突然ですが、自分、責任感がないんですよ。
大きな責任を背負うのは気が重いし、プレッシャーに押しつぶされそうになるじゃないですか?
こんな性格を「無責任なクズ」「大人げない」「苦労知らず」と非難する人もいます。
でも、責任感がないのってそんなに悪いことなんでしょうか?
政治家も無責任に辞任して逃げたり、経営者もテキトーに謝ってその場しのぎし続けるじゃないですか?
それに誰もが使命感や責任感を持って仕事に取り組めるほど、高貴ではないと思うんですよね。
だってそうでしょ?
仕事なんて、たかだかお金のために働いてるだけ。
自分の身の安全と生活の保証さえあれば、ほどほどでいい。
実際、そういう人が多いから、日本の企業って衰退してるんだと思うんですよね。
それに、百歩譲って責任が重い仕事をやるにしても、給料や待遇は上がらず、責任だけ押し付けられるって、会社に都合よくこき使われてるだけじゃないですか?
たとえば、20歳の社会経験もない若者に、いきなり店長やらせて残業漬け、売上出せなかったら自腹、でも給料は平均…なんて、ブラックもいいところです。
そんな私のモットーは「責任なんてものは背負える経験が身についてから負えばいい」です。
逆に聞きたいんですけど、経験も器量もない人に総理大臣や管理職やらせたって、国民や部下が離れていくだけなので、別にみんながやらなくたっていいんですよ。
責任感がない人には、責任を回避し続ける生き方だってある。
で、そういう人ほど、実は自分をすり減らさずに巧妙に生き残れて、長く働けると思うんですよね。
だって、責任感なんてものなくても、長く働けば会社のことがわかって管理職に出世できるじゃないですか?
そうやって出世して立場が生まれて、初めて、責任感なんてものが生まれるわけです。
逆に言えば、立場も待遇もない人に「責任感」とか「プロ意識」なんてものが生まれるから、日本の労働はブラックになると思うんですよね。
なので、私はあえて「責任感がない人ほど向いてる職業」をここで紹介して、仕事に対する息苦しい価値観をぶっ壊して、誰でも気楽に色んな仕事に挑戦できる雰囲気をつくりたいと思うんすよ。
責任感のない人の特徴
向いている仕事を考える前に、まずは責任感のない人の特徴について紹介していきます。
責任感のない人の欠点
- 物事を最後までやり遂げない
- 約束や期限を守らない
- 問題を他人のせいにする
- 注意力や配慮が欠けている
- 自己中心的な行動を取る
こうした特徴があると、仕事がうまく進まなかったり、周囲からの信頼を失うことがあります。
「なんで自分ばかり責められるの?」
「仕事なんてただの生活のためでしょ…」
仕事が上手くいってないとネガティブな考えになり、こんな風に悩みがち。
しかし、自分の欠点に気づけるというのは実は優秀な証拠。
なぜなら、欠点を克服することで人は成長できるものだからです。
世の中には、自分の欠点にすら気づけず、他人の文句ばかりの人が圧倒的多数。
そういう人は、流されるままに与えられた仕事をこなすだけで、不満たらたらで人生を終えるだけ。
しかし「今の仕事、本当に向いてるのかな?」「もっと合った天職があるのでは?」と考えられる人は違う。
より良い働き方を見つけ出し、自分だけの人生を創り上げることができます。
そのためには欠点ではなく「自分の中の隠れた強み」を自覚する必要があります。
責任感のない人の強み
- 自由な発想力:
型にはまらない考え方が得意で、新しいアイデアを生み出す力があります - プレッシャーに強い:
責任を感じすぎないため、ストレス耐性が高いことがあります - 柔軟な対応力:
固定観念に縛られず、状況に応じた適応が得意です - 斬新な視点を提供する:
チーム内で新しい風を吹き込む存在になれる可能性があります。
こうした強みを活かすことができれば、
- 仕事が苦でなくなり楽しく感じる
- 活躍でき一目置かれ評価も上がる
- 収入が増えて余裕もできる
- 気の合う仕事仲間が増え人間関係も良好に
など「幸福のスパイラル」とでも言うべき状態になります。

