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仕事がバカバカしくなったら知っておくべきこと。心底くだらない心理の正体

「仕事が馬鹿馬鹿しいと感じる…」
「今の仕事や会社が心底くだらないと思うようになった」
「会社があまりに馬鹿げてて愛想尽きた…」

このようにお感じではありませんか?

仕事においても人間関係においても、人生のある段階では途端に糸が切れたように「何もかもすべてがバカバカしい…」と感じるタイミングはあるものです。たとえば、真面目にやる方がバカをみるような状況で努力を踏みにじられたり、明らかに無駄で茶番に思えるような仕事に付き合わされるなど…。

そういった事態に直面すると、一時は不貞腐れてしまい何もかもがくだらなく感じて、真面目に生きることすら嫌になるというものです。しかし、それは裏を返せば「バカバカしいと思えるほどに、当初は情熱があった」とも言え、仕事や会社に対する思い入れの強さを映し出す感情だとも言えるのではないでしょうか。

そこで本記事では、仕事が馬鹿馬鹿しいと感じる瞬間やくだらないと愛想尽きてしまう瞬間の例をご紹介した上で、そのような状況や自分自身の感情にどう向き合い乗り越えるべきか、参考になりそうな情報をお伝えしていきます。

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バカげた仕事の特徴とは?

多くの人が「この仕事、馬鹿げてる」と感じる特徴を挙げていきます。

仕事が馬鹿げているのか、考えが馬鹿げているのかは、わかりませんが…。

給料が上がらない・成果が評価されない仕事

心底、くだらなく感じる仕事と言えば「給料が上がらない仕事」「成果が正当評価されない仕事」でしょう。

…ハッキリ言って、日本の仕事の大多数は該当します。

どれだけ無茶な上司や顧客の要求に答えたとしても、せいぜい昇給は年1万円も行けば恵まれている方。

このご時世、給料頭打ちどころか、下がることすら珍しくもない。

どれだけ頑張っても、成果を出して会社の利益に貢献しても、給料が上がるとは限りませんから。

こんなにバカげたことはありません。

…まあ、会社の経営、とくに金銭面に関してはシビアですので、給料が上がらない理由は痛いほどわかります。(…というよりも、経営者サイドからすれば総じて「もらいすぎ」な社員も多いぐらい)

ただ、現場で働く一社員からすれば「そんなことは知ったことではない」というのも、また一つの事実です。

「経営者・役員共はごちゃごちゃ言い訳してないで、給料上げろよ」

結果で示すのが社会人なのに、なぜか結果で示さずに言い訳ばかりしているのが経営者や役員の常。

ここからわかることは単純で「経営者や役員、上司にも”結果を出せない無能”は意外なほどに多い」ということです。

…少なからず、努力や結果に対して見合った報酬が得られないことには、自分以外の人間に非があるので、その原因を探ることは大事でしょう。

それで自分の会社が「社員に見返りを与える気がない、一部の経営者や役員どもだけが肥え太るクソ企業」だとわかったら、こちらも見切りをつけるべきでしょう。

「努力したら、した分だけ報われる」なんて理想論が通じるほど、大人の世界は甘くはないのですから。

自分が”いくらでも替えの利く存在”だと感じる仕事

仕事が馬鹿げてる…というよりも「自分の価値があまりに無さすぎてうんざりする」と感じる仕事が”いくらでも自分の替わりがいる仕事”でしょう。

…正直な話、よっぽど優秀で会社に多大な影響力がある人物でもなければ”いくらでも替えが利く”んですよ。

それを認めたくない人が多いってだけで。

試しに、有給を無理にでも消化して一ヶ月休んでみればいい。

あなたがいなくても、会社はなんだかんだで回り続けるから。

政治家ですら「誰が総理になっても大して国民の生活は変わらない」ってことを、みんな薄々わかり切っているんです。

それが名前も知らないどこぞの一社員…「その他大勢」みたいな人間が仕事を辞めたところで、世界は何も変わらないんですよ。

…そう、何も。

そんな「自分の存在価値の無さ」を乗り切って、ようやく会社に”居場所”や”立場”を確保して初めて「自分は会社から認められている」という実感を得られるのですが、残念ながらそこまでいけない人も多いのも事実。

