突然ですが、実は自分、アイドルオタクなんです(笑)
いわゆる「推し活」ってのが生き甲斐で、推しのために散財する瞬間が最高。
好きなアイドルを応援するために全国ツアーを回る「追っかけ」みたいなこともするし、限定グッズを布教用から観賞用まで買って集めたりする、ガチのドルオタ。
そんな私ですが、社会人になって「アイドルオタクって普段はどんな仕事してるの?」って気になっちゃたんですよね…。
芸能業界や音楽業界に入って推しと関わる仕事もいいなって思ったんですけど、推しは憧れのままでいてほしい気持ちもあるので無理なくドルオタし続けられる仕事にしよう迷っちゃう…。
そんな自分の悩みを聞いて、周りは言うんすわ。
「社会人になってもオタク趣味って引くわぁ…」
「趣味より仕事を優先しなさい」
ってね。
でも、これっておかしくないですか?
推しのためだからこそ嫌な仕事を頑張れるんだし、稼いだお金も推しに使わないと生きてる幸せって感じられなくないですか?
そんな私ですから、過去、推し活のために有給を取らせてくれないクソな会社は辞めちゃいました(笑)
今はアイドル活動にも理解があって、有給も取りやすくイベント参加もしやすい、なんなら推しにちょっと関われて貢献できる、最高にハッピーな仕事に転職してます。
みんなもそういう仕事に就きたいでしょ?
この記事では、アイドルオタクの私が徹底的に調べた「アイドルオタクでも働きやすくて、ワンチャン推しに関われる職業」を紹介していきたいと思います!
最後まで読めば、どんな人でも向いてる仕事が見つかって、今までの仕事がしょぼく思えてきますよ(笑)
アイドルオタクに向いてる仕事や業界
「向いてる仕事」の定義は様々ですが、
- 適性や才能を発揮できる
- 興味関心が持てる
- 熱中できる
- 今までの経験が活かせる
といった仕事は、長く続いて活躍できる可能性が上がります。
そのためには、まず自分を知っておく必要があります。
周りと比べて自分の欠点を気にすることはありません。
自分の強みや長所を活かせる仕事こそが「本当に向いてる仕事=適職」です。
アイドルオタクは、以下の隠れた才能を秘めています。
▼アイドルオタクが持つ意外な適性
- ”好き”を原動力に
情熱的、行動力がある、好きなことにのめり込む、好きなことを語る、好きなものを広める、アイドルファンの顧客心理を理解する、推し活のために仕事する - 知識旺盛
好きなものに詳しい、興味のあることを掘り下げる、とことん調べる
こういった素質を自覚し意識的に伸ばすことで、キャリアでも活躍できる可能性が高まることでしょう。
以下に、このような適性を発揮したり、開花させることができる職業の数々を紹介していきます。
【アイドルを支える】エンタメ業界
項目 | 評価 | 備考 |
---|---|---|
オススメ度 | ★★★☆☆ | アイドルを支えられるのでやりがいを感じやすい |
難易度 | ★★☆☆☆ | 体力や熱意があれば未経験からでも就きやすい |
年収目安 | 300万~700万円 | 職種や企業規模で幅が大きい |
働きやすさ | ★★☆☆☆ | 深夜勤務などハードな職場が多い |
将来性 | ★★☆☆☆ | 一部業界は衰退傾向 |
アイドルオタクの中でも「アイドルと関わる仕事や裏で支えるような仕事がしたい」と考えるなら、エンタメ業界で働くのが選択肢です。
エンタメ業界とは?代表的な5つの業界
エンタメ業界とは、人々を楽しませることを目的とした、幅広い分野を包括する業界のことを指します。
アイドルをビジネスとして成立させるためには、エンタメ業界に属する幅広い会社や人の力が不可欠です。
以下に、代表的な5つの業界について解説します。
芸能業界
テレビや映画で見かけるアイドルや俳優、モデルやタレントなどの芸能人は、何も自分1人だけの力で活躍しているわけではありません。
その裏には、芸能人を支える「芸能プロダクション」「マネージャー」「キャスティングディレクター」「スタイリスト」など、さまざまな職業の人が関わっています。
マネージャーはタレントのスケジュール管理や仕事の調整、撮影現場への同行など、タレントがパフォーマンスに集中できる環境を整えます。一方、キャスティングディレクターは、ドラマや映画の配役を決定し、作品の成功を左右する重要な役割を担います。
こうした「芸能人が活躍できるように支えている会社や職業の人」が所属するのが「芸能業界」です。
音楽業界
現代のアイドルは歌って踊れるのが当たり前。とくにライブ活動は大多数の人を動かし大きな収益源となるので、アイドルにとっても重要なイベントです。
アイドルが音楽活動を行うには、下記のような会社や職業が関わります。
- レコード会社:音楽制作の手配から宣伝、著作権の管理まで全体の指揮を行う
- 作曲・作詞家:音楽の作曲や作詞を行う
- スタジオミュージシャン:レコーディング時の演奏やライブ演奏を担当
- サウンドエンジニア:レコーディングや音源のミキシングを担当
こうした「アイドルが音楽を制作して発表し世間に届けるまで」に関わる人々が所属するのが「音楽業界」です。
テレビ業界
テレビ業界は、ドラマ、バラエティ番組、ニュース番組など、さまざまな番組制作を行う分野です。
テレビ局、制作会社、広告代理店が連携して、視聴者に楽しい時間を届けることを目的としています。
ディレクターやプロデューサー、AD(アシスタントディレクター)といった役職が活躍します。
アニメ業界
最近では声優がアイドル活動していたり、逆にアイドルが声優を担当するなど、アイドルとも関わりの深い業界となっています。
イベント業界
アイドルがコンサートを行うには、イベント会場の手配から、当日のスタッフを集めて指示する会社や人が必要です。
代表的なのは「イベントプロモーター」と呼ばれる職業の人々でしょう。
イベントプロモーターは、コンサートやフェス、展示会など、イベントを企画・運営・宣伝する役割を担う専門職です。イベントを成功に導くため、会場選定からスケジュール調整、広告宣伝、チケット販売、当日の運営まで、幅広い業務をこなします。
たとえば、コンサート時によく目にする「警備員」「グッズ販売スタッフ」「入場チケット確認スタッフ」などを雇って、ライブ当日に仕事できるよう準備するのがイベントプロモーターの役割です。
イベントプロモーターは何も一人だけでなく、会社全体でイベントプロモーターとしての仕事を行うこともあります。
イベント用の施設の管理やメンテナンスを行う会社も存在します。
有名アーティストがよくライブを行う「日本武道館」は、内閣府管轄となるため、運営は公務員となります。
地下アイドルであれば「個人経営のバー」や「小さめのライブハウス」で公演を行うこともあります。
エンタメ業界に就くメリット
推しアイドルと関われる可能性がある
芸能事務所などで働くか、芸能業界と関わりのある会社に就けば、ワンチャン推しアイドルと仕事関われるチャンス!
また、アイドルのスケジュール管理などを行う「芸能マネージャー」などの仕事もあります。
「何が何でもこのアイドルと働きたい!」という強い意志があるなら、そのアイドルが所属している事務所の求人を見つけるのが最強でしょう。
才能があればプロデューサーなどの道も拓ける
エンタメ業界で働き続けていれば、仕事を通して才能を発揮していくうちにより大きな仕事ができるようになるため、アイドル業のプロデュースや企画といった仕事に携われる可能性もあります。
現に、有名プロデューサーも最初からプロデューサーだったわけでなく、下積み時代に業界内の雑務を担当している経歴の人も多いです。

