「仕事が本当につまらない…」
「仕事が全然楽しくない…」
「仕事がまったく面白くない…」
そう悩んで、ため息をついてませんか?
こういった「仕事がつまらない」と思っている人は多いことでしょう。
私もつまらない仕事はやらない主義なのですが、つまらない仕事には共通点があることに気づきました。
また、つまらない仕事に就いてしまう人は、本人の仕事の探し方や向き合い方にも問題があることも多いので、つまらない仕事で消耗する毎日から抜け出したい方は、ぜひとも参考にしてみてください。
つまらない仕事に共通する特徴とは?
つまらない仕事には、決まって共通点が存在します。
もしあなたが「今の仕事つまらない…」と悩んでいるのであれば、当てはまらないかチェックしておくといいでしょう。
誰でも出来る仕事
つまらない仕事の代表格は「誰でも出来る仕事」だと言えます。
誰でも出来る仕事というのは、具体的には以下のような仕事。
誰でも出来る仕事の例
- 辞めても自分の代わりがいくらでもいる仕事(バイト、派遣など)
- 頭を使う必要がなく、機転や知恵の必要ない仕事
- 誰がやっても同じような成果物が仕上がる仕事
誰でも出来る仕事は、自分で判断したり、自分でアイデアを出して実行することなく、総じて「誰かの言われたとおりにやるだけ」の仕事です。
自分の能力や適性が活かせていない仕事
つまらないと感じる仕事の筆頭格は「自分の能力や適性が活かせていない仕事」でしょう。
仕事には「向き・不向き」があり、自分に向いていない仕事を続けてみても、自分の能力を発揮できないため、つらいだけです。
一方で、明らかに自分に向いている仕事に就いている人は、自分の才能や適性をフルに発揮し、仕事でもグングン成長して目覚ましい活躍を見せます。
今の仕事で、自分に適性があるかどうか見極めるのは簡単で「自分と同時期に入社した社員や、あるいは自分より後に入ってきた人間が自分を追い越していないか?」で判断すればOKです。
自分の成長感を実感できない仕事
つまらない仕事、楽しくない仕事は「自分の成長感を実感できない仕事」です。
成長を実感できない仕事の例
- 成長を実感できる客観的な指標が少ない(社内評価・昇給など)
- 同僚・上司がレベルが低くて張り合いがない→レベルの低い職場の特徴
- 毎日、ルーチンワークや同じ業務内容ばかりの仕事
多くのビジネス書や自己啓発でも「成長を実感できる仕事が良い会社」と言われておりますが、まったく持ってその通り。
経営者は会社の業績が伸びなければつまらないですし、上司からしても部下が育たなければ面白くない…。
あなたも今の会社での仕事を振り返って「本当に自分は成長できているのか…?」と考えてみましょう。
人から感謝されたり認められない仕事
つまらない仕事と言えば「人から感謝されたり、認められない仕事」でしょう。
人間、誰しも「他人に尽くした分、感謝されたい」「仕事で苦労した分、評価されたい」という欲求を持っています。
ですが、つまらないと感じてしまうような仕事は、すべからく「そんなことで出来て当たり前」という扱いを受けるものです。
たとえば「お客様は神様」と思って笑顔で接しても、客から感謝されることもないし、上司からも評価されません。ましてやそれで給料が上がることなんて、まずありえません。
仕事が捗るように工夫したり、あるいは売上・利益に貢献しても、誰からも感謝されなかったり、あるいは上の手柄になるような仕事、つまらなくなってやり甲斐も感じられなくて当然です。
人から悪意ばかりを向けられる仕事
つまらない仕事…を通り越して、仕事自体が苦痛レベルに感じるのが「人から悪意ばかりを向けられる仕事」です。
たとえば、
- 質の低い客を相手にしないといけない接客業(小売・販売など)
- 電話越しに罵声を浴びせられるコールセンター
…など、サービス業でも下流の仕事は、本社のミスや製品の欠陥に関する不始末を追うのが主な役目となります。
これには理由があって、大手企業ほど「クレーム対応みたいなクソな仕事は金を払って、外部の会社に押し付けろ」と思っているからです。
仕事である以上は、対人関係のいざこざはつきものですが、少なからず「他人に恨まれたり嫌われることはあっても、好かれたり感謝されることはない」のであれば、それはあまりにくだらない仕事なので、辞めることを考えておいたほうがいいでしょう。
職場の人間関係が悪い仕事
つまらない仕事は、職場の人間関係が悪くなりがちです。
仕事がつまらなくストレスだらけのものなのですから、職場は愚痴だらけになり、ひどい場合にはイライラを職場の同僚に撒き散らかすことにもなりかねません。
一方で楽しい仕事は職場の人間関係も良好となり、チームワークの取りやすい風通しが良い職場となります。
価値や意味が見い出せない仕事
つまらない仕事は、仕事自体に価値や意味が見い出せないような仕事です。
世の中には「穴を掘って埋める」ような、何のためにしているのか理解しがたい、無駄な仕事もたくさん存在します。
仕事に「やりがい」や「生きがい」が重要になった現在では、仕事に価値や意味を見出すことはより良い人生を生きるための秘訣だと言えます。
ですが、世の中にはやりがいの感じられない「つまらない仕事」も、たくさん存在します。
ですので、今の仕事がつまらなくて、何もやりがいも充実感も得られないであれば、辞めることを考えておくのもありでしょう。
つまらない仕事を辞めるべきかを判断するには?