そして、会社というのは自分勝手なので「そんなこと出来て当たり前」と、いつもあなたを否定し続ける

「別に自分なんていてもいなくても、同じだ」

そう感じる職場での仕事は、やはり”馬鹿げてる”と言ってもいいでしょう。

でも 大丈夫
あなたはすぐに
わたしを忘れるから

by 風化風葬/Cocco

「達成感<徒労感」な仕事

「達成感よりも徒労感の方が勝る仕事」もバカげている仕事だと言えるでしょう。

世の中、達成感のある仕事なんてそんなにないんですよ。

「そんなこと出来て当たり前」

部下にも取引先にも、こういう風に求めてばかり。

んで、なぜか上司や役員など上に行くに連れて「自分は努力しない」みたいな怠惰な人間のほうが増えていく。

「自分のことを棚に上げて、他人にアレコレ要求する」というのは、もはや人間の常だとも言えるでしょう。

世の中無料アプリにさえ「もっと快適に使わせろ!」だの、要求はドンドンエスカレートしてくるじゃないですか。

安い大手小売チェーンに「注文してから届くのが遅い!」だの「味が悪い!」だの言い出す割に「高い金を払いたくない」というのが大衆の本心ですし。

そうなると、もう仕事には「達成感」なんてものはなくて「出来て当たり前=ただただ漫然と続く徒労感」しかないんですよ。

「苦労して長い年月かけて、ようやく生み出した商品」なんかも、消費者・顧客サイドからすれば、そんなことは知ったことではない。

与えられるだけのブタは餌がマズけりゃ、ピーピー騒ぐ。

それと同じこと。

現代の仕事ではどいつもこいつも「そんなことは出来て当たり前、もっとより良い物をよこせ!」と要求してきて、達成感を味わう暇など許されていない。

これがまた「仕事がバカげている」と感じる要因でしょう。

「お客様の笑顔のため」「人の役に立つため」という言葉は、得てして”誰かにとって都合のいい奴隷”になるための方便であって、本気で信じる言葉ではないということです。

ダカラサ……。ソンナノツクッタッテサ……。ナニニナルノサァ!

by 旧型駆逐艦 駆逐古鬼/艦これ

責任を取らない上司、決断しない役員や経営者だらけの会社

仕事で最もバカげているのが「上司」「役員」「経営者」という、自分よりも上の存在。

みんな本心で言えば「上の人間が有能で社員を正しい方向に導いてくれる」ことを願っていますが、現実はそうはいきません。

世の上の人間の大半は、下の人間が思っているよりも無能とバカばかりです。

だいたい、教師なんていう「正社員として会社での競争を体験していないで、公務員に逃げた意気地なし」「自分で起業するほどの根性も度胸もアイデアも行動力もないヘタレ」が、エラソーに学生相手に「社会は厳しいぞ」「これからの時代は〇〇の勉強がいる」「日本人には企業精神が足りない」だのマウントとってる時点で「上の人間を敬え」と言う教えが大ウソだとわかります。

まだ、教師なんかは自覚がある人が多い分、マシ。

一番厄介なのは、実力も器もないクセして、運とかコネだけで上に立ってしまった人間。

会社の出世なんて、時々の運や社内の人間の気まぐれで決まることの方が多いぐらいだから「本来、上に立つべきではない人間」なんざ、腐るほどいます。

そして、実は当の本人がそれを理解しているからこそ、必死に自分の居場所を守りたがるんです。

どこぞの大学のコーチのように、生徒に責任押し付けて最後まで自分の非を認めないまま、みっともなく去っていたニュースなどは最たる例でしょう。

…まあ、別にそれでどうにかなるんだから、そりゃあ責任を取らないリーダーが増えたって、なんもおかしくはないと言えるでしょう。

決断力もないのに、決定権を握っている役員や管理職。
リーダーシップもないのに人の上に立つリーダー。
本当は自分が一番大事なのに「社員が大事」だのキレイゴトばかり抜かす経営者。

世の中、こんなのばかりで嫌気が指す。

「年長者を敬え」なんて父権的な儒教精神はクソ喰らえだ。

能力も器もない、責任を負う覚悟もない人間を上に立たせることは、恥だと知れ。

実際、社会に出て「上の人間も大したことない無能ばかり」だと思い知らされると、本当に世の仕事の大半は「バカげている」ということに気づくはずです。

…まあ、それで「家族との幸せな時間」とか「休日に美味しいものを食べる生活」だとか、そういうくだらないモノは守り続けられるのですから、そりゃあ誰も努力なんかしなくなるし、責任も負わなくなって然るべきでしょう。