なんかうさんくさいかも…
「そんなの信じられない!」と疑う人もいるでしょうが、仕事も人生もがうまくいってる人ほど、こうした”キャリアの真理”にたどり着いています。
そのためには「自分の強み」…つまり「適性」「才能」「可能性」と呼ばれるチカラを発揮できる仕事に就くのが最善の道です。
責任感のない人に向いてる仕事
世の中の仕事って責任感が求められるように感じるじゃないですか?
でも、実はそんなことはないんです!
ここでは、責任感がないほど実は向いてる意外な職業の数々をご紹介していきます!
大手企業社員
意外に思われるかもしれませんが、大手企業の社員は責任感のない人ほど向いてます。
それはなぜか?
理由は3つ。
まず1つ目は「大企業は社員が多いため一人一人の責任が軽い」ことです。
その証拠に大手企業で不祥事が起こっても、社員全員が辞めさせられるようなことなんてありませんよね?
それどころか、組織ぐるみで不正を隠していることもあるので、不正を見て見ぬふりするクズさも必要。
なので、むしろ変に責任感や正義感がある人ほど向いてない説まである。
2つ目の理由。
それは「大企業は研修や教育が充実しており、どんな人でも仕事がこなせるようにできてる」から。
大手企業って資金がたくさんあるので、人を雇って育てる余裕があるんですよ。
なので、当事者意識が高くて有能な人材よりは、辞める確率が低い平凡な人材を求めてるってわけ。
なぜなら、長く勤め続ければどんなに能力がない人でも使い物になるから。
これがわかってるから、有名大学にいって新卒採用の切符で大企業をみんな目指すわけです。
大企業に入社してしまえば、自発的に学ばなくても企業が研修をしっかりしてくれるので、怠けててもOK。
こう考えると、実は責任感ない怠け者のほうが大企業に勤めたほうが人生楽ってわけ。
最後に3つ目の理由。
それは「大企業は待遇も給料も良く、一度入社したら辞めさせられることはほとんどない」から。
ちょっと法律に詳しいとすぐわかるんですが、会社員って一度雇うと辞めさせるのってかなり難しいんですよ。
なので、責任感のない人でも一度雇われてしまえば、どんなに無能で仕事ができなくても会社に居座り続けて、大企業特有の安定した待遇を受けられるわけ。
世間では「大企業勤め=優秀」ってイメージがありますが、実際はそんなこと全然ないです。
確かに上に上がっていく人はずば抜けて優秀かもしれませんが、平社員はそうでもない。
実際、私も大手企業の社員と関わることがありますが、ビックリするぐらい責任感のないテキトーな連中が多くてビビっちゃいます(笑)
それでも「大企業勤務」ってステータスだけで住宅ローンも組めますし、合コンではモテる(笑)
仕事ができなくても嫌な上司に平謝りしておけばなんとかなるし、下請け会社にテキトーに発注しておけばいい感じにやってくれるので、責任感なくてもOK。
しかも、大手企業はグループ会社がたくさんあって意外と中途からの採用求人も出回ってるし、採用基準も能力や人柄ではなく事務的にやってるだけのとこも多いので、応募したらあっさり内定もらえちゃう…なんてことも。
マスコミ業界
マスコミ業界も責任感のないクズほど向いてます。
テレビ番組見てればわかりますけど、マスコミ業界って芸能人のスキャンダルを報道して稼ぐような、ゲスみたいな仕事ですから(笑)
なので、人の不幸を飯の種にしても良心が痛まないどころか愉悦を感じる人や、企業の揚げ足を取るのが上手い人にはマジで天職レベルです。
また、最近では漫画家を自殺に追い込んでも意地でも非を認めない日本テレビの事例からも、責任感や倫理観の低いが集まる業界体質が見えてきます。
変に責任感がある人だと世間的な批判に晒されたときに非を認めて謝っちゃうと思うので、責任感のない人ほど意外とテレビ局の組織体質に馴染めるかもしれません。
マスコミ業界は具体的には
- テレビ業界
- 新聞社
- 出版業界
- 広告代理店
などが該当します。
いずれの業界も強い権力を握っており影響力もあるので、一般市民にアポなし取材で失礼な態度をしても許されるという点でも、責任感のない人ほど向いてる。
逆に責任感が強いと、アポなし取材なんていう失礼な行動に良心が痛むので耐えられないので向いてない。
ただし、一つだけ注意点。
それはマスコミ業界で働くためのハードルが高いという点です。
キーテレビ局や大手出版社だと、大卒以上は当たり前なので、未経験から就くのは難易度高め。
ただし、アシスタントディレクターからの採用など未経験からの入口はあるので、そういった求人を狙うのがコツ。
工場の作業員(製造業)
項目 | 評価 | 説明 |
---|---|---|
オススメ度 | ★★★☆☆ | 作業の流れが明確で、迷うことが少なく仕事に集中しやすい |
難易度 | ★☆☆☆☆ | 未経験歓迎の求人が多く専門スキルがなくても始めやすい |
年収目安 | 200万〜400万円 | 残業や夜勤手当が加わると収入アップも期待できる |
働きやすさ | ★★★☆☆ | 体力仕事が多い一方で、職場によっては定時退社が可能 |
将来性 | ★☆☆☆☆ | 現場作業のままだけど収入が上がりにくいので将来設計が必要 |
工場の作業員は、製品を作るための工程を担当する仕事です。
責任感があろうがなかろうが、誰がやっても一定品質の仕事がこなせちまうところが、工場のすごいところ。決められた手順通りにやればいいだけなので、マジで頭使わなくて済む。
むしろ、変に頭使って工夫できるような人ほど作業中に色々考えて飽きるので、逆に向いてないまである。
余計な責任押し付けられて消耗するような職場よりは、工場勤務はまじでオススメ。

