突然ですが、仕事で向上心を求められるのってクソだるいと思わないっすか?
だってそうでしょ?
仕事なんてものは、最低限、生活できる給料がもらえればなんでもいいじゃないですか。
なのに、やる気とか熱意とか求められるの、死ぬほどめんどくさくないっすか?
別に、向上心や情熱なんかなくても、与えられた仕事を卒なくこなせればなんでもよくないっすか?
でも、そういう態度で仕事してたら、なんかうざい上司がこう言うんすわ。
「もっとやる気を見せてくれ」
「プロ意識が足りない」
「競争心が足りない」
ってね。
でも、それって本当に必要だと思います?
私が一番キライな人種って「やる気のある無能」なんすよね。
やる気や情熱だけが取り柄で、それを他人に押し付けて無駄な仕事増やすようなタイプ。
向上心のない人は、そういう「やる気のある無能が評価されるような職場」はマジ向いてない。
でも世の中、意外とそういう会社多いんですよ。
「若者は飲み会に参加して積極性をアピールするべき!」とか、無駄に熱血な職場。
ま、言ってることはわかりますよ?
でも、それで上昇志向とか熱意みたいなの見せたって、給料上がらないじゃないですか?
私みたいに冷めてることの何が悪いっていうんですかね?
実際、大半の人が私と同じような価値観なんじゃないっすかね?
もしあなたもそうなら、向上心のなさを気にする必要はありません。
だいたい、他人に熱意や向上心を求めるのって「教えるのが面倒」「育てるのが面倒」な上司が思考停止で語りだす「精神論」でしかないんですよ。
その証拠に、まともな企業ほど今は人手不足なので「向上心のない人でもちゃんと仕事できるようにする」って方針ですから。
なので、向上心のない人はそういう「熱意とか向上心とかどうでもいいです。働き続ければ勝手に身につくんで」みたいな職場が向いてます。
「そういう向上心求められない仕事ってどう探すの?」
そう疑問に思いましたか?
OK。そういう人のために、向上心がなく悩んでいた僕が導き出した「向上心がない人でも余裕で転職できて活躍できる職業」を紹介していきたいと思います。
向上心がない人の特徴 ~欠点と強み~
向いてる仕事の紹介の前に、まずは向上心がない人の特徴について紹介していきます。
向上心がない人の欠点
- 自発性がなくモチベーションの動機が外部要因に依存しがち
- 目標意識が希薄で成長することに消極的で機会損失となる
- 意識の高い人や努力家に対して否定的な態度になりやすい
- 現状の維持に固執しやすく環境の変化や挑戦を拒否しやすい
ついつい他人と比べてしまったり、合わない仕事を無理に続けていると、こうした欠点が気になってしまうもの。

この仕事向いてないのかなぁ…
仕事が上手くいってないとネガティブな考えになり、こんな風に悩みがち。
しかし、自分の欠点に気づけるというのは実は優秀な証拠。
なぜなら、欠点を克服することで人は成長できるものだからです。
世の中には、自分の欠点にすら気づけず、他人の文句ばかりの人が圧倒的多数。
そういう人は、流されるままに与えられた仕事をこなすだけで、不満たらたらで人生を終えるだけ。
しかし「今の仕事、本当に向いてるのかな?」「もっと合った天職があるのでは?」と考えられる人は違う。
より良い働き方を見つけ出し、自分だけの人生を創り上げることができます。
そのためには欠点ではなく「自分の中の隠れた強み」を自覚する必要があります。
向上心がない人の強み
▼向上心がない人が持つ適性
- 安定性がある
簡単な仕事を好む、単純作業に集中する、ルーチンワークでも続く、決められたやり方を好む、変化を嫌う、自分のペースを維持する - 従順
ルールや手順を守る、上の指示に従う、勝手なことをしない、保守的、周りに合わせる
こうした強みを活かすことができれば、
- 仕事が苦でなくなり楽しく感じる
- 活躍でき一目置かれ評価も上がる
- 収入が増えて余裕もできる
- 気の合う仕事仲間が増え人間関係も良好に
など「幸福のスパイラル」とでも言うべき状態になります。