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目標やビジョンの見えない会社

馬鹿げた仕事と言えば「目標やビジョンのない会社」でしょう。

「一体、この仕事誰の役に立ってるの?」
「何のためにこの作業してるんだ…?」

こういった疑問が残ったままでは、仕事はただただ虚しいものと成り果てます。

かの大戦でさえ「お国のため」だの建前で、燃料片道分の戦闘機で敵船に突っ込むなんていう狂気の沙汰が行われていましたが(その程度で戦局が変わるわけないはずなのに…)、それも一重に「強烈な目標やビジョンがあれば、人は馬鹿げた事でも本気でやれる」という事実を教えてくれます。

どんなに馬鹿げた仕事でも、意義や意味さえあれば、やり甲斐のあるものに変わるのです。

実際、人生が充実していたり、仕事で結果を出している人間は「使命」や「意義」を見い出せている人が多いです。

その一方で、いつまで経っても仕事や社会に愚痴を垂れているだけの人間は「仕事しておけば金がもらえるから」だの「みんな辛いから」だの「上に言われたから」だの、自発性の欠片もないような奴隷みたいな人間ばかりです。

もしあなたの仕事が馬鹿げているのであれば、それは会社の人間も全員「こんなの馬鹿げてる…」と内心気づいて嫌々仕事しているだけか、あるいはあなた自身が仕事に意義や使命を見いだせていないからでしょう。

目的と手段が逆転している会社

目的と手段が逆転してしまっている本末転倒な仕事も、馬鹿げていると言えるでしょう。

たとえば以下のような、成功者がよく口にする教訓を考えなしに実践している、バカな会社。

「お客様は神様(お客様のために奴隷のように尽くせ)」
「出来る経営者はトイレ掃除もしっかり行う(トイレ掃除に時間をかけろ)」
「苦労は若いうちにしろ(若者を無駄な残業や理不尽な叱責で使い潰してもいい)」

これらの教訓はあくまで「手段のひとつ」でしかありませんが、バカな人間は「成功者が言っているから、これをしておけば間違いない!」と勘違いして、手段と目的が逆転する結果になるのです。

「お客様は神様」を素で信じ込んでしまった結果、社員の健康や幸せなど二の次で安い給料で奴隷のように尽くして生産性の下がる大手安売りチェーンなど、その最たる例でしょう。

残業にしてもそうです。

「残業することが偉いから」なんて謎理論で、時間内に仕事を片付けられない己の無能さを正当化する人間もまだまだ日本には多い。

当然ながら、目的と手段が逆転しているので、仕事の成果や結果にはいつまで経っても結びつかないのに、途中で「あれ?おかしいな」と見直すことすらしないから、バカバカしさばかりがドンドン膨れ上がるわけです。