好きな芸能人の
所属事務所などを調べて
関係する企業を見つけてみましょう
エンタメ業界に就く際の注意点
アイドルと近すぎる業界ゆえに、理想と現実のギャップに直面することも多い点には注意。

人気アニメ「推しの子」みたいに
業界の闇を目撃することになるかも…
エンタメ業界に就くための方法
一般職枠で入社する
華やかで一般人とは縁のないように思えるエンタメ業界ですが、どんな会社にも「一般職(事務職や総務、営業など)」が存在する点に注目です。
もし一般職経験(目安:2~3年以上)があるなら、転職エージェントを利用するだけでエンタメ業界に就ける可能性大です。
なぜなら「一定の経歴があるだけ」で似たような職種間での転職はスムーズな傾向にあるからです。
未経験から挑戦する
エンタメ業界は意外と未経験からの採用も多め。たとえば、テレビ業界のアシスタントディレクターや、芸能マネージャーなどは、見習い枠としての募集も見かけます。
未経験からの入社は、やる気や熱意が重要なので、どうしてもエンタメ業界に就きたい人ならエージェントを使ってみるといいでしょう。
転職エージェントを活用する
なお、転職エージェントを使いこなすコツとして自分の意志や要望をハッキリ伝えておくことが重要です。
ここだけの話、登録しても「初回の情報入力だけ済まして終わり」「後は担当者の言われるがまま」で使いこなせてない人がかなり多く、そういう人はあまり良い求人を紹介してもらえません。
やることは簡単で、登録後のカウンセリングに「エンタメ業界に転職したい」「芸能事務所の求人を探してる」と就きたい業種や会社の種類を指定しておくだけです。
これだけで転職エージェントの担当者がエンタメ業界の求人を集めてくれるので、あとは待つだけです。
オススメのエージェントは、次に紹介する2社です。
【求人数重視なら】リクルートエージェント
知名度も高く、求人数も業界最多の「リクルートエージェント」は登録しておくだけ損はないでしょう。
ただ、知名度が高いので「他に利用してる人も多い=人気求人は倍率が高くて採用されにくい」という点には注意。
採用確率が落ちるので効率が悪くなりやすくモチベーションも低下しやすいです。また担当者の対応も事務的になりやすく、十分なサポートが得られにくい点もデメリット。
「どんな求人があるのか?」「年収の相場はどれぐらいか?」をざっくり把握するぐらいの使い方がオススメです。
【確実性・質重視なら】LHH転職エージェント
「転職活動で落ちる時間が無駄」
「採用確率が高い求人に絞って応募したい」
そう考える方は「LHH転職エージェント」がオススメです。
LHH転職エージェントは知名度は低めですが、その分、
- 担当者が利用者個人に合わせた求人提案をしてくれる
- 他のエージェントが扱わないお宝求人が多め
- 担当者のサポート力が高いので採用確率や年収UP率が高め
など「プロを通して転職活動する」というエージェント本来の強みが実感しやすいのが最大の特徴です。
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【布教力を活かす】マーケター
評価項目 | 評価 | 備考 |
---|---|---|
オススメ度 | ★★★★★ | 好きなものを広めたり語る力が広報力に活かせる |
難易度 | ★★★☆☆ | 大卒以上の募集が多いが他の条件を満たせば未経験からもOK |
年収目安 | 645~970万円 | 20代で年収1,000万円を超えるマーケターも *出典:WACUL |
働きやすさ | ★★★★☆ | フリーランス/リモートワーク案件もある |
将来性 | ★★★★★ | DXによる企業の成長にマーケティングが必要不可欠 *出典:IIJ |
マーケターとはマーケティングに関する仕事を行う人のことで、企業が商品やサービスをより多くの人に知ってもらい、売上を伸ばすための戦略を考えたりします。
商品を売るために情報を発信したり、どのSNSや広告で配信するのが有効かを調べたりします。推し活で培った「情報収集力」や「トレンド分析力」をそのままビジネスに活かせる職種です。
マーケターの仕事内容
マーケティングは「買ってもらう仕組みをつくる」ことが最終目的。
日常で目にする、CMや広告、製品やチェーン店など、ほぼすべての物にマーケティングが関わっていると言えます。
わかりやすく言えば「自動販売機を置いておくだけで勝手に売れる」「お店を立てるだけで売れる」状態を目指すのが、マーケティングの役割。
そのためには、下記のように色んなことを関係者と会議しながら決定し実行していきます。
マーチャンダイジング
「どの場所にお店を出せば売れるか?」「品揃えや陳列方法はどうするか?」を調査して決めていきます。
アカウントプランナー
「どの媒体でどんな広告を出すと効果が高いか?」を調査して決めていきます。
デジタルマーケティング
「公式サイトやSNSでどのように情報を発信するとフォロワーや売上が伸びるか?」を調査して決めていきます。
ブランディング
「商品や企業の好感度を高めるためにはどんなデザイン・ストーリーが有効か?」を調査して決めていきます。
PR(パブリックリレーションズ)
「プレスリリースやメディア露出を通じて企業や商品の印象を向上させるにはどうするか?」を調査して決めていきます。
マーケティングに関わる会社の種類
マーケティングは専門用語が多く難しい印象が強かったり、職業名が数多くあってわかりにくいです。そのため、下記のような会社で見分ける方法もあります。
1. 広告代理店
広告代理店は、企業の広告キャンペーンを企画・実施する会社です。テレビやラジオ、新聞、雑誌、インターネットなど、さまざまなメディアを活用して企業の商品やサービスを広く世の中に広めるのが主な業務です。大手広告代理店では規模の大きいプロジェクトに関われる一方、中小規模の代理店では、より密接にクライアントと向き合い、柔軟なマーケティング戦略を提案することができます。
2. Web制作会社
Web制作会社は、企業の公式サイトやLP(ランディングページ)の作成、SNSやECサイトの運用支援などを行う会社です。見た目のデザインだけでなく、SEO(検索エンジン最適化)やCV(コンバージョン率)向上を目的とした施策の提案を含むため、マーケティング要素が強い職種でもあります。マーケティング視点を活かして、ユーザー体験を向上させる施策を行うのが特徴です。
3. マーケティング支援会社
マーケティング支援会社は、クライアントのマーケティング活動全般をサポートする専門会社です。具体的には、データ分析、顧客ニーズの調査、デジタル広告の運用、マーケティングオートメーションツールの導入支援などがあります。幅広い業界のクライアントと関わるため、マーケティング全般に関する知識やスキルを高めることができます