なんかうさんくさいかも…
「そんなの信じられない!」と疑う人もいるでしょうが、仕事も人生もがうまくいってる人ほど、こうした”キャリアの真理”にたどり着いています。
そのためには「自分の強み」…つまり「適性」「才能」「可能性」と呼ばれるチカラを発揮できる仕事に就くのが最善の道です。
向上心がない人に向いてる仕事や業界
この記事にたどり着いたのも、何かの運命。
あなたがまだ気づいてない「自分だけの強み」を引き出せる職業を紹介していきます。
これらの仕事は「未経験からでも就きやすい仕事」と「資格さえ習得すれば就きやすい仕事」で構成されています。
ここでは就職さえしてしまえば会社が研修やマニュアルを用意してくれていることが多く勉強する必要性が低いものを紹介しているので、ぜひご自身のキャリアの参考にしてみてください。
工場の作業員(製造業)
項目 | 評価 | 説明 |
---|---|---|
オススメ度 | ★★★☆☆ | 作業の流れが明確で、迷うことが少なく仕事に集中しやすい |
難易度 | ★☆☆☆☆ | 未経験歓迎の求人が多く専門スキルがなくても始めやすい |
年収目安 | 200万〜400万円 | 残業や夜勤手当が加わると収入アップも期待できる |
働きやすさ | ★★★☆☆ | 体力仕事が多い一方で、職場によっては定時退社が可能 |
将来性 | ★☆☆☆☆ | 現場作業のままだけど収入が上がりにくいので将来設計が必要 |
工場の作業員は、製品を作るための工程を担当する仕事です。
目の前の作業に集中しやすく、一つずつ確実に進める性格の人が向いています。
工場の作業員の仕事内容
アルバイトや派遣社員、入社したての社員は「ベルトコンベアに流れる商品をチェックする」「機械に部品をセットする」など、シンプルでわかりやすい作業をこなすことになります。
他にも以下のような仕事があります。
- 製品の組み立て
部品を組み合わせて製品を完成させる作業。 - 検品作業
製品が正しく作られているか、外観や動作をチェック。 - 梱包・出荷準備
完成品を箱詰めし、出荷の準備を行います。 - 機械オペレーション
機械の操作や部品のセット、メンテナンスを行います。
他にも、以下のような「〇〇工」と呼ばれる職種全般が当てはまります。
- 組立工:
機械のパーツを組み立てていく仕事。決められた手順に沿って作業するため、難しい判断を行うことは少ない。「自動車組立工」「光学機械器具組立工」が代表例。変わったものでは「ピアノ組立工」「ロケット組立工」なども。 - 期間工:
TOYOTAなどの大手自動車メーカーの製造工場で働き自動車を組み立てる。経験不問で月給30万以上、寮住み込みで働けるなど、条件も良い。出稼ぎで期間工になる人も多い。 - 食品製造工:
大手メーカーが販売するような冷凍食品の製造や加工から包装までを行う。代表的なのは「和菓子製造工」「パン・焼菓子製造工」「乳製品製造工」「清酒製造工」など。
工場作業に向いてる人の特徴
工場作業は、特別なスキルや野心がなくても始められる仕事です。周囲と競争したり、複雑な判断を求められることが少ないため、「とにかく安定して働きたい」という気持ちに応えてくれる職場です。
1.長時間単調作業を繰り返しても苦にならない人
工場作業では、同じ手順や動きを繰り返すことが多いです。「特に変化がなくても、安定して働ければ満足」という人にはピッタリ。シンプルなルーティンで自分のペースを守りながら仕事ができます。
2.誰かに提案したり自発性を見せるのが苦手な人
この仕事では、与えられた手順を正確にこなすことが最も重要。自分で考えて新しいことを提案したり、積極的に動く必要はありません。「指示されたことをその通りやるほうが安心」という人に向いています。
3.一つの会社で長く働きたい人
工場の仕事は、安定志向の人に適しています。終身雇用の文化が根付いている企業も多く、転職を繰り返す必要がありません。そのため住宅手当などの福利厚生も厚く「慣れた環境でじっくりと腰を据えて働きたい」という人におすすめです。
工場作業員になるメリット
- 未経験でも就きやすい
多くの工場では研修制度が整っており、特別なスキルがなくても始められます。正社員として入社すれば「続けるだけ」で安定を得やすい点が魅力です。 - 地方でも求人が豊富
地方の製造業が多く、田舎暮らしを希望する人にとって強力な選択肢です。 - 福利厚生が充実している
大手企業では寮完備や手当、健康保険などの福利厚生がしっかり整っている場合が多く、安心して働けます。 - 期間工で稼げる
一時的に出稼ぎで働ける「期間工」も人気があり、短期間でまとまった収入を得たい人におすすめです。
就く際の注意点
- アルバイトや派遣では収入が不安定
正社員以外の雇用形態だと、収入が安定せず、スキルも身につきにくい場合があります。 - 二交代制や夜勤の可能性
夜勤が含まれる場合、生活リズムに影響が出ることがあります。体力に自信がない人は注意が必要です。 - 古風な企業文化が多い
愛社精神が求められる古い企業文化の職場もあるため、現代の「転職前提」のキャリア観とは異なる可能性があります。
製造業に就くための方法
1.製造系の求人を探す
求人検索サイトや地域密着型の冊子、ハローワークを活用して求人をチェックしましょう。とくに地方では、地元に根づいた製造企業が多いため地域特化の情報が意外と役立ちます。
求人数の多い転職エージェント「リクルートエージェント」「doda」で「工場」「製造業」を希望しておけば、大手製造業の求人を受けられることもあります。
「求人を探す手間が惜しい…」
「どの求人なら受かるのか判断できない…」
そうした経験があるなら「LHH転職エージェント」がオススメ。先ほどの大手エージェントと違い、利用者一人一人に合わせた質の高い求人提案や転職サポートで、より自分に合った求人が見つけやすくなるからです。
▶LHH転職エージェントを使う際のコツ
紹介された求人に応募しない場合に却下理由を伝えると次はより自分に合った求人を提案してもらえるように!
2.理系・技術系の学歴を活かす
工業高校や技術系学部・理系出身者は、高度な製造業務に就きやすく有利になる場合があります。
工場での現場経験を通して、将来的には品質管理や設計などに携わるキャリアプランを持っておくと有利です。
製造業の転職に強い「メイテックネクスト」であれば、実績豊富で相談してみると思いもしない選択肢が得られることでしょう。
▶メイテックネクストを使う際のコツ
「品質管理がしたい」「どんな業種があるのか知りたい」など自分の要求をハッキリ伝えると合った求人の紹介や良いサポートが得られます。
3.既卒・第二新卒向け支援を利用
未経験から工場勤務や製造業で正社員を目指すなら既卒・第二新卒向けの就職支援サービスを活用すると、スムーズに入社できます。
とくに研修がある分、優良企業に入社しやすくなる「就職カレッジ(JAIC)」なら対象年齢も34歳までと広く使えるのでオススメです。
▶就職カレッジを使う際のコツ
「無職期間や非正規期間が長い…」といった理由で採用されない人の最後の砦。ここで紹介した仕事以外の選択肢も確保できる。
ノーコードエンジニア
項目 | 評価 | 一言コメント |
---|---|---|
オススメ度 | ★★★★★ | 未経験から始めやすくIT業界に興味があるならオススメ |
難易度 | ★☆☆☆☆ | 専門知識が不要で自宅でも気軽にスタートできる |
収入目安 | 月60万~80万円 | フリーランスなら月60万以上と高単価 ※Midworks参考 |
働きやすさ | ★★★★★ | 完全リモートワークのIT会社が多くフリーランスも可 |
将来性 | ★★★★★ | 2025年には市場規模1,000億円の予測と需要増加 ※ITR株式会社参考 |
ノーコードエンジニアとは、プログラミング言語を使わずにノーコードツールでWeb制作やアプリ開発を行う職業を指します。
ノーコードツールとは、プログラミング不要で直感的に操作できるツールのことです。
あらかじめ用意された部品(ブロック)を組み合わせながら、Webシステムやアプリを作成していくイメージです。