自分が評価されたい能力と別の部分が評価される仕事

馬鹿げていると感じる仕事とは「自分が評価されたい部分と、まったく別の部分が評価される仕事」のことでしょう。

自分の中では大してすごくもない、出来て当たり前の事が「すごい」だの「いいね!」だの評価されると、心底くだらなく感じる瞬間がある。

「この程度でぎゃあぎゃあ喚くなんて、おめでたい奴らばかりだな…」と。

ただ、それは謙遜しすぎると嫌味になり、逆に傲慢すぎても自慢にしかならなくなる。

さらに本音で言えば「自分程度でもこれぐらいのこと出来るのに、なんで他は出来ない?なぜやらない?」と、心底他人のことが嫌になってくる。

逆に言えば、本当に自分がやりたいことや評価してもらいたい能力に関しては、評価されないどころか気づいてさえもらえない。

世の中割とそんなもんで「自分では大してすごいとも思っていない、当たり前に出来ること」が”才能”だとか”適性”だとか呼ばれる類の能力であることが、わかってくる。

これがとくに私が「仕事が馬鹿げている」と感じる、かなり自分勝手で傲慢な理由です。

”ウソを突き通すこと”が主な仕事内容

仕事で馬鹿げていると感じるのが「ウソを突き通すこと」が、主な仕事内容なことだと悟った時です。

これは正直、社会人として成長すればするほど身につけないといけない能力だとは思います。

上司相手にしょうもないゴマすりとかご機嫌取りしたり…。

部下にナメられないように「頼れる上司」や、時には「厳しい上司」を演じたり…。

あるいは、取引先や顧客相手に大ボラついたり、出来るかどうかもわからないことを「出来る」と断言せざるを得ない状況があったり…。

しかも、そのウソには責任が生じる以上、一度ついたら最後まで突き通さないといけません。

まあ慣れれれば「仕事なんてそんなもの」とは割り切れるようにはなりますが、それでも「本当にこれでいいのか?」という疑念は止まりません。

そして、一番馬鹿げていると感じる瞬間は「相手がこちらのウソを本当だと信じ込んでいる時」です。

…正直本当にバカバカしい話で、ウソついてもバレないことの方が多いですから。

むしろその逆。

ウソをついた方がいいことが仕事においても、人間関係においても「正解」になることの方が多いです。

…自分の本心なんか、どうでもよくなるぐらいに。

世間は「他人の本心」とか「人の気持ち」なんか、本当はどうでもいいんですよ。

たとえ無能で自信のない暗い学生生活を送っていた人間であろうが、企業側は「コミュニケーション能力が高い笑顔で自信あふれる人材」として採用したがっているのですから。

社会は「ありのままの自分」とか「自宅でだらしなくスマホ眺めている死んだ魚の目をしているあなた」とか「仕事の出来ないあなた」とか、求めていませんから。

誰も、人の嫌な面とか醜い部分なんか、見たくないのです。

だから、どいつもこいつも無理して自分を着飾って、自分の成果を誇示して、自分を少しでも「よく見せる」ことに腐心する。

そうすれば「大して仕事もできない自分」とか「本当は大きな仕事をこなす度量もない自分」とか、隠し通せますから。

自分が過大評価され過ぎてしまっている仕事

仕事で馬鹿げていると感じるのが「過大評価」や「過剰な期待」というヤツでしょう。

人間総じて自分勝手なので「職場のピンチを救うヒーロー」を”優秀な人材”や”優秀な若者”などという都合のいい言葉で求めています。

―――自分で出来もしないことを、なぜ他人に求めるんだ?

国も企業も親も教師も、みんなそう。

自分じゃ何も変える気なんかないクセして、なぜか他人には平然とそれを求める。

そして不幸なことに「過大評価」や「過剰な期待」に応えられるほどの力を持った人物は、その”都合のいい人材=優秀な人材”という生贄に選ばれてしまうんです。

「面倒な仕事は他人に押し付けろ」
「余計な責任は他人に押し付けろ」
「なんでも出来る優秀な人間にすべてやらせろ」

これが社会人の”暗黙の了解”ってヤツ。

仕事が出来れば出来るほど、優秀であればあるほど、求められる期待や評価はドンドン膨れ上がってくるのが常。

で、いざどこかでその過大な要求に応えられなかったら、どうなるでしょうか?

「君にはガッカリしたよ…」

そう、今まで積み上げてきた実績なんか他人からすれば「お前なら出来て当然」なのですから、一度の失敗が許されなくなるんですよ。

取るに足らない不祥事で政治家が失脚するように、一度の失敗で「お前はダメな奴だ」と烙印を押すのが、いつの時代も身勝手な人間の言い分。

それまでの実績や評価などなんかよりも、一度の失敗の”マイナス”の方がすべてなのですから。

…忘れないでいて欲しいのが「なまじ、他人の過大評価や過剰な期待に応えられる能力があると、その先ずっと同じレベル以上を求められ続ける」ということです。

そう、日本の製造業なら「高品質で安全な製品をより安く」小売・飲食業なら「より安く、早く、丁寧に」を実現してしまった結果、今以上を求められ続けて疲弊しているように。

