接客業に疲れて、ストレスを感じていませんか?
接客業のお仕事は、不特定多数の人に対して笑顔で接しなけばならず、非常にストレスの貯まるお仕事です。
中には、うつ病になって辞めてしまう人もいます。
筆者自身、接客業はストレスの割に給料が見合わないと思って、辞めた過去を持ちます。
毎日毎日、クレームと罵声を浴びながら、忙しい時間帯に現場を回し、時にはノルマや売上に追われながら働いているにも関わらず、接客業は決して高く評価されるお仕事ではありません。
以下の記事にも書いておりますが、接客業は転職の成功しやすい若いうちに辞めた方がいいと断言できます。
もし読者の方で、接客業でのストレスに疲れている方は、最後まで読んでみて今後の参考にしてみてください。
接客業がストレスで疲れる理由や原因
まずは接客業でストレスが貯まる原因について、考えていきましょう。
クレームが多い
接客業が最もストレスフルだと感じるのは、クレームが多くて疲れるからでしょう。
クレームに疲れて、接客業を辞める人は多く、筆者もクレーム対応がくだらなくなって辞めた過去を持ちます。
理不尽な要求から、ヤクザみたいな恫喝、果ては土下座要求まで…。
日本はサービス過剰な国で「お客様は神様」とも言われていますが、そのせいで安い賃金で働いている従業員はクレームで理不尽な目にあうわけです。
しっかりとお金を払って気持ちよく取引できる相手に頭を下げるのであればともかく、一銭も落とさない客相手に頭を下げるのは、屈辱以外の何物でもありません。
接客業は笑顔が疲れる
接客業がストレスで疲れるのは、笑顔を貼り付け続けることに疲れるからでしょう。
接客業では、一円も払わないお客にも笑顔で接客しなければならず、エラソーにしてくる嫌なクレーマーにも笑顔、マクドナルドでは0円で笑顔。
楽しくなくても、嫌なことがあっても笑わなければいけないため、感情が壊れて、日常生活で笑えなくなってしまう人もいます。
出世コースが少ないので上に上がれない
接客業の仕事は、主に現場仕事が中心となります。
そのため、本社とのつながりが薄く、出世する機会がなかなか得られません。
しかも、現場経験のない大卒ホワイトカラーの人が本社勤めをしているため、現場の気持ちや状況を理解しておらず、ひどい場合には現場の人を見下していることもあります。
セブンイレブンの経営者が、現場の声を無視して、フランチャイズのオーナーを過労死まで追い込んでいるのも、そういった現場経験のない本社勤めがいかに仕事で手を抜いているかがわかるはずでしょう。
接客で働く社員が大事に扱われずに、ストレスを抱えて疲れる原因にも、そういった本社の怠慢が原因にあるのです。
そんな、社員を大事にしない会社に尽くす必要はないので、体と精神が壊れる前に辞めることを考えておきましょう。
接客業は誰にも助けてもらえない…
接客業の何がつらいかって聞かれると「誰も助けてくれないところ」です。
とくに店長・店舗マネージャークラスですと、部下に頼るわけには行かず、かと言って違う職場で働く他店店長やエリアマネージャー(スーパーバイザー)に連絡するのも厳しい。
友人や家族も「接客業なんてアルバイトでも出来る楽な仕事」なんて本気で言う人もいるぐらいで、なかなか理解されません。
「つらくても、私一人でどうにかしなきゃ…」
このように考えて、追い詰められている人もいるのではないでしょうか。
実際、現場での仕事やお客さんのクレームに関しては、誰からも助けてもらえないことも多く、一人でなんとかしなければいけませんからね。
接客業ほど、つらい仕事はありません。
不特定多数のお客さんという”敵”と一人で孤独に戦い続ける…。
本当はそれぐらいにキツイお仕事なんです。
接客業では病んでしまう人が多く、辞める人が多いのも、仕方のないことだと思いますね。
不定休が疲れに拍車をかける…
接客業が疲れやすい原因としては、休日が不定期であることも考えられるでしょう。
土日祝、あるいは年末年始・ゴールデンウィークは、当たり前のごとく出勤ですからね。
そして、連休もなかなかとりにくい。
その上で、パート・アルバイトが不足すると10連休なんてことも当たり前。
私は接客業で働きだしてから数年、思えばゆっくり休んだことがありませんでした。
当然ながら、店舗マネージャークラスが有給で連休をとれるわけもありません。
長期休暇なんて、夢のまた夢です。
一般職であれば、年末年始・ゴールデンウィークにまとまった休みがとれますが、接客業であればそうもいきません。
もし、数年間接客業に勤めてお疲れの方で、有給休暇さえとれないのでしたら、退職してしまうことも考えておいたほうがいいですよ。
ゆっくり休んで考える時間も大事ですし、失業保険を半年間受け取ることも可能です。
接客業のストレスに疲れたら転職を考えておこう
接客業のストレスで疲れている方は、転職を考えておくことをオススメします。
私も接客業に疲れてうつ病寸前の際に、思い切って転職することにしました。
周りから引き止められることもなく、あっさりするぐらいに辞められましたよ。
接客業は転職しやすい業種
接客業の方が疲れたら辞めたほうがいい理由があります。
それは接客業は離職率が高い上に、転職も非常にしやすい業界だからです。
長年の接客業経験があれば、転職先に困るようなことはまずありません。また、新しい業種で働くことで気分転換にもなり、新しい自分と出会うこともできますよ。
接客業からの転職ならエージェントに相談するのが一番
接客業から転職するのであれば、転職エージェントを利用しておくことを強くオススメします。転職エージェントとは、自分に合った転職先をプロのアドバイザーが紹介してくれるサービスのことで、誰でも無料で利用できます。
転職先は3ヶ月もあれば簡単に見つかるので、失業保険受給期間中に次を見つけ出すことも可能です。担当者が内定を取りやすい求人を優先して紹介してくれる上に、推薦状も書いてくれるの採用確率もグッと高まりますよ。