会社ごとに行っている仕事内容も変わるので
求人応募したい会社の「事業領域」なども見ておきましょう
アイドルオタクがマーケターに向く理由
1. 好きなものの情報を集める能力が高い
アイドルオタクは、自分の「推し」に関する情報をいち早く収集することが得意です。SNSや公式サイト、ニュース記事など、さまざまな情報源を駆使してタイムリーに情報をキャッチする能力は、マーケティングリサーチや競合分析に直結するスキルといえます。
2. 好きなことについて発信する能力がある
推しの魅力を友人やSNSで熱心に伝える姿勢は、マーケティングにおける「伝える力」を育てます。特に、分かりやすく、魅力的に情報を発信する能力は、商品やサービスのプロモーションやコピーライティング、コンテンツ作りに役立ちます。
3. 流行を追う能力がある
アイドルオタクはトレンドに敏感で、流行の変化をいち早く察知する傾向があります。この能力は、消費者のニーズや市場の動向をつかむマーケターにとって不可欠です。特にSNSマーケティングやデジタル広告運用では、常にトレンドをキャッチし、それを反映させることが重要です。
4. ファン心理を理解する能力がある
自分自身が「ファン」であるからこそ、他のファンの心理や行動パターンを直感的に理解できます。この能力は、ターゲットユーザーの気持ちに寄り添い、効果的なマーケティング戦略を立てる上で非常に役立ちます。たとえば、「この商品ならファンが惹かれる」といった直感的な発想が、キャンペーンの成功を後押しします。
マーケターになるメリット
1. スキルや働き方次第で推し活と両立しやすい
マーケターはリモートワークやフレックスタイム制度を導入している企業が多く、働き方の自由度が高い傾向にあります。そのため、アイドルのライブやイベント、推し活のための時間を柔軟に確保できる点が魅力です。また、自分で仕事のスケジュールを管理できるようになれば、推し活と仕事のバランスを取りながら充実した日々を送ることが可能です。
2. スキルが汎用的で将来性が高い
マーケティングで身につけるスキルは、業界や職種を問わず活かせる汎用性があります。データ分析やコンテンツ制作、SNS運用などのスキルは、さまざまな業界で需要が高いです。さらに、デジタル化が進む現代では、マーケティング職の需要は右肩上がり。市場価値の高い職業であるため、キャリアの安定性が期待できます。
3. アイドル関係の仕事とそうでない仕事どちらの選択肢も得られる
マーケターとしてのスキルを活かせば、アイドル関連のプロモーションやファン向けコンテンツ制作といった仕事に関わるチャンスもあります。一方で、アイドルとは無関係の企業や分野で働く選択肢も広がります。自分の興味やライフステージに応じて、キャリアを自由に選べるのはマーケターならではの大きなメリットです。
マーケターを目指す際の注意点
1. 自分に合った職場を見極めるには基礎知識が必要
マーケティング業界は幅広く、広告代理店やWeb制作会社、マーケティング支援会社など、さまざまな職種や分野があります。自分の適性や興味に合った企業や職場を選ぶには、基本的なマーケティングの知識や業界についての理解が欠かせません。例えば、BtoBのマーケティングとBtoCでは仕事内容や求められるスキルが大きく異なるため、事前にリサーチを行い、自分がどの分野に向いているのかを把握しておく必要があります。
2. 所属企業や配属で求められるスキルがガラリと変わる
マーケターとして求められるスキルは、所属する企業や担当する業務によって大きく異なります。データ分析がメインのポジションではExcelやGoogleアナリティクスといったツールのスキルが必要になる一方で、SNS運用やクリエイティブ制作を担当する場合には、コンテンツ制作能力やデザインセンスが重要視されることがあります。このため、企業の求めるスキルや役割をしっかりと確認し、自分の得意分野を活かせる職場を選ぶことが大切です。
3. 常に自己学習や情報収集が求められる
マーケティングの世界はトレンドの変化が激しく、最新のツールやプラットフォーム、消費者の行動傾向を常に把握することが求められます。そのため、現場で成果を出し続けるには、自己学習や業界動向のキャッチアップが欠かせません。書籍やオンライン講座、業界セミナーなどを活用してスキルを磨き続ける姿勢が、マーケターとして成功する鍵となります。
マーケターに就くための方法
1.未経験者が求人応募だけでマーケターになるのは難しい
マーケターは総合的な知識や頭脳が求められます。そのため、正攻法で転職しようとなると「大卒以上」の学歴か実務経験が求められやすいです。
求人での職業名に注意
また、求人では「マーケター」という呼称ではなく「販促企画」「商品企画」「流通企画」などの「企画職」として募集されていることもあります。業界知識がない人にとって求人情報だけでマーケティング職を見極めるのは困難です。
業種選びも重要
マーケターになりたいと考える人は「どの業種を選ぶか?」も重要です。
たとえば、美容品や化粧品に興味がないのに美容業界に就いても、消費者心理がわからないので職場に馴染むのが難しくなります。
自分の興味関心がある業種や、経験がある業種を選ぶと、マーケターへの道も開かれやすいです。
2.未経験者はWebマーケティングから始めるのが主流
なお、マーケターの中でもとくに人手が足りてないWebマーケターであれば、未経験から就きやすいです。スクール系のサービスやリスキリングを経由して転職するといいでしょう。
Webマーケター
項目 | 評価 | 説明 |
---|---|---|
オススメ度 | ★★★★★ | 分析や計画重視なので落ち着いて進められる |
難易度 | ★★★☆☆ | 専門スキルはいるが未経験からでも学べば就ける |
年収目安 | 350万〜1000万円 | 会社次第では高収入も実現可能 |