人間の嫌な部分が目につく仕事

馬鹿げた仕事と言えば「人間の嫌な部分が目につく仕事」でしょう。

クレームだらけの接客業。

顧客の理不尽な要求と現場と板挟みな営業。

職場では「立派なビジネスマン」が女相手に勝ち誇れる、キャバクラや風俗。

食肉で死を悟って叫ぶ豚や牛を屠殺する仕事か、あるいか無責任な飼い主の持ち込んだ犬だか猫を処分する仕事。

そこで見るのは文字通り「人間の卑しいまでの身勝手さ」だ。

誰も手を汚したくないで「キレイなままの自分」でいたいから、そういう卑しい仕事は他人に押し付ける現実を想像すらしない人間もいる、たくさん。

そういった”卑しい仕事”で求められる能力は「人間を嫌いになる能力」だ。

”愛”とか”仲間”とか”信頼”とか、そういうキレイゴトはどうでもよくなる。

結局、人間みんな自分が一番大事なクセして、その卑しい本性すら直視したくない奴らが、誰かに汚い仕事を押し付けているだけなんだから。

世間の大半の連中が「ケンカはいけません」だの「平和は素晴らしい」だの寝ぼけたことを言ってられるのも、どこかの誰かが代わりに争ったり手を汚しているおかげだ。

そんな現実に、頭お花畑な人間は想像すらしない。

てめぇがキレイなままでいられるのは、誰かが代わりに手を汚しているからだ。

人の卑しさや醜さを「これでもか!」というほど見せつけられる職業の人間に「他人を信じよう」だの「愛は素晴らしい」だの言ったって、何も与えることなど出来ない。

その、世間様の「働くことは立派だ!」というキレイゴトの裏の「だけど、自分は卑しい仕事はしたくない」というダブルスタンダードが、仕事をバカバカしくさせる。

世間の人間が「バカばかり」だと気づいてしまった瞬間

本当に心底仕事がくだらなく感じるのは「世間の人間が救いようのないバカばかり」だと気づく瞬間でしょう。

世の中、不合理・理不尽の応酬ばかりなので、誰もが「こうすれば円満に解決する」とわかってるはずなのに、その選択肢を取らない。

それはくだらない意地であったり、利権に執着するみっともなさであったり、醜い嫉妬心であったり、多くの場合は”感情”が原因です。

テレビでしょーもない芸能人のゴシップネタやスポーツ業界の権力争いを見て「くだらない」と感じるのと同じ。

仕事で結果を出すために感情なんて邪魔でしかないというのに、なぜか感情にとらわれて判断を誤るバカばかりで、実際にその一部のバカの感情に付き合わされることになるから、仕事がくだらなくなる。

そもそも、世間の人間の大半がバカである場合、そのバカに合わせて仕事しなければならないのですから、仕事がバカげているのは当然と言うほかないでしょう。

「government of the people, by the people, for the people.」

裏を返せば「バカのためのバカによるバカの政治」だと言えるのですが、もちろん権力者側は笑顔で「国民感情に配慮」なんてバカげたパフォーマンスをしなければならないため、国民をバカにするなど言語道断ですよね。

それ同じで、バカ相手に笑顔で対応して、内心では「こんなことで喜べるお前はバカだ」と見下すことこそが大人の処世術とやららしい。

…そんな風に、その場しのぎの建前ばっかりを喋っていくうちに、感情も人付き合いもどうでもよくなる。

どうせ、誰にも本心は喋らないし、バカ相手に自分のことなど理解してもらえるはずもないのだから。

仕事にしろプライベートにしろ、あの「わかり合っている”フリ”」「話をわかっている”フリ”」みたいな建前ばかりをペラペラと貼り付けている瞬間が、死ぬほど寒くてくだらない。

しかもくだらないはずなのに、それで仕事や人付き合いはどうにかなってしまうことが、より一層くだらなさを際立たせる。

もしあなたが「仕事がバカげている…」と感じているのであれば、それは「世間の人間がバカばっかり」だと気づいているからでしょう。

そして「自分もその”世間のバカ”と同じレベルの仕事しかこなせていない」という事実が、さらに仕事をバカバカしいものに変えていく…。

バカげた仕事の対処法は?