その理由は以下の見出しを開いて確認してみてください!
工場での仕事内容
アルバイトや派遣社員、入社したての社員は「ベルトコンベアに流れる商品をチェックする」「機械に部品をセットする」など、シンプルでわかりやすい作業をこなすことになります。
他にも以下のような仕事があります。
- 製品の組み立て
部品を組み合わせて製品を完成させる作業。 - 検品作業
製品が正しく作られているか、外観や動作をチェック。 - 梱包・出荷準備
完成品を箱詰めし、出荷の準備を行います。 - 機械オペレーション
機械の操作や部品のセット、メンテナンスを行います。
他にも、以下のような「〇〇工」と呼ばれる職種全般が当てはまります。
- 組立工:
機械のパーツを組み立てていく仕事。決められた手順に沿って作業するため、難しい判断を行うことは少ない。「自動車組立工」「光学機械器具組立工」が代表例。変わったものでは「ピアノ組立工」「ロケット組立工」なども。 - 期間工:
TOYOTAなどの大手自動車メーカーの製造工場で働き自動車を組み立てる。経験不問で月給30万以上、寮住み込みで働けるなど、条件も良い。出稼ぎで期間工になる人も多い。 - 食品製造工:
大手メーカーが販売するような冷凍食品の製造や加工から包装までを行う。「味噌職人」「醤油職人」など、職人的な食品製造を行う小規模な業者もある。
工場作業に向いてる人の特徴
1.頭を使う仕事じゃなくて単純作業がしたい
工場作業は「考えるのが面倒くさい」という人に最高の職場!作業内容は単純で、マニュアルに沿って進めるだけだから、いちいち頭をフル回転させる必要ナシ。しかも、責任問題になることも少ないので、ストレスなく働けます。
2.ミスして怒られるのが嫌
「また失敗したらどうしよう…」と悩む必要もなし!工場では、ミスを防ぐための設備や仕組みが整っているので安心。万が一ミスしても、仕組みがフォローしてくれるから、「自分が怒られる!」とビクビクすることはほとんどありません。
3.転職より一つの会社で落ち着きたい
工場は、長く働ける環境が整っているのが魅力。案外、仕事を続けているうちに恋人ができて、結婚を考え始めるなんて展開も。気づけば「ダメなやつ」から「真面目な社会人」に成長している自分にビックリするかも!?
工場作業員になるメリット
- 未経験でも就きやすい
多くの工場では研修制度が整っており、特別なスキルがなくても始められます。正社員として入社すれば「続けるだけ」で安定を得やすい点が魅力です。 - 選択肢が豊富
食品から機械、衣服まで業種が様々。アルバイトや派遣、正社員と雇用形態も自分に合わせて柔軟に選べる。 - 地方でも求人が豊富
地方の製造業が多く、田舎暮らしを希望する人にとって強力な選択肢です。 - 福利厚生が充実している
大手企業では寮完備や手当、健康保険などの福利厚生がしっかり整っている場合が多く、安心して働けます。 - 期間工で稼げる
一時的に出稼ぎで働ける「期間工」も人気があり、短期間でまとまった収入を得たい人におすすめです。
就く際の注意点
- アルバイトや派遣では収入が不安定
正社員以外の雇用形態だと、収入が安定せず、スキルも身につきにくい場合があります。 - 二交代制や夜勤の可能性
夜勤が含まれる場合、生活リズムに影響が出ることがあります。体力に自信がない人は注意が必要です。 - 古風な企業文化が多い
愛社精神が求められる古い企業文化の職場もあるため、現代の「転職前提」のキャリア観とは異なる可能性があります。
工場作業員になる方法
1.製造系の求人を探す
求人検索サイトや地域密着型の冊子、ハローワークを活用して求人をチェックしましょう。とくに地方では、地元に根づいた製造企業が多いため地域特化の情報が意外と役立ちます。
求人数の多い転職エージェント「リクルートエージェント」「doda」で「工場」「製造業」を希望しておけば、大手製造業の求人を受けられることもあります。
「求人を探す手間が惜しい…」
「どの求人なら受かるのか判断できない…」
そうした経験があるなら「LHH転職エージェント」がオススメ。利用者一人一人に合わせた質の高い求人提案や転職サポートでより自分に合った求人が見つけやすくなるからです。
▶LHH転職エージェントを使う際のコツ
紹介された求人に応募しない場合に却下理由を伝えると次はより自分に合った求人を提案してもらえるように!
2.理系・技術系の学歴を活かす
工業高校や技術系学部・理系出身者は、高度な製造業務に就きやすく有利になる場合があります。
工場での現場経験を通して、将来的には品質管理や設計などに携わるキャリアプランを持っておくと有利です。
製造業の転職に強い「メイテックネクスト」であれば、実績豊富で相談してみると思いもしない選択肢が得られることでしょう。
▶メイテックネクストを使う際のコツ
「品質管理がしたい」「どんな業種があるのか知りたい」など自分の要求をハッキリ伝えると合った求人の紹介や良いサポートが得られます。
3.既卒・第二新卒向け支援を利用
未経験から工場勤務や製造業で正社員を目指すなら既卒・第二新卒向けの就職支援サービスを活用すると、スムーズに入社できます。
とくに研修がある分、優良企業に入社しやすくなる「就職カレッジ(JAIC)」なら対象年齢も34歳までと広く使えるのでオススメです。
▶就職カレッジを使う際のコツ
「無職期間や非正規期間が長い…」といった理由で採用されない人の最後の砦。ここで紹介した仕事以外の選択肢も確保できる。
公務員
意外とクズが多いことで知られてる職業、それが公務員です。
こんなこと書いたら怒られそうですけど、公務員の中でも責任感皆無でやる気なくクズみたいな仕事してる役所、たまに見かけます(笑)
それに公務員って不倫やセクハラ、不正のニュースも多いじゃないですか?
それって、実は「公務員は不真面目で責任感ないヤツほど出世する」証拠だと思うんですよね。
しかも、公務員試験に受かるだけで就けるので、民間企業みたいにビジネススキルやコミュニケーションスキルが求められない点もポイント高し。
勉強が得意で自分の考えは一切持たない、いわゆる「真面目系クズ」ほど、公務員が天職。
逆に変に責任感があると、市民のクレームをバカ正直に聞いて仕事が増えて鬱になるリスクが高くなるので、実は向いてない。
目の前の市民が生活に困ってて必死に助けを求めていても「それは決まりなので出来ません」と毅然と塩対応できるような、責任感も使命感もないような人が意外と公務員向き。
実際「民間企業がダメな人が行きつく先が公務員」みたいな時代もあったもんだから、特定の年代はクズな公務員も多いのは、ここだけの内緒の話な。
さらに、自衛官や警察官なんかは人手が足りなすぎて、35歳未満なら経歴不問、簡単な筆記試験と体力テストだけ受ければ就職できるので、これも狙い目!
ま、公務員は世間の目が厳しいから、みんなが見てるところでは真面目ぶってないといけないけど、仕事自体はほどほどにこなしておけばOK。
しかも待遇は安定してて将来性も高く、給料も長く働くほど高くなるのも魅力的。
政治家
最後に紹介したいのが「政治家」という職業。
ニュース見てればわかりますけど、政治家の大半って国民の税金でお祭り騒ぎするだけして、不正して辞職するような責任感ない人の極みと言ってもいい仕事です。
しかも、公務員みたいに現場経験なくても、話題性があって票数確保できれば誰でもなれちゃうのもポイント高め。
ただし、立候補するのにお金がかかるのと、票を獲得するための選挙活動は力を入れないといけないことから、根気や熱意は求められます。
また、何かを変えたいという正義感や、与党や社会を批判して求心力を得るカリスマ性も求められるので、才能は必要。
逆に言えば、選挙に通ってさえしまえば、あとはクズみたいな言動しようが、仕事ができなかろうが、年収数千万円ももらえるので、途中で投げ出す無責任な人でも向いてる。
マーケター
評価項目 | 評価 | 一言コメント |
---|---|---|
オススメ度 | ★★★★★ | 過度に責任感がないほうがプレッシャーにも耐えられる |
難易度 | ★★★☆☆ | 大卒以上の募集が多いが経験やスキルがあれば未経験からもOK |
年収目安 | 400~800万円 | 平社員で400万円台、専門職やマネージャーになると年収UP |
働きやすさ | ★★★★☆ | フリーランスやリモートワークが可能で柔軟な働き方ができる |
将来性 | ★★★★★ | どの企業でも通用する本質的なスキルが身につく |
マーケターとはマーケティングに関する仕事を行う人のことを指します。
責任感のないクズな性格ほど、実は「何もしないで売れる状態を目指す!」という発想ができるので、マーケティングはかなり向いてます。