働きやすさ | ★★★★★ | リモートワーク可能な企業が多くフリーランスにもなりやすい |
将来性 | ★★★★★ | デジタルマーケティングの需要拡大で将来性は抜群 |
マーケターは「マーケティングの仕事をしてる人」で、Webマーケターは「Webでマーケティングの仕事をしてる人」を指します。「デジタルマーケター」と呼ばれることも。
具体的には、インターネット上で商品やサービスを広めます。
Webマーケティングの仕事内容
Webマーケティングでは様々な仕事をしますが、代表例は以下のとおり。
1.情報を発信する
SNSやブログ、Webサイトを使って、商品やサービスの魅力を伝えます。たとえば「こんな商品がありますよ!」と多くの人に知らせる仕事です。
2.アイデアを出し合う(企画会議)
「どうやったらもっと商品が売れるか」「どんな広告が目を引くか」などをみんなで話し合い、作戦を考えます。おもしろいアイデアを出せると大きな成果につながります。
3.調査(リサーチ)
商品を買ってくれる人がどんなことに興味があるのか、他のお店がどんな売り方をしているのかを調べます。これによって次の作戦を立てやすくなります。
4.数字を見て分析する(データ解析)
どれくらいの人が広告をクリックしたか、どんなページがよく見られているかを数字で確認します。「どこを改善したらもっと良くなるか」を考えるための仕事です。
Webマーケターに向いてる人の特徴
Webマーケターは、下記のような経験や性格傾向があると長く続く可能性が高いです。
1.日頃からスマホやPCを使いまくってる
スマホやパソコンを使いこなしている人は、Webマーケターの仕事に必要なツールやサービスをスムーズに扱える素養があります。普段からネットに親しんでいるなら、新しい技術やトレンドも自然とキャッチできるでしょう。
2.自分で検索して調べる能力がある
Webマーケティングは、わからないことをその都度調べて解決する場面が多いです。「このツールどう使うんだろう?」や「競合はどんな広告を出している?」といった疑問に、自分で答えを探せる人にピッタリです。
3.オンラインでのコミュニケーションが得意
SNSやメール、チャットツールを使ったやり取りが多いため、対面でなくても円滑にコミュニケーションを取れる人は活躍しやすいです。ネット上での情報発信や、他者との連携が得意な人に向いています。
4.好きなものについて延々と語れる
推しのアイドルの魅力を友人に語り尽くしたり、新曲やライブの感想を熱く語れる人は、Webマーケターにピッタリ。商品の魅力やブランドの強みを伝える仕事では、その情熱が活かされます。
5.推しの布教が苦にならない
SNSで推しを広めるために投稿を工夫したり、友人をライブに誘ったりしている人は、マーケティングの素質十分です。Webマーケティングも「どう伝えたら相手に響くか」を考える仕事なので、アイドル好きな人の布教力はそのまま活かせます。
Webマーケターに就くメリット
今からWebマーケターになると、以下のような恩恵が受けられます。
1.ノウハウが普及しているので学びやすい
Webマーケティングのノウハウやツールに関する情報はインターネット上に豊富にあります。わからないことがあれば調べるだけで解決できるケースが多く、初心者でも学びやすい環境が整っています。
2.ツールの力で要領の悪さをどうにかしやすい
WebマーケティングにはGoogle Analyticsや広告運用ツールなど、便利なツールが揃っています。これらを使うことで、効率的に作業を進められるため、「要領が悪い」と感じる人でも成果を出しやすくなります。
3.マス広告からWeb広告へ予算が流れていて需要増大
多くの企業がWeb広告へシフトしているため、Webマーケターの需要は年々増加中。予算の増加に伴い収入が伸びやすく、求人も豊富にあるため、職に困る心配が少ないのが特徴です。
4.様々な適性が活かせるのでやっているうちに才覚を発揮しやすい
データ分析、クリエイティブな企画、SNS運用など、さまざまなスキルを活かせるのがWebマーケティングの魅力です。「何が向いているかわからない」という人でも、経験を積みながら自分の得意分野を見つけやすいです。
5.PC上ですべての仕事を完結できるため自由な働き方がしやすい
リモートワークが可能で、場所や時間に縛られない働き方が実現できます。自由度の高い環境を求めている人には理想的な職種です。仕事の進め方も比較的柔軟なので、自分のペースで働ける点も魅力です。
Webマーケターに就くための方法
Webマーケターはスキルが必要な仕事で転職するには経験が求められます。
1.未経験から就くには経歴かスキルが必要
Webマーケターは経験者が求められることが多めです。
やみくもに「求人を探しで応募する」という方法だけでは、まず採用されないと考えていいでしょう。
関連する経歴(営業や企画職、広告代理店など)やスキル(SNS運用、データ分析の知識など)を効果的にアピールする自己アピール対策をしておきましょう。
2.スキルを習得すれば未経験からでも就ける
ただし、Webマーケターを始めとしたIT系の人材不足が続いてるため、企業側からの需要は高く、未経験からでも就けるチャンスはあります。
Google Analyticsや広告運用ツールの使い方、SEO(検索エンジン最適化)の基本は公式ドキュメントを読むなどすれば独学でも学べます。
また、オンライン講座やスクー系サービスルを活用して、基礎的なスキルを積むのも手でしょう。
3.リスキリング支援を活用して転職
最近では、リスキリング支援を行うスクールやサービスが増えています。
リスキリングとは「学び直し」のことで、国がWebマーケターのようなIT人材の不足をどうにかするため、企業に助成金を出すなどの取り組みが行われています。
国が助成金出すことで、企業も未経験者向けにサービス提供し採用にも積極的になります。