Minecraftみたいにゲームの中で何かを作っていく作業に近いです
ノーコードエンジニアの仕事内容

ノーコードエンジニアって難しくない?
そう思われる方に実際にノーコードエンジニアがやっている仕事の一例を紹介します。
1.クライアントからのヒアリング
クライアントとは「相談してくる顧客」のことで、ヒアリングとは「聞き取り」のこと。
「どんなWebサイトやアプリが欲しいですか?」とお客さんに聞いて、やりたいことや困っていることを教えてもらいます。
その上で「こういったことができますよ」と提案しながら、ノーコードで作るもののイメージを固めていきます。

会社によっては営業チームが担当することもあります
2.Webサイトやアプリの設計~制作
どんなデザインにするか、どんな機能をつけるかを考えて設計図を作ったり、スケジュールを立てます。
その後、ノーコードツールを使って実際に制作作業開始です。
経験が浅いうちは、ディレクターやマネージャーの人が作った設計図やスケジュールに沿って、部分的に制作を行うことが多めです。
3.ノーコードツールの運用~管理
サイトやアプリは作って終わりではありません。ちゃんと動くようにチェックしたり、その後、運用しながら問題がある度に改修の依頼を受け付けるなど管理も行います。
また、ノーコードツール自体がバージョンアップすることも多いので、大きな変更がないか確認したり、影響範囲を調べて報告することもあります。