その理由を詳しく解説していきます
マーケティングってどんな仕事?
マーケティングは「買ってもらう仕組みをつくる」のが最終目的。
わかりやすく言えば「自動販売機を置いておくだけで勝手に売れる」「お店を立てるだけで売れる」状態を目指すのが、マーケティングの役割ってわけ。
そのためには、下記のように色んなことを関係者と会議しながら決定し実行していきます。
- マーチャンダイジング:
「どの場所にお店を出せば売れるか?」「品揃えや陳列方法はどうするか?」 - アカウントプランナー:
「どの媒体でどんな広告を出すと効果が高いか?」 - デジタルマーケティング(Web・SNS):
「公式サイトやSNSでどのように情報を発信するとフォロワーや売上が伸びるか?」 - ブランディング:
「商品や企業の好感度を高めるためにはどんなデザイン・ストーリーが有効か?」 - PR(パブリックリレーションズ):
「プレスリリースやメディア露出を通じて企業や商品の印象を向上させるにはどうするか?」
日常で目にする、CMや広告、製品やチェーン店など、ほぼすべての物にマーケティングが関わっていると考えると、イメージしやすいでしょう。

人々の手に情報や商品が届くまでに多くのマーケターが関わってるんですね
マーケターに向いてる人の特徴
マーケターの業務は幅広いので多種多様な適性を活かせます。
1.物事を深く抱え込まず切り替えが早い
責任感が強すぎると一つの失敗や課題に固執してしまいがちですが、責任感がない人は気持ちの切り替えが早いのが特徴です。この軽さは、スピード感が求められるマーケティングの現場で大きな強みになり、失敗を恐れずに新しい挑戦ができます。
2.大局や結果だけに集中し細部に執着しない
細かいことにこだわらず「結果が出れば手段はなんでもいい」という視点を持てるのはマーケティングではメリットです。責任感が強いと微細な部分にとらわれがちですが、責任感がない人は全体のゴールを見据えて行動できる柔軟さがあります。
3.他人に任せるのが得意でチームで動ける
責任感がない人は、自分一人で何でもやろうとせず、他人にうまく任せることができます。この特性は、マーケティングのように多くの部署や関係者と連携する仕事では非常に有利です。チーム全体で成果を出すスタイルを自然に取れるため、全体を動かす潤滑油になれるでしょう。
マーケターになるメリット
1.社内向けのビジネスコミュニケーションスキルが身につく
マーケティング案件では、社内の関係者との連携やプレゼンテーションが多いため、論理的に物事を整理し、納得させるコミュニケーション力が自然と鍛えられます。
議論や発表が好きだったり、会議で発言するのが好きな人は才覚を表しやすいです。
また、文章や資料でのコミュニケーションも多いので、文章力がある人や基本的なPC操作やデザインができる人も、適性を発揮できる場があります。
2.幅広い分野で応用が利く経験が手に入るので将来性が高い
マーケティングの力がなければ、どんなに良い物を作っても売れずに会社は成り立ちません。
なのでマーケティング経験を積めば一生物のスキルになると言っても過言ではないでしょう。
転職するのが当たり前となった人生百年時代、どんな職場でも応用できる「どこでもやっていける本質的なスキル」が身につくマーケティング職は、非常に魅力的です。
3.様々な適性やスキルを活かす場が用意されている
さらにマーケティングの仕事は、トレンドや市場ニーズを掴むセンスや情報収集力、キャッチコピーやデザインなどのクリエイティブ、データ分析や統計計算など総合的な知力を試せる仕事でもあります。
仮に思うように実力が発揮できなくても、次のプロジェクトで売る製品や関わる会社が変わると思わぬ適性が発揮できることもある点も、向いてる仕事を探してる人にとっては魅力でしょう。
マーケターになる際の注意点
以上のように魅力的で人気のマーケティング職ですが、いくつかのデメリットもあります。
1.地味で地道な作業が想像以上に多い
まず第一に意外と地味なデスクワークが多いということです。
Excelにちまちまデータを入力したり、地道な調査を繰り返したり、社内との調整やミーティングをこなすなど、派手なイメージとは真逆の地味な作業にギャップを感じる人も多いです。
2.わからないことを自分で調べたり学ぶ能力が問われる
次に、マーケターは日々難しいマーケティング理論やトレンド情報を追う必要があるため、情報収集が得意であったり、好奇心旺盛でないと長く続かない可能性があります。
最低でも「わからないことがあったら理解できるまで調べる」ことができないと、仕事についていくのが難しいでしょう。
3.高度な専門スキルや高い知識レベルが求められることがある
最後に、マーケティングの中でもデータ解析を行うような仕事では、統計や経済学が理解できるレベルの高度な専門知識が求められます。知識がなくてもセンスや勘でどうにかできる人もいますが、いずれにしても高度なスキルです。
総じて言えば、求められる知識やスキルが高度で勉強が必要な分、マーケターになったとしても仕事についていけない可能性もある…というリスクをあらかじめ知っておきたいです。
ただ、マーケター自体が需要の割に人手が足りていない上に範囲がかなり広いため、SNSマーケターなど、知識がなくても挑戦しやすい仕事も多いため、過度に恐れる必要もないでしょう。
マーケターになる方法
1.未経験者が求人応募だけでマーケターになるのは難しい
マーケターは総合的な知識や頭脳が求められます。そのため、正攻法で転職しようとなると「大卒以上」の学歴か実務経験が求められやすいです。
求人での職業名に注意
また、求人では「マーケター」という呼称ではなく「販促企画」「商品企画」「流通企画」などの「企画職」として募集されていることもあります。業界知識がない人にとって求人情報だけでマーケティング職を見極めるのは困難です。
業種選びも重要
マーケターになりたいと考える人は「どの業種を選ぶか?」も重要です。
たとえば、美容品や化粧品に興味がないのに美容業界に就いても、消費者心理がわからないので職場に馴染むのが難しくなります。
自分の興味関心がある業種や、経験がある業種を選ぶと、マーケターへの道も開かれやすいです。
2.未経験者はWebマーケティングから始めるのが主流
なお、マーケターの中でもとくに人手が足りてないWebマーケターであれば、未経験から就きやすいです。スクール系のサービスやリスキリングを経由して転職するといいでしょう。
WorX(ワークス)を利用する
未経験からWebマーケティングに挑戦するなら「WorX(ワークス)」に相談するのがオススメです。
WorXでは適職診断が受けられるので「自分でもマーケティングはできる?」と不安な人、「他に適性が活かせる職業があったらどうしよう…」と迷っている人ほどオススメ。