リスキリング支援が国全体で行われてる今なら
未経験者でもWebマーケターになれるチャンス!
オススメしたいのが「WorX(ワークス)」というリスキリング支援業者を利用してスキル習得と転職支援を同時に受けるという方法です。
WorXでは、無料でスキルが習得できたり、就職/転職支援まで行っているので、未経験者でも安心して確実にWebマーケターに転職することができます。
アイドルグッズ関連職
アイドルグッズが消費者の手に届くまでには、
- 商品の企画をする会社(企画職、マーケティング職)
- 企画イメージを形にしていく会社(デザイナー、クリエイティブ会社)
- 商品を実際に生産する会社(メーカー、製造業者)
- 商品をお店に卸す会社(流通企画、卸売業者)
- 商品を販売する会社(量販店、通販サイト)
といった工程があり、それぞれ、様々な会社や人が関わります。
これまで紹介した「アイドルの活動をサポートする仕事」とは違い、こちらは「アイドルの知名度を活かしたグッズ制作~販売」と、より消費者サイドに近くなる仕事となります。
そのため「アイドルと直接関われる可能性よりは、アイドルオタクである自分の属性を活かして、向いてる仕事に就きたい」といった方にはオススメです。
ただ、どの会社も「アイドル専門ではない」ことが多い点には注意して求人探ししましょう。
アイドルに関係ない仕事
「推し活と仕事を両立したい」
「むしろ推し活が生き甲斐」
こういった「推し活しながら働きたい!」という人は、アイドルに関係ない仕事がオススメです。
コンサートが多い休日に休みが取りたいなら、土日祝日が休みなことが多い「大企業」や「公務員」が安定でしょう。
大企業や公務員でなくても、従業員数が多い中堅企業や上場企業であれば、土日祝が休みなことも多いです。
理由としては、会社が大きければ大きいほど、コンプライアンス(法令遵守)がしっかりしていることが多く、過度な残業がない傾向にあるからです。
また、推し活で「スーパーチャット」「ツアー巡礼」などお金をつかう人は、それなりに給料が良く、ボーナスも出る大きめの会社を選ぶに越したことはないでしょう。
ただし、組織が大きければ大きいほど、転勤や出張する可能性も出てきたり、そもそも「中途からだと就くのが難しい」という問題もあるため、以下の点に注意です。
- 事業所が全国区だと転勤可能性がある
- 一部業界は土日祝休みでない(飲食やサービス業など)
- 契約社員も視野に入れておく
ノーコードエンジニア
項目 | 評価 | 一言コメント |
---|---|---|
オススメ度 | ★★★★★ | 未経験から始めやすくIT業界に興味があるならオススメ |
難易度 | ★☆☆☆☆ | 専門知識が不要で自宅でも気軽にスタートできる |
収入目安 | 月60万~80万円 | フリーランスなら月60万以上と高単価 ※Midworks参考 |
働きやすさ | ★★★★★ | 完全リモートワークのIT会社が多くフリーランスも可 |
将来性 | ★★★★★ | 2025年には市場規模1,000億円の予測と需要増加 ※ITR株式会社参考 |
「スキルを磨いてサクッと稼ぎ空いた時間で推し活できる」というライフスタイルが実現しやすい注目の仕事、それがノーコードエンジニアです。
ノーコードエンジニアとは、プログラミング言語を使わずにノーコードツールでWeb制作やアプリ開発を行う職業を指します。
ノーコードツールとは、プログラミング不要で直感的に操作できるツールのことです。
あらかじめ用意された部品(ブロック)を組み合わせながら、Webシステムやアプリを作成していくイメージです。