作った後の手入れや管理も行うことで
クライアントからの信頼を上げていくのも仕事だぞ
4.Webサイトやアプリのカスタマイズや調整
クライアントから「ここをもっとこうしてほしい」とオーダーが来たら、デザインや機能を修正してさらに使いやすくしたりします。
ノーコードツールの代表例

ノーコードツールと言われてもイメージできない…
そう思われる方に向けて代表的なノーコードツールについて紹介します。
kintone
kintoneは業務データの管理や共有を簡単に行えるプラットフォームです。カスタマイズ性が高く企業の業務改善に役立つツールとして多くの企業に導入されています。
Shopify
Shopifyは誰でも簡単にオンラインストアを構築できるEC(通販サイト)プラットフォームです。テンプレートやプラグインを活用して短期間での制作が可能で、世界中で人気を集めています。
Adalo
Adaloはノーコードでアプリを開発できるプラットフォームです。ドラッグ&ドロップ操作で直感的にアプリを作成できるため、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
4.Wix
Wixは簡単にWebサイトを作成できるノーコードツールです。豊富なデザインテンプレートやカスタマイズオプションを提供し、ブログやビジネスサイト、ポートフォリオまで幅広い用途に対応しています。
ノーコードエンジニアに向いてる人の特徴

自分でもノーコードエンジニアになれるかな?
未知の職業に挑むときは誰でも不安なもの。あなたが長く続くかどうか、いくつかの判断項目を用意しました。

一つでも当てはまるなら適性あり!
1.PCやスマホで何かを制作した経験がある
スマホアプリでオリジナルの動画を編集したり、簡単なWebページを作ったことがある人は、ノーコードツールの操作を覚えるのも早いです。
また、ノーコードツールはリアルタイムで制作していくので、デザインやイラストなどの「アイデアを形にする」ことが楽しいと思えるような人も向いてます。
2.Webサイトやアプリを見ていると「こうしたらいいのに」と感じることがある
既存のサービスに対して「もっとこうすれば使いやすいのに」と改善点を自然に考えられる人は、ノーコードエンジニアとして発想力が活かせることが多いです。
3.勉強するより実践してから理解する派
プログラミング言語などの勉強の必要がないので「まず勉強したり知識を身につけてから〜」というよりは「とりあえず試してみてから覚える」という実践派向きです。
ノーコードエンジニアになるメリット

ノーコードエンジニアになっていいことあるの?
仕事では給料以外のやりがいやモチベーションを見つけ出すことも長く続くコツ。事前にメリットを知って、自分だけのやりがいを見つけてみましょう。

やりがいは与えられるものでなく見つけ出すもの!
1.スキル・経歴なしでIT/Web制作に関われる
プログラミングスキルが不要なため、未経験でもIT業界に参入しやすく、専門知識がなくても挑戦できる職種です。
逆に言えば、プログラミングスキルが求められる「プログラマー」「ITエンジニア」は難易度が高いため、未経験から就くのが難しいとも言えます。
2.制作に関わるうちにIT/Webに詳しくなれる
実際にWebサイトやアプリを制作する過程で、IT業界の知識や技術を自然と身につけられるため、働きながらスキルアップが可能です。
3.ノーコードツールを通してキャリアアップできる
ノーコードエンジニアとしての経験を活かし、WebデザイナーやUXデザイナー、ITコンサルタントなど、キャリアの選択肢を広げることができます。
なので「向いてる仕事がわからない…」という人でも、ノーコードエンジニアとして働くうちに自分の適性や進むべき道が発見しやすいです。
ノーコードエンジニアからのキャリアパス

ノーコードエンジニアになった後のキャリアは安泰なの?
収入を上げたり活躍の幅を増やすには「就いた後にどういうキャリアを歩みたいか?」というキャリアパスが重要。
キャリアパスとは、仕事を通して成長していく道筋のこと。あらかじめ「将来、こういう風になりたい」と考えておくだけでも就職や転職が有利に。

