勉強する必要がある
ノーコードツールは初心者でも扱いやすい分、就いた後も勉強する必要があります。
ただ、何も「プライベートの時間を犠牲にしてまで勉強しろ」と言いたいわけではありません。
ただし勉強が必要だからといって恐れる必要はない
そもそも、IT/WEB業界は変化が早いので「わからないことを調べたり勉強する時間も仕事のうち」という価値観があります。
しっかり自分自身でわからないことを調べたり、先輩や上司に聞くなどの基本ができてれば、身構える必要もないでしょう。
自分が興味関心を持てる分野の仕事を選べば、勉強することもさほど苦ではありませんし「勉強しながら働ける」と考えれば、モチベーションも維持しやすいでしょう。
ノーコードツールは「誰でも簡単に操作できる」分、スキルとしての専門性が高いとは言いにくいため、長い目で見ると技術的価値が上がりにくいというリスクがあります。
2.将来的にスキルの価値が落ちるリスクがある
ノーコードツールは「どこかの会社が作ったツール」であるため、その会社の方針変更に振り回されるリスクが常につきまといます。
たとえば、スマホメーカーが「明日からスマホの操作方法を全部変える!」と言い出したら、それだけで今まで慣れた操作方法が通用しなくなり、生活に困る人が続出するでしょう。
IT業界では、こうしたことが起こります。
心配せずとも働くうちに他のスキルも身につく
なので「特定のノーコードを上手く使える」というスキルや経歴だけでは、将来的な不安が残り続けるのがリスクです。
ただ、上述のようにノーコードではできないことをやろうとするうちに他のスキルが身につくことも多いため、将来のキャリアパスを考えて仕事選びすれば、さほど心配はいらないでしょう。
ノーコードエンジニアになる方法

で、ノーコードエンジニアになるのはどうすればいいの?
もしノーコードエンジニアになりたいと思ったなら、以下の方法を試しましょう。
1.求人検索だと見つからないこと多め
「ノーコードエンジニア」は正式な職種名ではないため、求人検索してもほぼ出てくることはありません。
Point:ノーコードツール名を指定しよう
求人で探すとしたら「kintone」「Shopify」などノーコードツールの具体的な名称を指定しましょう。
「具体的なツール名を知っている=そのツールを使ったことがある」ということになるので、企業側も経験者だけの募集に絞るために「ノーコード」という文言を使うことは少なめです。
2.求人票から会社情報を詳しく見ておく
会社の事業領域にも注目しておきましょう。
「Web制作」「ITコンサルティング」「SaaS導入支援」「ITサービス販売代理店」といった性質の会社なら、ノーコードエンジニアの募集を行っている可能性があります。
Point:会社情報からの見極めは困難
ただし、企業分析のスキルがなければ会社情報からノーコードエンジニアの採用があるかどうか見極めるのは難しいため、わからないなら素直に下記の方法を試すのが近道です。
3.リスキリング支援を活用して転職
リスキリングとは「学び直し」のことです。
国がWebマーケターのようなIT人材の不足をどうにかするため、企業に助成金を出すなどの取り組みが行われています。
国が助成金出すことで、企業も未経験者向けにサービス提供したり、採用にも積極的になります。

リスキリング支援が国全体で行われてる今なら
未経験者でもノーコードエンジニアになれるチャンス!
Point:WorXならスキル習得から転職まで一直線
オススメしたいのが「WorX(ワークス)」というリスキリング支援業者を利用してスキル習得と転職支援を同時に受けるという方法です。
WorXでは、無料でスキルが習得できたり、就職/転職支援まで行っているので、未経験者でも安心して確実にノーコードエンジニアに転職することができます。