Minecraftみたいにゲームの中で何かを作っていく作業に近いです
ノーコードエンジニアの仕事内容

ノーコードエンジニアって難しくない?
そう思われる方に実際にノーコードエンジニアがやっている仕事の一例を紹介します。
1.クライアントからのヒアリング
クライアントとは「相談してくる顧客」のことで、ヒアリングとは「聞き取り」のこと。
「どんなWebサイトやアプリが欲しいですか?」とお客さんに聞いて、やりたいことや困っていることを教えてもらいます。
その上で「こういったことができますよ」と提案しながら、ノーコードで作るもののイメージを固めていきます。

会社によっては営業チームが担当することもあります
2.Webサイトやアプリの設計~制作
どんなデザインにするか、どんな機能をつけるかを考えて設計図を作ったり、スケジュールを立てます。
その後、ノーコードツールを使って実際に制作作業開始です。
経験が浅いうちは、ディレクターやマネージャーの人が作った設計図やスケジュールに沿って、部分的に制作を行うことが多めです。
3.ノーコードツールの運用~管理
サイトやアプリは作って終わりではありません。ちゃんと動くようにチェックしたり、その後、運用しながら問題がある度に改修の依頼を受け付けるなど管理も行います。
また、ノーコードツール自体がバージョンアップすることも多いので、大きな変更がないか確認したり、影響範囲を調べて報告することもあります。

作った後の手入れや管理も行うことで
クライアントからの信頼を上げていくのも仕事だぞ
4.Webサイトやアプリのカスタマイズや調整
クライアントから「ここをもっとこうしてほしい」とオーダーが来たら、デザインや機能を修正してさらに使いやすくしたりします。
ノーコードツールの代表例

ノーコードツールと言われてもイメージできない…
そう思われる方に向けて代表的なノーコードツールについて紹介します。
kintone
kintoneは業務データの管理や共有を簡単に行えるプラットフォームです。カスタマイズ性が高く企業の業務改善に役立つツールとして多くの企業に導入されています。
Shopify
Shopifyは誰でも簡単にオンラインストアを構築できるEC(通販サイト)プラットフォームです。テンプレートやプラグインを活用して短期間での制作が可能で、世界中で人気を集めています。
Adalo
Adaloはノーコードでアプリを開発できるプラットフォームです。ドラッグ&ドロップ操作で直感的にアプリを作成できるため、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
4.Wix
Wixは簡単にWebサイトを作成できるノーコードツールです。豊富なデザインテンプレートやカスタマイズオプションを提供し、ブログやビジネスサイト、ポートフォリオまで幅広い用途に対応しています。
ノーコードエンジニアに向いてる人の特徴

自分でもノーコードエンジニアになれるかな?
未知の職業に挑むときは誰でも不安なもの。あなたが長く続くかどうか、いくつかの判断項目を用意しました。

一つでも当てはまるなら適性あり!
1.PCやスマホで何かを制作した経験がある
スマホアプリでオリジナルの動画を編集したり、簡単なWebページを作ったことがある人は、ノーコードツールの操作を覚えるのも早いです。
また、ノーコードツールはリアルタイムで制作していくので、デザインやイラストなどの「アイデアを形にする」ことが楽しいと思えるような人も向いてます。
2.Webサイトやアプリを見ていると「こうしたらいいのに」と感じることがある
既存のサービスに対して「もっとこうすれば使いやすいのに」と改善点を自然に考えられる人は、ノーコードエンジニアとして発想力が活かせることが多いです。
3.勉強するより実践してから理解する派
プログラミング言語などの勉強の必要がないので「まず勉強したり知識を身につけてから〜」というよりは「とりあえず試してみてから覚える」という実践派向きです。
ノーコードエンジニアになるメリット

ノーコードエンジニアになっていいことあるの?
仕事では給料以外のやりがいやモチベーションを見つけ出すことも長く続くコツ。事前にメリットを知って、自分だけのやりがいを見つけてみましょう。

やりがいは与えられるものでなく見つけ出すもの!
1.スキル・経歴なしでIT/Web制作に関われる
プログラミングスキルが不要なため、未経験でもIT業界に参入しやすく、専門知識がなくても挑戦できる職種です。
逆に言えば、プログラミングスキルが求められる「プログラマー」「ITエンジニア」は難易度が高いため、未経験から就くのが難しいとも言えます。
2.制作に関わるうちにIT/Webに詳しくなれる
実際にWebサイトやアプリを制作する過程で、IT業界の知識や技術を自然と身につけられるため、働きながらスキルアップが可能です。
3.ノーコードツールを通してキャリアアップできる
ノーコードエンジニアとしての経験を活かし、WebデザイナーやUXデザイナー、ITコンサルタントなど、キャリアの選択肢を広げることができます。
なので「向いてる仕事がわからない…」という人でも、ノーコードエンジニアとして働くうちに自分の適性や進むべき道が発見しやすいです。
ノーコードエンジニアからのキャリアパス

ノーコードエンジニアになった後のキャリアは安泰なの?
収入を上げたり活躍の幅を増やすには「就いた後にどういうキャリアを歩みたいか?」というキャリアパスが重要。
キャリアパスとは、仕事を通して成長していく道筋のこと。あらかじめ「将来、こういう風になりたい」と考えておくだけでも就職や転職が有利に。