一歩先の将来を考えておくことで
転職活動時にも「この人は先を考えている!」と思われて
一目置かれる存在になれますよ
1.フロントエンドエンジニア
ノーコードエンジニアはツール頼みなので、細かいカスタマイズができません。
実際に仕事を行う中で「もっとこうしたい」と考えるうちに自然に「HTML」「CSS」「JavaScript」といったプログラミング言語を触るようになれば、フロントエンドエンジニア相当のスキルが身につきます。
フロントエンドエンジニアとは、WebサイトやWebアプリケーションのユーザーインターフェース(UI)部分を開発するエンジニアのことです。
つまり、私たちが普段Webサイトやアプリを利用する際に、目に触れる部分、操作する部分、つまり「表側」にあたる部分を設計・構築するのがフロントエンドエンジニアの仕事です。 AI Geminiより解説
つまり「最初は簡単なノーコードツールから入って、使っていくうちにプログラミング言語を覚えていく」という進め方ができるわけです。

一からプログラミングを学ぼうとしても
難しすぎて挫折する人も多いです…
2.UXデザイナー
「このWebサービス使いにくい…」
こういった不快なユーザー体験を取り除き、使いやすさや直感的な操作ができる設計を目指すのがUXデザイナーの仕事です。
ノーコードツールはデザイン面での制約も多いため、実務で使っているうちに「もっとこうしたい」と思うことが増えてきます。
そうした際に「どうすればもっと使いやすくなるか?」を考えて試すことができる人は、ノーコードエンジニアからUXデザイナーへの道も開けます。
3.ITコンサルタント
仕事を依頼してくるクライアントの対応をするうちに「こういう依頼が多い」「こういう悩みにはこう対処すればいい」と見えてくることがあります。
そうした際には「ITコンサルタント」の適性が開けます。
ITコンサルタントとはざっくり言うと「企業のITの問題を解決したり、ITツールの導入を支援する人」です。
このクラスになると、年収1000万以上稼ぐ人材もかなり多く、引く手あまたとなります。

事前に将来なれる可能性のある職業を知っておくだけでも
就いた後の意識が変わるので頭の片隅に入れておこう!
ノーコードエンジニアになる際の注意点

事前に悪い面も知って心の準備をしておきたい
どんな仕事にも良い面と悪い面があるもの。大事なのは「悪い部分も受け入れられるか?」「自分がストレスと感じないか?」を見極めること。
以下に紹介することが耐えられそうなら、ノーコードエンジニアは天職になりえるでしょう。
1.就いた後も勉強する必要がある
ノーコードツールは初心者でも扱いやすい分、就いた後も勉強する必要があります。
ただ、何も「プライベートの時間を犠牲にしてまで勉強しろ」と言いたいわけではありません。
ただし勉強が必要だからといって恐れる必要はない
そもそも、IT/WEB業界は変化が早いので「わからないことを調べたり勉強する時間も仕事のうち」という価値観があります。
しっかり自分自身でわからないことを調べたり、先輩や上司に聞くなどの基本ができてれば、身構える必要もないでしょう。
自分が興味関心を持てる分野の仕事を選べば、勉強することもさほど苦ではありませんし「勉強しながら働ける」と考えれば、モチベーションも維持しやすいでしょう。
ノーコードツールは「誰でも簡単に操作できる」分、スキルとしての専門性が高いとは言いにくいため、長い目で見ると技術的価値が上がりにくいというリスクがあります。
2.将来的にスキルの価値が落ちるリスクがある
ノーコードツールは「どこかの会社が作ったツール」であるため、その会社の方針変更に振り回されるリスクが常につきまといます。
たとえば、スマホメーカーが「明日からスマホの操作方法を全部変える!」と言い出したら、それだけで今まで慣れた操作方法が通用しなくなり、生活に困る人が続出するでしょう。
IT業界では、こうしたことが起こります。
心配せずとも働くうちに他のスキルも身につく
なので「特定のノーコードを上手く使える」というスキルや経歴だけでは、将来的な不安が残り続けるのがリスクです。
ただ、上述のようにノーコードではできないことをやろうとするうちに他のスキルが身につくことも多いため、将来のキャリアパスを考えて仕事選びすれば、さほど心配はいらないでしょう。
ノーコードエンジニアになる方法