3.これまで業界経験を活かしてキャリアアップ転職
営業経験、接客・販売経験があるとマーケティングでも応用が利きやすく、キャリアアップ転職が見込めます。
「キャリアアップ」とは、今の自分よりも成長しより良いキャリアを築いて、収入アップや上の仕事に挑戦することを指します。
キャリアアップ転職の例
たとえば、
- アパレル販売員 → アパレル企業の通販担当
- 飲食店の店長 → フードデリバリーサービスのマーケティング担当
- 家電量販店の販売員 → 家電メーカーのブランドマーケティング担当
など、同じ業界内でのマーケティング職へのキャリアアップ成功事例が多めです。
ただ、こうしたキャリアアップ転職は転職エージェント担当者の提案力がないと成功させるのが難しいのが現実です。
LHH転職エージェントを利用する
ですので、数ある転職エージェントの中でも担当者のサポート能力が高いと定評のある「LHH転職エージェント」の利用をオススメします。
LHH転職エージェントでは、求人だけでは知ることができない「企業文化」「詳細な仕事内容」などが事前にわかるので、本当に自分に合った会社を見極めやすいです。
Webマーケター
項目 | 評価 | 説明 |
---|---|---|
オススメ度 | ★★★★★ | 分析や計画重視なので落ち着いて進められる |
難易度 | ★★★☆☆ | 専門スキルはいるが未経験からでも学べば就ける |
年収目安 | 350万〜1000万円 | 会社次第では高収入も実現可能 |
働きやすさ | ★★★★★ | リモートワーク可能な企業が多くフリーランスにもなりやすい |
将来性 | ★★★★★ | デジタルマーケティングの需要拡大で将来性は抜群 |
マーケターは「マーケティングの仕事をしてる人」で、Webマーケターは「Webでマーケティングの仕事をしてる人」を指します。「デジタルマーケター」と呼ばれることも。
Webマーケティングの仕事内容
Webマーケティングでは具体的に以下のような仕事を行います。
1.情報を発信する
SNSやブログ、Webサイトを使って、商品やサービスの魅力を伝えます。たとえば「こんな商品がありますよ!」と多くの人に知らせる仕事です。
2.アイデアを出し合う(企画会議)
「どうやったらもっと商品が売れるか」「どんな広告が目を引くか」などをみんなで話し合い、作戦を考えます。おもしろいアイデアを出せると大きな成果につながります。
3.調査(リサーチ)
商品を買ってくれる人がどんなことに興味があるのか、他のお店がどんな売り方をしているのかを調べます。これによって次の作戦を立てやすくなります。
4.数字を見て分析する(データ解析)
どれくらいの人が広告をクリックしたか、どんなページがよく見られているかを数字で確認します。「どこを改善したらもっと良くなるか」を考えるための仕事です。
Webマーケターに向いてる人の特徴
Webマーケターは、下記のような経験や性格傾向があると長く続く可能性が高いです。
1.日頃からスマホやPCを使いまくってる
スマホやパソコンを使いこなしている人は、Webマーケターの仕事に必要なツールやサービスをスムーズに扱える素養があります。普段からネットに親しんでいるなら、新しい技術やトレンドも自然とキャッチできるでしょう。
2.自分で検索して調べる能力がある
Webマーケティングは、わからないことをその都度調べて解決する場面が多いです。「このツールどう使うんだろう?」や「競合はどんな広告を出している?」といった疑問に、自分で答えを探せる人にピッタリです。
3.オンラインでのコミュニケーションが得意
SNSやメール、チャットツールを使ったやり取りが多いため、対面でなくても円滑にコミュニケーションを取れる人は活躍しやすいです。ネット上での情報発信や、他者との連携が得意な人に向いています。
Webマーケターに就くメリット
今からWebマーケターになると、以下のような恩恵が受けられます。
1.ノウハウが普及しているので学びやすい
Webマーケティングのノウハウやツールに関する情報はインターネット上に豊富にあります。わからないことがあれば調べるだけで解決できるケースが多く、初心者でも学びやすい環境が整っています。
2.ツールの力で要領の悪さをどうにかしやすい
WebマーケティングにはGoogle Analyticsや広告運用ツールなど、便利なツールが揃っています。これらを使うことで、効率的に作業を進められるため、「要領が悪い」と感じる人でも成果を出しやすくなります。
3.マス広告からWeb広告へ予算が流れていて需要増大
多くの企業がWeb広告へシフトしているため、Webマーケターの需要は年々増加中。予算の増加に伴い収入が伸びやすく、求人も豊富にあるため、職に困る心配が少ないのが特徴です。
4.様々な適性が活かせるのでやっているうちに才覚を発揮しやすい
データ分析、クリエイティブな企画、SNS運用など、さまざまなスキルを活かせるのがWebマーケティングの魅力です。「何が向いているかわからない」という人でも、経験を積みながら自分の得意分野を見つけやすいです。
5.PC上ですべての仕事を完結できるため自由な働き方がしやすい
リモートワークが可能で、場所や時間に縛られない働き方が実現できます。自由度の高い環境を求めている人には理想的な職種です。仕事の進め方も比較的柔軟なので、自分のペースで働ける点も魅力です。
Webマーケターに就くための方法
1.未経験から就くには経歴かスキルが必要
Webマーケターは経験者が求められることが多めです。
やみくもに「求人を探しで応募する」という方法だけでは、まず採用されないと考えていいでしょう。
関連する経歴(営業や企画職、広告代理店など)やスキル(SNS運用、データ分析の知識など)を効果的にアピールする自己アピール対策をしておきましょう。
2.スキルを習得すれば未経験からでも就ける
ただし、Webマーケターを始めとしたIT系の人材不足が続いてるため、企業側からの需要は高く、未経験からでも就けるチャンスはあります。
Google Analyticsや広告運用ツールの使い方、SEO(検索エンジン最適化)の基本は公式ドキュメントを読むなどすれば独学でも学べます。
また、オンライン講座やスクー系サービスルを活用して、基礎的なスキルを積むのも手でしょう。
3.リスキリング支援を活用して転職
最近では、リスキリング支援を行うスクールやサービスが増えています。
リスキリングとは「学び直し」のことで、国がWebマーケターのようなIT人材の不足をどうにかするため、企業に助成金を出すなどの取り組みが行われています。
国が助成金出すことで、企業も未経験者向けにサービス提供し採用にも積極的になります。