一歩先の将来を考えておくことで
転職活動時にも「この人は先を考えている!」と思われて
一目置かれる存在になれますよ
1.フロントエンドエンジニア
ノーコードエンジニアはツール頼みなので、細かいカスタマイズができません。
実際に仕事を行う中で「もっとこうしたい」と考えるうちに自然に「HTML」「CSS」「JavaScript」といったプログラミング言語を触るようになれば、フロントエンドエンジニア相当のスキルが身につきます。
フロントエンドエンジニアとは、WebサイトやWebアプリケーションのユーザーインターフェース(UI)部分を開発するエンジニアのことです。
つまり、私たちが普段Webサイトやアプリを利用する際に、目に触れる部分、操作する部分、つまり「表側」にあたる部分を設計・構築するのがフロントエンドエンジニアの仕事です。 AI Geminiより解説
つまり「最初は簡単なノーコードツールから入って、使っていくうちにプログラミング言語を覚えていく」という進め方ができるわけです。

一からプログラミングを学ぼうとしても
難しすぎて挫折する人も多いです…
2.UXデザイナー
「このWebサービス使いにくい…」
こういった不快なユーザー体験を取り除き、使いやすさや直感的な操作ができる設計を目指すのがUXデザイナーの仕事です。
ノーコードツールはデザイン面での制約も多いため、実務で使っているうちに「もっとこうしたい」と思うことが増えてきます。
そうした際に「どうすればもっと使いやすくなるか?」を考えて試すことができる人は、ノーコードエンジニアからUXデザイナーへの道も開けます。
3.ITコンサルタント
仕事を依頼してくるクライアントの対応をするうちに「こういう依頼が多い」「こういう悩みにはこう対処すればいい」と見えてくることがあります。
そうした際には「ITコンサルタント」の適性が開けます。
ITコンサルタントとはざっくり言うと「企業のITの問題を解決したり、ITツールの導入を支援する人」です。
このクラスになると、年収1000万以上稼ぐ人材もかなり多く、引く手あまたとなります。

事前に将来なれる可能性のある職業を知っておくだけでも
就いた後の意識が変わるので頭の片隅に入れておこう!
ノーコードエンジニアになる際の注意点

事前に悪い面も知って心の準備をしておきたい
どんな仕事にも良い面と悪い面があるもの。大事なのは「悪い部分も受け入れられるか?」「自分がストレスと感じないか?」を見極めること。
以下に紹介することが耐えられそうなら、ノーコードエンジニアは天職になりえるでしょう。
1.就いた後も勉強する必要がある
ノーコードツールは初心者でも扱いやすい分、就いた後も勉強する必要があります。
ただ、何も「プライベートの時間を犠牲にしてまで勉強しろ」と言いたいわけではありません。
ただし勉強が必要だからといって恐れる必要はない
そもそも、IT/WEB業界は変化が早いので「わからないことを調べたり勉強する時間も仕事のうち」という価値観があります。
しっかり自分自身でわからないことを調べたり、先輩や上司に聞くなどの基本ができてれば、身構える必要もないでしょう。
自分が興味関心を持てる分野の仕事を選べば、勉強することもさほど苦ではありませんし「勉強しながら働ける」と考えれば、モチベーションも維持しやすいでしょう。
ノーコードツールは「誰でも簡単に操作できる」分、スキルとしての専門性が高いとは言いにくいため、長い目で見ると技術的価値が上がりにくいというリスクがあります。
2.将来的にスキルの価値が落ちるリスクがある
ノーコードツールは「どこかの会社が作ったツール」であるため、その会社の方針変更に振り回されるリスクが常につきまといます。
たとえば、スマホメーカーが「明日からスマホの操作方法を全部変える!」と言い出したら、それだけで今まで慣れた操作方法が通用しなくなり、生活に困る人が続出するでしょう。
IT業界では、こうしたことが起こります。
心配せずとも働くうちに他のスキルも身につく
なので「特定のノーコードを上手く使える」というスキルや経歴だけでは、将来的な不安が残り続けるのがリスクです。
ただ、上述のようにノーコードではできないことをやろうとするうちに他のスキルが身につくことも多いため、将来のキャリアパスを考えて仕事選びすれば、さほど心配はいらないでしょう。
ノーコードエンジニアになる方法

で、ノーコードエンジニアになるのはどうすればいいの?
もしノーコードエンジニアになりたいと思ったなら、以下の方法を試しましょう。
1.求人検索だと見つからないこと多め
「ノーコードエンジニア」は正式な職種名ではないため、求人検索してもほぼ出てくることはありません。
求人検索時にノーコードツール名を指定しよう
求人で探すとしたら「kintone」「Shopify」などノーコードツールの具体的な名称を指定しましょう。
「具体的なツール名を知っている=そのツールを使ったことがある」ということになります。
なので企業側も経験者だけの募集に絞るために「ノーコード」という文言を使わず、具体的なツール名をしているという背景になります。
2.求人票から会社情報を詳しく見ておく
会社の事業領域にも注目しておきましょう。
「Web制作」「ITコンサルティング」「SaaS導入支援」「ITサービス販売代理店」といった性質の会社なら、ノーコードエンジニアの募集を行っている可能性があります。
会社情報からノーコードエンジニアの採用を行ってるか見極めは困難
ただし、企業分析のスキルがなければ会社情報からノーコードエンジニアの採用があるかどうか見極めるのは難しいため、わからないなら素直に下記の方法を試すのが近道です。
3.リスキリング支援を活用して転職するのが確実
リスキリングとは「学び直し」のことです。
国がWebマーケターのようなIT人材の不足をどうにかするため、企業に助成金を出すなどの取り組みが行われています。
国が助成金出すことで、企業も未経験者向けにサービス提供したり、採用にも積極的になります。