以上のように、仕事の「馬鹿げたところ」なんか、挙げだせばキリがありません。

こんな馬鹿げたコトばかりの仕事を、必死に、真面目に、エラソーにやっている人間ばかりなのが、より一層バカバカしさを際立たせる。

「そんなに必死になっちゃって、どうすんのさ?」

必死に仕事に打ち込もうが、どうせ人間の出せる成果なんてたかが知れているというのに…。

こんなバカげた無情な世の中だというのに、必死に頑張ってる奴はたくさんいます。

だけど、自分にはそんな「必死な連中」の気持ちが、まったく理解できない。

ずっと昔から、そうだった。

それでも、その「毎日、必死に生きている連中」の気持ちを理解したくて、近づきたくて、仕事とやらをこなしてきた。

その中で少しだけわかった、世の中のバカバカしさを紛らわす方法を紹介していきます。

「金のため」と割り切る

仕事なんか、どうキレイゴトや建前繕っても所詮は「金のため」としか言い様がありません。

「社会貢献のため」だとか「やり甲斐」だとか「自己実現」だとか、んなもんは人並みに稼げるようになって、口座にたくさん金が溜まってから考えればいいだけですから。

そんなくだらねえ建前やキレイゴトを信じ込めるほど、今の現代人に余裕も時間もあるとは、到底思えません。

…いや、むしろそういう「立派な仕事の動機」みたいなもん本気で信じ込むと、会社側に都合よく使われるだけの存在になるだけ。

いい加減、仕事に対するゴタクは聞き飽きた。

すべての仕事は、金のためだ。

「世の中、金じゃない」なんて言うけど、それを言っても許されるのは本当の金持ちだけ。

でも、間違っても資本家や富裕層は「世の中、金じゃない」なんてことは言わない。

「金が大事じゃない」なんて言っている人間、口ではそう言っておきながら、いざ他人に「金をよこせ」と言えばケチる奴ばかりじゃないか。

結局のところ、金を稼ぐ能力もない、その術もない人間は「金が大事じゃない」なんていう負け惜しみのような自己正当化を信じ込むしかない。

…自分の何百倍も稼いでいる人間がこの世に存在するなんて事実認めたら、自分の価値なんかなくなっちゃうから。

仕事以外に価値を見い出す

仕事以外に価値を見出すのも、ひとつの選択肢でしょう。

たとえば「家族」とか「趣味」とか「社会貢献」とか。

…ただし、これも「金」と一緒で「自分が仕事で結果が出せない無能の、負け惜しみ」としても使えるので、考え方次第です。

少なからず「仕事より家庭が大事!」なんて言っている男が、嫁のATM化して文句を言われる日本の家庭感に価値があるかどうかと聞かれたら、多くの人は「YES」と自信満々には答えられないでしょう。

今の職場で新しい仕事や課題を見つけ出す

仕事が馬鹿げているのは、あなたの考えが馬鹿げているからです。

今の職場で「与えられる仕事」だけで満足していては、餌を与えられてなお不満げにピーピー喚いてる豚と同じ次元ですから。

与えられる仕事を卒なくこなすなんて、出来て当然(出来ない人も多いですが…)。

その先に行きたいんなら、前人未到の領域に踏み込まないといけない。

それこそ「給料にも社内評価にも結びつかない、傍から見ればバカバカしいコト」を、真顔で必死にやらなくちゃいけません。

仕事がバカげているのであれば、自分ですべて塗り替えてしまえばいい。

ただ、世間にはその気概も実行力もない人間ばかりだから、仕事がバカげているように感じるんです。

「バカげているのは、自分か?それとも世界の方か?」

その答えは、本気で挑戦して結果出した人間にしかわかりません。

転職活動を行ってキャリアを見直す

今の仕事が心底バカげていると感じているのであれば、転職も視野にいれましょう。

正直、正社員の立場ですと「上司や経営者がバカ」な場合、バカげたルールに合わせて仕事しなければいけません。

どんなに理不尽でも「会社のルールは社長が絶対」「現場のルールは上司が絶対」というのが、組織の常です。

そんな環境下で「会社を改革する」なんてこと、どんなに優秀な人材でも実行できる道理もありません。

ですので、転職活動で「今の仕事よりはバカげていない仕事」を選ぶほうが、何倍も現実的かつスマートでしょう。

転職して問題が解決出来るかどうかは「神のみぞ知る」ですが(未来のことは誰にもわからない)、今のバカバカしい仕事を老後まで不満垂れ流しながら続けるよりは、転職の選択肢を確保しておくほうがずっとマシでしょう。

ただ、いきなり転職しようとしても、経歴が不十分なうちや自己アピールが不十分なうちは自力で転職しようとしても採用されにくいばかりか、下手をすると年収ダウンしてしまったり待遇がさらに悪くなる…なんて失敗にもつながりかねません

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