スコシテン独自の情報満載の
WorX解説記事も参考にしてみてください
バイヤー
評価項目 | 評価 | 背景コメント |
---|---|---|
オススメ度 | ★★★★☆ | 行動力を活かせる職種として最適。 |
難易度 | ★★★☆☆ | 経験や交渉力が求められるが、未経験でも挑戦可能。 |
年収目安 | 400~800万円程度 | 担当商品や規模により高収入も期待できる。 |
働きやすさ | ★★★☆☆ | 出張や移動が多いが、ダイナミックな働き方ができる。 |
将来性 | ★★★★☆ | グローバル化に伴い需要が拡大している。 |
バイヤーは、商品の仕入れを担当するスペシャリストです。市場調査をして良い商品を見極め、交渉して仕入れることで、企業の利益に貢献します。「どこに行けば良い商品が見つかるか」「どのように価格を抑えるか」を考え、行動する力が求められる職種です。旅行好きでフットワークが軽い人にはうってつけの仕事です。
バイヤーの仕事内容
- 市場や商品の調査を行い、仕入れ計画を立案。
- 国内外の取引先と交渉し、仕入れ条件を決定。
- 商品の品質や価格を確認し、最適な選択をする。
- 新しい商品やトレンドを探し、売れ筋を見極める。
行動力と判断力が求められ、毎日が新しい挑戦に満ちています。
バイヤーに向いてる人の特徴
- フットワークが軽く、行動力がある。
- 新しい商品やトレンドに興味を持つ。
- 交渉や人と話すのが好き。
例えば、旅行やショッピングが好きな人や、新しい体験に興味を持つ人には適性があります。動きながら考えることで成果を出せる職種です。
バイヤーに就くメリット
- 国内外を飛び回るダイナミックな仕事ができる。
- トレンドの最前線で働き、自分の手でヒット商品を生み出せる。
- 交渉力や判断力が磨かれ、キャリアアップに繋がる。
自分の仕入れた商品が売れる喜びを感じられるやりがいのある仕事です。
バイヤーに就く際の注意点
- 出張や移動が多いため、体力が求められる。
- 価格交渉や商品の選定にプレッシャーが伴う。
- 市場のトレンドに敏感である必要がある。
ただし、事前の準備と経験を積むことで、これらの課題は克服できます。
バイヤーに就くための方法
- 小売業や商社などでの販売・仕入れ経験を積む。
- 商業や貿易関連の知識を学び、スキルを磨く。
- 語学力を強化し、海外取引への対応力を高める。
未経験でも、小売や営業の経験があれば挑戦しやすい職種です。
コンサルタント
評価項目 | 評価 | 背景コメント |
---|---|---|
オススメ度 | ★★★★☆ | 課題解決が得意で行動力のある人には最適。 |
難易度 | ★★★★☆ | 高いスキルと経験が求められるが、努力次第で道は広がる。 |
年収目安 | ★★★★☆(500~1,000万円程度) | 専門性と成果に応じて高収入を目指せる。 |
働きやすさ | ★★★☆☆ | ハードワークだが、リモートやフリーランスも可能。 |
将来性 | ★★★★★ | 企業の課題が多様化する中で需要は高まり続けている。 |
コンサルタントは、企業や組織の課題を解決する「ビジネスの頼れる参謀」です。現状を分析し、解決策を提案・実行することで、クライアントの成長をサポートします。自ら動いて問題を解決する力が求められ、行動力を活かせる職種です。
コンサルタントの仕事内容
- クライアントの現状や課題のヒアリング。
- 市場調査やデータ分析を行い、解決策を提案。
- 戦略の実行支援やプロジェクトの進行管理。
- 成果に基づいた改善提案や次の課題の抽出。
問題を解決し、目に見える成果をクライアントとともに実現していく仕事です。
コンサルタントに向いてる人の特徴
- 課題に挑戦し、解決するのが好き。
- 行動力と柔軟な思考を持っている。
- プレゼンテーションやコミュニケーションが得意。
例えば、問題解決が得意で行動することを苦にしない人、チームを巻き込む力がある人には向いています。
コンサルタントに就くメリット
- さまざまな業界や分野に触れることで知見が広がる。
- 成果が直接評価され、高収入を目指せる。
- プロジェクトを通じてクライアントと一緒に成長できる。
多くの業界や企業と関わり、自分自身のスキルも成長させられる魅力があります。
コンサルタントに就く際の注意点
- 残業や出張が多く、ハードワークが求められる。
- 高いスキルと成果が求められるため、プレッシャーがある。
- 専門知識や経験がないと、初期の学習に時間がかかる。
ただし、計画的なスキルアップと準備を行えば、やりがいを感じながら長く働ける職種です。
コンサルタントに就くための方法
- ビジネス関連の専門知識を学び、MBAや資格を取得。
- 企業での実務経験を積み、実績をアピール。
- 業界知識を活かし、特定分野のコンサルタントを目指す。
未経験からでも、営業や分析職など関連する仕事を経て挑戦しやすい職種です。
行動力がある人が自分に合った仕事を見つけ出すコツ~就くまでの方法
「向いてる仕事がわかっても求人が見つからない…」
「適性があっても経歴やスキルが足りない…」
「惹かれる求人がを見つかっても受からない…」
向いてる仕事を見つけたとしても、直面するのがこのような問題です。
そこで最後に、本当に自分に合った仕事を見つけ出すコツから実際に就くための方法まで、すぐに行動に移せる実践的なノウハウを紹介していきます。
向いてない仕事を見極める
世の中には数多くの転職サイトや求人があり、選択肢に迷うものです。
その中で、効率良く理想の仕事にたどり着くためには「自分はどの職業に惹かれないか?」「どんな仕事が続かなそうか?」を見極めましょう。
▼行動力がある人に向いてない仕事の例
- ルーチンワークが主な仕事
例:事務職、工場の作業員(ライン製造、組み立て、梱包など)、データ入力
向いてない理由:行動力がある人にとっては、単調で刺激に欠けるかもしれません。また、自由な発想やアイデアを活かす機会が少ないため、ストレスを感じることもあるでしょう。 - 細かなデータや数字を取り扱う仕事
例:経理(会計士、税理士)、税務署職員、データアナリスト
向いてない理由:行動力のある人は大胆な行動や斬新なアイディアを好むので、詳細な数字やデータの取り扱いが主な仕事は合わないかもしれません。細かい数字やデータに一日中向き合う仕事は、行動力のある人には退屈に感じるかもしれません。
こういった「向いてない可能性の高い業界や職業」と「向いてないと言える理由や根拠」を知っておくだけでも、迷いが少なくなります。
また、職業そのものだけでなく、
- 一緒に働く人との相性(社員の価値観や性格傾向、上司の仕事観や方針)
- 社風(会社の組織風土や企業理念、経営者の考え方)
- 会社の扱っている商品(サービス内容や製品)
といった要素でも、向き・不向きが変わってくる点に注意です。
そのためには、仕事内容や採用条件以上に、
- 面接時に、多くの社員とフィーリングが合ったか?
- 会社の理念やビジョン、経営層の考えに惹かれるか?
- その会社が扱っている商品に惹かれるか?
といった点も重視して判断するといいでしょう。

「この職業=向いてる」ではなく
会社/人/扱ってる商品やサービスなど
様々な情報から判断しましょう