リスキリング支援が国全体で行われてる今なら
未経験者でもノーコードエンジニアになれるチャンス!
WorXを使えばスキル習得から転職まで一直線
オススメしたいのが「WorX(ワークス)」というリスキリング支援業者を利用してスキル習得と転職支援を同時に受けるという方法です。
WorXでは、無料でスキルが習得できたり、就職/転職支援まで行っているので、未経験者でも安心して確実にノーコードエンジニアに転職することができます。

スコシテン独自の情報満載の
WorX解説記事も参考にしてみてください
アイドルオタクが自分に合った仕事を見つけ出すコツ~就くまでの方法
「向いてる仕事がわかっても求人が見つからない…」
「適性があっても経歴やスキルが足りない…」
「惹かれる求人がを見つかっても受からない…」
向いてる仕事を見つけたとしても、直面するのがこのような問題です。
そこで最後に、本当に自分に合った仕事を見つけ出すコツから実際に就くための方法まで、すぐに行動に移せる実践的なノウハウを紹介していきます。
「アイドル好きを仕事に活かすか?趣味と割り切るか?」を決める
当記事ではいくつもの「アイドルに関する仕事」を紹介していますが、まず初めに、
- 仕事自体がアイドルと関係する職業を選ぶか?
- 仕事は仕事と割り切って、趣味として推し活を続けるか?
のいずれかの方向性を決めておかなければ、仕事選びも中途半端になります。
というのも、仕事に就けばプライベートが犠牲になることは当たり前だからです。
入社数年間、一人前として認められたり、他でも通用するスキルや経験が身につかないうちに「仕事よりアイドル趣味が優先」という基準でいると、社内評価が得られないなどのリスクも大きいです。
仮に「推し活は趣味と割り切る」のであれば、できる限り待遇の良い会社や、時間の融通が利きやすそうな職業を選ぶべきでしょう。
一方で、まったくアイドルと関係ない会社ですと、推し活のためにプライベートの時間を確保する…という価値観や生活スタイルに理解が得られにくいという可能性もあります。
また、業界・会社単位で見ると、不思議と「似たような価値観や趣味・嗜好の人が集まる」という傾向があります。似たような人が集まる職場では、雑談が弾んだりするなど、何かと「仕事がしやすい」など有利になることも多いです。
ですので、アイドルと関わらない仕事を選ぶにしても、当記事で紹介したような業界や企業に絞った方が自分に合った仕事が見つかる可能性は高いでしょう。
推し活も両立したいなら、今回、紹介したような「アイドルオタクとしての知識や経験がたまに活かせる一般職」に就くのも手でしょう。
向いてない仕事は避ける
世の中には数多くの転職サイトや求人があり、選択肢に迷うものです。
その中で、効率良く理想の仕事にたどり着くためには「自分はどの職業に惹かれないか?」「どんな仕事が続かなそうか?」を知っておくことです。
▼アイドルオタクに向いてなさそうな仕事の例
- 夜間や週末が繁忙期な職業
例:飲み屋(バーテンダー、ホステス/ホスト)、 コンビニの店員や店長、小売業のスタッフや店長、病院の夜間勤務、飲食店向いてない理由:アイドルのイベント参加のための休日を取りにくかったり、勤務時間と被ることが多いため - 予定が突然変更されやすい仕事
例:マスコミ業界(AD、記者、番組制作スタッフなど)、広告代理店の営業担当者、緊急外来のある医療現場、緊急対応や当直制のある公務員(警察、消防員、自衛官など)
向いてない理由:急な予定変更による出勤や出張で、外せないイベント参加を諦めないといけないことがあるため
- 退勤後も余裕を持って休めない仕事
例:コンサルタント、自営業者や経営者、法律家(弁護士、検察官など)、ITエンジニア向向いてない理由:プライベートでも顧客対応したり、勉強が必要なため、アイドル趣味に時間を費やす余裕が得られにくい
こういった「向いてない可能性の高い業界や職業」と「向いてないと言える理由や根拠」を知っておくだけでも、迷いが少なくなります。
また、職業そのものだけでなく、
- 一緒に働く人との相性(社員の価値観や性格傾向、上司の仕事観や方針)
- 社風(会社の組織風土や企業理念、経営者の考え方)
- 会社の扱っている商品(サービス内容や製品)
といった要素でも、向き・不向きが変わってくる点に注意です。
そのためには、仕事内容や採用条件以上に、
- 面接時に、多くの社員とフィーリングが合ったか?
- 会社の理念やビジョン、経営層の考えに惹かれるか?
- その会社が扱っている商品に惹かれるか?
といった点も重視して判断するといいでしょう。

「この職業=向いてる」ではなく
会社/人/商品など
様々な情報から判断しましょう
「向いてる仕事」と「現実的に就ける仕事」は別で考える
向いてる仕事を調べたり、適職診断系ツールを使っている人に多い勘違いですが「性格や才能面で向いてる仕事」と「現実的に就ける仕事」はまったくの別物です。
どれだけ性格や才能面で才能があったとしても、医大に通ってない人が医師になるのは現実的に無理です。
それと同じことで、職業選択には下記のような制約がつきまといます。
- 未経験からの採用がほとんど行われてない
- 未経験からの採用の間口はあるが年齢制限がある
- 法律の決まりなどで学歴や資格がないと就けない
- 今までの経歴から大きく外れる
ですので、適職診断でどれだけ才能や資質が評価されても、自分の今までの経歴やスキルなどを考えて現実的な選択肢を選ばなければ、向いてる仕事に就くのは難しいです。
仮に、未経験職や異業種・異職種に就くにしても、職務経歴書の添削や面接対策などは必須、場合によっては資格取得やスキルアップも求められます。