で、ノーコードエンジニアになるのはどうすればいいの?
もしノーコードエンジニアになりたいと思ったなら、以下の方法を試しましょう。
1.求人検索だと見つからないこと多め
「ノーコードエンジニア」は正式な職種名ではないため、求人検索してもほぼ出てくることはありません。
求人検索時にノーコードツール名を指定しよう
求人で探すとしたら「kintone」「Shopify」などノーコードツールの具体的な名称を指定しましょう。
「具体的なツール名を知っている=そのツールを使ったことがある」ということになります。
なので企業側も経験者だけの募集に絞るために「ノーコード」という文言を使わず、具体的なツール名をしているという背景になります。
2.求人票から会社情報を詳しく見ておく
会社の事業領域にも注目しておきましょう。
「Web制作」「ITコンサルティング」「SaaS導入支援」「ITサービス販売代理店」といった性質の会社なら、ノーコードエンジニアの募集を行っている可能性があります。
会社情報からノーコードエンジニアの採用を行ってるか見極めは困難
ただし、企業分析のスキルがなければ会社情報からノーコードエンジニアの採用があるかどうか見極めるのは難しいため、わからないなら素直に下記の方法を試すのが近道です。
3.リスキリング支援を活用して転職するのが確実
リスキリングとは「学び直し」のことです。
国がWebマーケターのようなIT人材の不足をどうにかするため、企業に助成金を出すなどの取り組みが行われています。
国が助成金出すことで、企業も未経験者向けにサービス提供したり、採用にも積極的になります。

リスキリング支援が国全体で行われてる今なら
未経験者でもノーコードエンジニアになれるチャンス!
WorXを使えばスキル習得から転職まで一直線
オススメしたいのが「WorX(ワークス)」というリスキリング支援業者を利用してスキル習得と転職支援を同時に受けるという方法です。
WorXでは、無料でスキルが習得できたり、就職/転職支援まで行っているので、未経験者でも安心して確実にノーコードエンジニアに転職することができます。