リスキリング支援が国全体で行われてる今なら
未経験者でもWebマーケターになれるチャンス!
オススメしたいのが「WorX(ワークス)」というリスキリング支援業者を利用してスキル習得と転職支援を同時に受けるという方法です。
WorXでは、無料でスキルが習得できたり、就職/転職支援まで行っているので、未経験者でも安心して確実にWebマーケターに転職することができます。
ノーコードエンジニア
項目 | 評価 | 一言コメント |
---|---|---|
オススメ度 | ★★★★★ | 未経験から始めやすくIT業界に興味があるならオススメ |
難易度 | ★☆☆☆☆ | 専門知識が不要で自宅でも気軽にスタートできる |
収入目安 | 月60万~80万円 | フリーランスなら月60万以上と高単価 ※Midworks参考 |
働きやすさ | ★★★★★ | 完全リモートワークのIT会社が多くフリーランスも可 |
将来性 | ★★★★★ | 2025年には市場規模1,000億円の予測と需要増加 ※ITR株式会社参考 |
ノーコードエンジニアとは、プログラミング言語を使わずにノーコードツールでWeb制作やアプリ開発を行う職業を指します。
ノーコードツールとは、プログラミング不要で直感的に操作できるツールのことです。
あらかじめ用意された部品(ブロック)を組み合わせながら、Webシステムやアプリを作成していくイメージです。

Minecraftみたいにゲームの中で何かを作っていく作業に近いです
ノーコードエンジニアの仕事内容

ノーコードエンジニアって難しくない?
そう思われる方に実際にノーコードエンジニアがやっている仕事の一例を紹介します。
1.クライアントからのヒアリング
クライアントとは「相談してくる顧客」のことで、ヒアリングとは「聞き取り」のこと。
「どんなWebサイトやアプリが欲しいですか?」とお客さんに聞いて、やりたいことや困っていることを教えてもらいます。
その上で「こういったことができますよ」と提案しながら、ノーコードで作るもののイメージを固めていきます。

会社によっては営業チームが担当することもあります
2.Webサイトやアプリの設計~制作
どんなデザインにするか、どんな機能をつけるかを考えて設計図を作ったり、スケジュールを立てます。
その後、ノーコードツールを使って実際に制作作業開始です。
経験が浅いうちは、ディレクターやマネージャーの人が作った設計図やスケジュールに沿って、部分的に制作を行うことが多めです。
3.ノーコードツールの運用~管理
サイトやアプリは作って終わりではありません。ちゃんと動くようにチェックしたり、その後、運用しながら問題がある度に改修の依頼を受け付けるなど管理も行います。
また、ノーコードツール自体がバージョンアップすることも多いので、大きな変更がないか確認したり、影響範囲を調べて報告することもあります。

作った後の手入れや管理も行うことで
クライアントからの信頼を上げていくのも仕事だぞ
4.Webサイトやアプリのカスタマイズや調整
クライアントから「ここをもっとこうしてほしい」とオーダーが来たら、デザインや機能を修正してさらに使いやすくしたりします。
ノーコードツールの代表例