つまらない仕事を辞めたい方は、きっと多いことかと思います。
かと言って、そう簡単に辞められるほど、現実が甘くないのも事実。
ですので、辞めるにしても転職活動を行って「本当に辞めるべきか?」の見極めが必要になってきます。
つまらない仕事を辞めるべきか悩んでいる方は、これから紹介することを判断基準にしておくと、後悔しない転職が出来るはずです。
今の会社の待遇・給与がつまらなさの割に合っているか?
つまらない仕事を辞める際、判断基準にしておきたいのが「待遇・給与(=安定性)を捨ててまで、つまらない仕事を辞める必要はあるのか?」と言うことです。
とくに新卒採用後の大企業・公務員クラスの方であれば、確実に「安定性とやりがいのトレードオフ」になるので、辞めるにしても慎重に転職活動で納得行く内定先を見つけ出してからの方が、後悔せずに済むでしょう。
仕事の価値観が「待遇・給与>やりがい」という方は、つまらない仕事でも下手に転職しない方がいいので、今の仕事の年収相場や待遇を客観的に判断する必要があります。
また、楽しい仕事・面白い仕事は熱量や勢い重視な会社な分、個人の仕事量や業務範囲も広めの仕事が多くなりがちなので、転職後は即戦力となるために色々な業務をこなしていく自発性や意欲も求められます。
いずれにせよ、つまらない仕事を辞めて「楽しい仕事」に就こうとすると、失うものも多くなるので、まずは「今のつまらない仕事を捨ててまで、転職先には得るものがあるのか?」を冷静に見極めておきたいものです。
今の会社で続けて仕事が楽しくなる未来は見えるか?
つまらない仕事を辞める際に考えておきたいのは「今の会社で続けて、仕事が楽しくなる未来が見えるか?」というところです。
これは会社の上司や先輩の働き方や考え方を参考にしてみれば、わかりやすいはずです。
簡単に言えば、今の先輩や上司が未来のあなたの姿です。
ですので、上司や先輩がしているような仕事をすれば楽しくなる未来が見えているのであれば、つまらない下積み・雑用の仕事も耐えて、一人前の戦力として認められるまで続けておくべきです。
それで何年も続けて芽が出ないのであれば、そこで初めて転職を考えてからでも遅くありません。
逆に上司や先輩がまったく尊敬できずに「将来、あんな上司や先輩になりたくない!」と考えているなら、転職を考えてもいいでしょう。
自分が楽しく感じる仕事は転職エージェントで見つけよう
以上のように、つまらない仕事を辞めるのはそれなりにリスクも伴い、客観的に判断してもらうためにも「転職エージェント」でプロから意見をもらっておくほうが、間違いないはずです。
転職エージェントは誰でも無料で利用でき、非公開求人の紹介から、本当に転職するべきかどうかの判断までしてもらえるので、つまらない仕事を辞めようか悩んでいる方は必ず使っておきたいです。
何も転職エージェントを使ったからと言って、必ずしも今の仕事を辞めて転職する必要はありません。
後悔のない転職を成功させるためにも、まずは気軽に転職エージェントの相談しておくといいでしょう。