スコシテン独自の情報満載の
WorX解説記事も参考にしてみてください
トラック運転手
大型から小型まで様々な大きさの貨物自動車を運転し、貨物を安全に確実に目的地に搬送するのがトラック運転手の役目です。
受注や積荷作業、荷下ろし時にはコミュニケーションが必要ですが、それ以外の大半の運転時間は車内で1人で過ごせるため、向いている人にとっては非常に快適で、給料も月給なら平均31万、年収も400万円以上と決して悪くない数字です。
ただ、トラックを運転するには「大型自動車第一種運転免許」の取得が必要になる点には注意。
検針員
検針員は水道、ガス、電機の計量器を見て使用量を計測する仕事です。
担当地区をバイクまたは徒歩などで回ることになります。
月前半約20日間が検針日、2日程の調整日が稼働日、残りは休日に割りあてられることが多いため、休日日数も多い方です。
収入目安は月15万~20万円ほどで、時給ではなく検針件数による歩合制で給料が決まることもあります。
検針員になりたいなら、最寄りの水道局やガス協会に直接問い合わせてみるのが一番でしょう。
司書
自治体や教育機関などの図書館に勤務し、収蔵されている図書や資料の管理をしたり、図書館の利用者が求めている情報を探すための補助をしたりするのが司書の仕事です。ジャンル別に書架を整理するなど、利用者が使いやすいように施設を整備したりするほか、図書館でのイベントなどの企画・運営に携わることもあります。
募集の要件となることが多いので、まずは文部科学省認定の司書資格を取得しておくといいでしょう。
左官
表面仕上げの美しさなどを考慮しながら、漆喰などを使って壁や床を塗るのが左官の仕事です。
きめの細かい熟練した手作業を極める必要がありますが、それ以外の難しいスキルは求められないため、向上心のない人でも向いていれば長く続けられるかもしれません。
各都道府県の職業能力開発協会で「左官技能士」の資格を取ると就職に有利です。
参考リンク:左官技能士|職種を調べる・探す | 技のとびら – 技能検定制度のポータルサイト
清掃業者
清掃業者は年齢や経験不問で、若手から60代以上と様々な人が働いている職業です。
ビルやオフィスの床面・ガラス・外壁などを清掃する「ビル清掃作業員」、バキュームカーを利用してし尿の回収を行う「し尿処理作業員」、廃棄物の収集・動物の死体処理・道路などの清掃や洗浄を行う「衛生職員」、死亡現場の清掃と遺品の整理・処理やゴミ屋敷の清掃などを行う「特殊清掃員」などがあります。
汚いイメージがあるためか、それなりに給料も待遇もよい会社もあり、意外な穴場求人も見つけられるかもしれません。
マーケティングリサーチャー
マーケティングリサーチャーの初歩的な仕事はデータ入力や収集となるため、ネットサーフィンで情報を集めたり、Excelでデータをまとめるなど、簡単なパソコン操作さえできれば誰でもできる仕事です。
マーケティングリサーチャーとしての仕事をしたいのであれば、まずは大手求人サイトで「マーケティング」「リサーチャー」「調査」「データ入力」などの単語で調べてみるといいでしょう。
仮に、マーケティングリサーチャーとして仕事する上で向上心が湧いてきたら「マーケター」「WEBマーケター」「データアナリスト」としてのキャリアアップも可能です。
地方公務員
地方自治体の公務員として働くのが地方公務員で、都道府県庁・市役所・町村役場といった行政サービスをはじめ、警察・消防署・保健所など、住民の生活に密着し施設が職場となります。
地方公務員になるには採用試験に合格する必要がありますが、逆に言えば採用試験にさえ合格してしまえば就職できるので、就職後に勉強したくない人にとっては向いてると言えるかもしれません。
宮内庁職員
天皇に関わる宮内庁職員の仕事も、向上心がない人には向いてるかもしれません。
というのも、宮内庁職員として長く働くためには野心や競争心は不必要な資質なため、かえって向上心がない温和な人の方が求められるからです。
宮内庁職員は公務員となるので採用試験に受かる必要がありますが、定期的に未経験採用を行っていることもあります。
向上心がない人が自分に合った仕事を見つけ出すコツ~就くまでの方法
「向いてる仕事がわかっても求人が見つからない…」
「適性があっても経歴やスキルが足りない…」
「惹かれる求人がを見つかっても受からない…」
向いてる仕事を見つけたとしても、直面するのがこのような問題です。
そこで最後に、本当に自分に合った仕事を見つけ出すコツから実際に就くための方法まで、すぐに行動に移せる実践的なノウハウを紹介していきます。
向上心は「続けると勝手にやってくる」
この世に「向上心がない人」はいません。
誰もが「もっと上手くなりたい」「何かを極めたい」という欲求を持つものです。
仕事に趣味にしても「続けることで勝手に向上心は湧いてくるもの」です。
一方で、多くの「向上心を奪う要因」が存在します。
たとえば、
- 上司が否定的で思うような評価が得られない
- 周りの熱意や才能に圧倒されやる気がなくなる
- 自分の理想に近づけなくてすぐ諦めてしまう
- お金や時間がなくやりたいことに集中できない
といった要因です。
ですので、考えておきたいことは「自分は本当は何がしたかったんだっけ?」「どういう仕事なら熱意を持って続けられるか?」といった、向上心をかき立てる自分の中の熱量を見つけ出すことです。
向いてない仕事は避ける
世の中には数多くの転職サイトや求人があり、選択肢に迷うものです。
その中で、効率良く理想の仕事にたどり着くためには「自分はどの職業に惹かれないか?」「どんな仕事が続かなそうか?」を知っておくことです。
▼向上心がない人に向いてない仕事の例
- 競争心や目標達成意識を求められる職業
例:不動産営業、保険営業、インサイドセールス、販売職、経営者
向いてない理由:契約数や売上を追う必要がある - 常に勉強する必要のある職業
ITエンジニア、WEBマーケター、研究開発職、医師、弁護士
向いてない理由:仕事についていくために定期的な知識へのアップデートが求められるため
- 変化が激しくスキルアップが求められる職業
例:ゲームデザイナー、WEBデザイナー、プログラマー、UX/UIデザイナー、WEB開発者
向いてない理由:主要開発環境の変更で強制的に学ぶ必要が出てくるため
こういった「向いてない可能性の高い職業」を知っておくだけでも、迷いが少なくなります。
また、職業そのものだけでなく、
- 一緒に働く人との相性(社員の価値観や性格傾向、上司の仕事観や方針)
- 社風(会社の組織風土や企業理念、経営者の考え方)
- 会社の扱っている商品(サービス内容や製品)
といった要素でも、向き・不向きが変わってくる点に注意です。
そのためには、仕事内容や採用条件以上に、
- 面接時に、多くの社員とフィーリングが合ったか?
- 会社の理念やビジョン、経営層の考えに惹かれるか?
- その会社が扱っている商品に惹かれるか?
といった点も重視して判断するといいでしょう。