ノーコードツールと言われてもイメージできない…
そう思われる方に向けて代表的なノーコードツールについて紹介します。
kintone
kintoneは業務データの管理や共有を簡単に行えるプラットフォームです。カスタマイズ性が高く企業の業務改善に役立つツールとして多くの企業に導入されています。
Shopify
Shopifyは誰でも簡単にオンラインストアを構築できるEC(通販サイト)プラットフォームです。テンプレートやプラグインを活用して短期間での制作が可能で、世界中で人気を集めています。
Adalo
Adaloはノーコードでアプリを開発できるプラットフォームです。ドラッグ&ドロップ操作で直感的にアプリを作成できるため、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
4.Wix
Wixは簡単にWebサイトを作成できるノーコードツールです。豊富なデザインテンプレートやカスタマイズオプションを提供し、ブログやビジネスサイト、ポートフォリオまで幅広い用途に対応しています。
ノーコードエンジニアに向いてる人の特徴

自分でもノーコードエンジニアになれるかな?
未知の職業に挑むときは誰でも不安なもの。あなたが長く続くかどうか、いくつかの判断項目を用意しました。

一つでも当てはまるなら適性あり!
1.PCやスマホで何かを制作した経験がある
スマホアプリでオリジナルの動画を編集したり、簡単なWebページを作ったことがある人は、ノーコードツールの操作を覚えるのも早いです。
また、ノーコードツールはリアルタイムで制作していくので、デザインやイラストなどの「アイデアを形にする」ことが楽しいと思えるような人も向いてます。
2.Webサイトやアプリを見ていると「こうしたらいいのに」と感じることがある
既存のサービスに対して「もっとこうすれば使いやすいのに」と改善点を自然に考えられる人は、ノーコードエンジニアとして発想力が活かせることが多いです。
3.勉強するより実践してから理解する派
プログラミング言語などの勉強の必要がないので「まず勉強したり知識を身につけてから〜」というよりは「とりあえず試してみてから覚える」という実践派向きです。
ノーコードエンジニアになるメリット

ノーコードエンジニアになっていいことあるの?
仕事では給料以外のやりがいやモチベーションを見つけ出すことも長く続くコツ。事前にメリットを知って、自分だけのやりがいを見つけてみましょう。

やりがいは与えられるものでなく見つけ出すもの!
1.スキル・経歴なしでIT/Web制作に関われる
プログラミングスキルが不要なため、未経験でもIT業界に参入しやすく、専門知識がなくても挑戦できる職種です。
逆に言えば、プログラミングスキルが求められる「プログラマー」「ITエンジニア」は難易度が高いため、未経験から就くのが難しいとも言えます。
2.制作に関わるうちにIT/Webに詳しくなれる
実際にWebサイトやアプリを制作する過程で、IT業界の知識や技術を自然と身につけられるため、働きながらスキルアップが可能です。
3.ノーコードツールを通してキャリアアップできる
ノーコードエンジニアとしての経験を活かし、WebデザイナーやUXデザイナー、ITコンサルタントなど、キャリアの選択肢を広げることができます。
なので「向いてる仕事がわからない…」という人でも、ノーコードエンジニアとして働くうちに自分の適性や進むべき道が発見しやすいです。
ノーコードエンジニアからのキャリアパス

ノーコードエンジニアになった後のキャリアは安泰なの?
収入を上げたり活躍の幅を増やすには「就いた後にどういうキャリアを歩みたいか?」というキャリアパスが重要。
キャリアパスとは、仕事を通して成長していく道筋のこと。あらかじめ「将来、こういう風になりたい」と考えておくだけでも就職や転職が有利に。

一歩先の将来を考えておくことで
転職活動時にも「この人は先を考えている!」と思われて
一目置かれる存在になれますよ
1.フロントエンドエンジニア
ノーコードエンジニアはツール頼みなので、細かいカスタマイズができません。
実際に仕事を行う中で「もっとこうしたい」と考えるうちに自然に「HTML」「CSS」「JavaScript」といったプログラミング言語を触るようになれば、フロントエンドエンジニア相当のスキルが身につきます。
フロントエンドエンジニアとは、WebサイトやWebアプリケーションのユーザーインターフェース(UI)部分を開発するエンジニアのことです。
つまり、私たちが普段Webサイトやアプリを利用する際に、目に触れる部分、操作する部分、つまり「表側」にあたる部分を設計・構築するのがフロントエンドエンジニアの仕事です。 AI Geminiより解説
つまり「最初は簡単なノーコードツールから入って、使っていくうちにプログラミング言語を覚えていく」という進め方ができるわけです。

一からプログラミングを学ぼうとしても
難しすぎて挫折する人も多いです…
2.UXデザイナー
「このWebサービス使いにくい…」
こういった不快なユーザー体験を取り除き、使いやすさや直感的な操作ができる設計を目指すのがUXデザイナーの仕事です。
ノーコードツールはデザイン面での制約も多いため、実務で使っているうちに「もっとこうしたい」と思うことが増えてきます。
そうした際に「どうすればもっと使いやすくなるか?」を考えて試すことができる人は、ノーコードエンジニアからUXデザイナーへの道も開けます。
3.ITコンサルタント
仕事を依頼してくるクライアントの対応をするうちに「こういう依頼が多い」「こういう悩みにはこう対処すればいい」と見えてくることがあります。
そうした際には「ITコンサルタント」の適性が開けます。
ITコンサルタントとはざっくり言うと「企業のITの問題を解決したり、ITツールの導入を支援する人」です。
このクラスになると、年収1000万以上稼ぐ人材もかなり多く、引く手あまたとなります。