「この職業=向いてる」ではなく
会社/人/商品など
様々な情報から判断しましょう
向上心を求められる企業や業種は避ける
向上心がない人が無理なく仕事を続けるためには、そもそも高い向上心を求められる仕事は避ければいいだけの話でもあります。
主に、高い向上心が求められる仕事は以下の通りです。
- 売上や数字などの成績が評価に直結して競争意識の高い体育会系企業の営業職
- 自己学習が必要とされるIT・WEB業界
- 常にトレンドを追ったりスキル向上が必要なクリエイター
- 一人あたりの業務負担が大きく自発性が必要なベンチャー企業
すべての企業が当てはまるというわけではありませんが、この条件に合致する企業の社員や出身者は向上心が高い傾向にあります。逆に、公務員などの国との関連の深い事業、仕事がマニュアル化されている製造業などは、そこまで向上心が高くない人材が集まりやすいものです。
自分のペースで長く働けそうな仕事を見つけ出す
自分を向上させたいという強い願望を持たない人は、勉強する意欲が低いがゆえに、選べる仕事が少ないと思われがちです。
事実、今までスキル習得を怠ったり、資格や学歴取得を行っていなかった場合、それだけで選べる求人の幅が狭まる事実は否めません。
ですが、世の中には「長く働いて地道に仕事を覚えてくれればそれでいい」という基準で採用を行っている企業も多いものです。
元々、日本の企業自体が終身雇用制に基づいた組織経営が行われているので、自発性や向上心がない人でも一定以上の仕事が行えるようにできているのです。
ですので、どんな仕事でも、長く続けてさえいえれば自然と経験やスキルは身につき、仮にその仕事を辞めたとしても転職先はなんとか見つかるものです。
そういう意味でも、変に自分にない向上心をアピールするよりは、自分のペースで長く働けそうな職場を見つけ出すことを優先した方が、自分にとっても雇ってくれる企業にとっても良い結果になるはずでしょう。
向上心を保てる会社環境を選ぶのも手段
自分を高めようとする強い意欲を持たない人の多くは「勉強する気になれない」「自分の適性が発揮できる仕事が見つからない」と感じてます。ですが、このような考え方で働いている人にもチャンスを与えてくれる企業もたくさんあります。
ですので、向上心がないことに引け目を感じているのであれば、向上心を高めてくれる会社環境で働くという視野を持つのもいいでしょう。
具体的には、
- 仕事に対する価値観の社員が集まっていて互いに刺激し合える
- 上司が社員のモチベーション向上のために務めている
- 社内の研修・勉強制度が充実している
などの条件が揃えば揃うほど、向上心のない人でも仕事のモチベーションが保てる可能性が上がります。
これらの条件は求人情報から見抜くのは難しいでしょうが、少なからず「この求人に応募してみたい!」「この人達と働いてみたい!」と思えるような会社であれば、自分の中の向上心が刺激されて行動に移せているわけですので、入社後に向上心が湧く可能性は高いと言えるでしょう。
得意なことや好きなことを無理なく習得していく
向上心を保つためには、苦手なことを無理して続けるよりも、他人よりも得意なことや好きなことを行うのが一番です。
得意なことや好きなことを仕事にするのが一番ですが、現実的にやりたいことを仕事にできないことも少なくはありません。その場合、趣味で向上心を発揮するために仕事も頑張るという考え方も大事です。
世の中には、趣味で資格取得や勉強を行う人もいますが、自分の好きなことや得意なことに打ち込むためには向上心のある・ないは関係ありません。
また、経験の浅いうちは仕事も趣味も上手くいかないことやできないことが多く、いまいち楽しさを感じないこともあるかもしれませんが、本当にやりたいことを楽しめるようになるまでは時間がかかるものです。
ですので「何かにひたむきに取り組みたい!」と悩んでいても中々向上心が湧かないのであれば「今はまだその時ではない」と割り切って、今ですべきことに集中するといいでしょう。
「仕事は生活のため」と割り切ることも大事
向上心を持つことは、できることを増やして人生をより良くするためにとても大事なことではありますが、何もそれを仕事だけに向ける必要はありません。
前述の通り、多くの社員が「仕事は生活のために嫌々やっている」という人も多いぐらいです。
ですので、仮に読者が休職中の立場であれば、職務経歴書作成や面接対策もほどほどの労力で行い、無理せず「仕事は生活のためで人生の第一優先事項ではない」ぐらいに気楽に構えることも大事かもしれません。
高い向上心を求める企業はそのような人が集まり、そうでない企業は向上心がほどほどの人が集まるものです。
そういう意味でも、自分に合った仕事を見つけ出すためには、自分の個性や考え方を無理に捻じ曲げない姿勢で仕事探しをすることが大切なのです。