事前に将来なれる可能性のある職業を知っておくだけでも
就いた後の意識が変わるので頭の片隅に入れておこう!
ノーコードエンジニアになる際の注意点

事前に悪い面も知って心の準備をしておきたい
どんな仕事にも良い面と悪い面があるもの。大事なのは「悪い部分も受け入れられるか?」「自分がストレスと感じないか?」を見極めること。
以下に紹介することが耐えられそうなら、ノーコードエンジニアは天職になりえるでしょう。
1.就いた後も勉強する必要がある
ノーコードツールは初心者でも扱いやすい分、就いた後も勉強する必要があります。
ただ、何も「プライベートの時間を犠牲にしてまで勉強しろ」と言いたいわけではありません。
ただし勉強が必要だからといって恐れる必要はない
そもそも、IT/WEB業界は変化が早いので「わからないことを調べたり勉強する時間も仕事のうち」という価値観があります。
しっかり自分自身でわからないことを調べたり、先輩や上司に聞くなどの基本ができてれば、身構える必要もないでしょう。
自分が興味関心を持てる分野の仕事を選べば、勉強することもさほど苦ではありませんし「勉強しながら働ける」と考えれば、モチベーションも維持しやすいでしょう。
ノーコードツールは「誰でも簡単に操作できる」分、スキルとしての専門性が高いとは言いにくいため、長い目で見ると技術的価値が上がりにくいというリスクがあります。
2.将来的にスキルの価値が落ちるリスクがある
ノーコードツールは「どこかの会社が作ったツール」であるため、その会社の方針変更に振り回されるリスクが常につきまといます。
たとえば、スマホメーカーが「明日からスマホの操作方法を全部変える!」と言い出したら、それだけで今まで慣れた操作方法が通用しなくなり、生活に困る人が続出するでしょう。
IT業界では、こうしたことが起こります。
心配せずとも働くうちに他のスキルも身につく
なので「特定のノーコードを上手く使える」というスキルや経歴だけでは、将来的な不安が残り続けるのがリスクです。
ただ、上述のようにノーコードではできないことをやろうとするうちに他のスキルが身につくことも多いため、将来のキャリアパスを考えて仕事選びすれば、さほど心配はいらないでしょう。
ノーコードエンジニアになる方法

で、ノーコードエンジニアになるのはどうすればいいの?
もしノーコードエンジニアになりたいと思ったなら、以下の方法を試しましょう。
1.求人検索だと見つからないこと多め
「ノーコードエンジニア」は正式な職種名ではないため、求人検索してもほぼ出てくることはありません。
求人検索時にノーコードツール名を指定しよう
求人で探すとしたら「kintone」「Shopify」などノーコードツールの具体的な名称を指定しましょう。
「具体的なツール名を知っている=そのツールを使ったことがある」ということになります。
なので企業側も経験者だけの募集に絞るために「ノーコード」という文言を使わず、具体的なツール名をしているという背景になります。
2.求人票から会社情報を詳しく見ておく
会社の事業領域にも注目しておきましょう。
「Web制作」「ITコンサルティング」「SaaS導入支援」「ITサービス販売代理店」といった性質の会社なら、ノーコードエンジニアの募集を行っている可能性があります。
会社情報からノーコードエンジニアの採用を行ってるか見極めは困難
ただし、企業分析のスキルがなければ会社情報からノーコードエンジニアの採用があるかどうか見極めるのは難しいため、わからないなら素直に下記の方法を試すのが近道です。
3.リスキリング支援を活用して転職するのが確実
リスキリングとは「学び直し」のことです。
国がWebマーケターのようなIT人材の不足をどうにかするため、企業に助成金を出すなどの取り組みが行われています。
国が助成金出すことで、企業も未経験者向けにサービス提供したり、採用にも積極的になります。

リスキリング支援が国全体で行われてる今なら
未経験者でもノーコードエンジニアになれるチャンス!
WorXを使えばスキル習得から転職まで一直線
オススメしたいのが「WorX(ワークス)」というリスキリング支援業者を利用してスキル習得と転職支援を同時に受けるという方法です。
WorXでは、無料でスキルが習得できたり、就職/転職支援まで行っているので、未経験者でも安心して確実にノーコードエンジニアに転職することができます。

スコシテン独自の情報満載の
WorX解説記事も参考にしてみてください
責任感のない人が転職を成功させるコツ
ここまでいくつかの仕事を紹介してきましたが、
「どうやったらその仕事に就けるの?」
「自分の経歴でも雇ってもらえる?」
と不安な方も多いはず。
そんなあなたも、ここまで読んでるのでラッキー。
なぜなら、これから効率よく確実に転職を成功させる方法を紹介していくからです。
今、仕事してない無職の人なら「就職」かもしれませんが、中途採用だと「転職」だと思われるので、言葉はどっちでもOK。
最後まで読めば、どんなに能力や経験のない人でも年収アップできる秘密の転職テクニックまで解説していくので、ぜひ最後まで読んでみてください!
志望動機で「責任感がない」と言わないこと
責任感がない人がやりがちなのが、履歴書や面接の志望動機で「責任感がない」とか「責任を負わなそうだから」ってバカ正直に言っちゃうこと。
これ、マジで内定取れなくなるのでNGです。
仮に「就いたらそれなりに続けるつもり…」と思って応募しても、口に出しちゃうだけで「こいつはすぐ辞めそうだなぁ…」と思われちゃうので、就ける仕事の就けなくなっちゃいます。
なので、言い換えとしては、
- 自分で考えて動くよりは誰かの指示で動くほうが得意
- だらしない部分もあるけどルールがあればしっかりする
- 野心や向上心は低めだけど長く働ける
って感じで、いい感じにポジティブなアピールにしておきましょう。
さらに言うと、面接のアピールは「企業目線」を意識すると内定率がグーンと上がります。
これは最後に紹介する転職サービスを利用すると、やり方を教えてもらえるので、内定取れる自信がないなら使ってみよう!
意識高めの企業は避けろ!
求人見てると、たまに意識か高い感じの企業あるじゃないですか?
熱意のある人を求めたり、スキルが高い人を求めたり…。
こういう企業は責任感のない人と相性悪いので、応募するだけ無駄です。
内定もらえないだけならまだしも、うっかり入社してしまったらブラック企業だと感じる可能性が高いからです。
意識の高い企業って、受け身だとダメで自発性を求められる傾向があるので、マジ向いてないです。
求人だったり企業理念に「成長」とか「当事者意識」とか暑苦しい単語があったら要注意!