「仕事辞めたら、人生終わり…」
「仕事を辞めたら負け組」
「辞めたら後がない」
終身雇用制の考え方の残る日本では、このような「仕事を辞めたら終わり」みたいな考え方がまだまだ強いです。
しかし、日々仕事として転職業界の動向を追っている私からすれば「バッカじゃねーの」「もっと勉強して、色んな働き方している人の意見聞いてから話せボケ」という感じ。
なんというかね。
仕事を辞めたことがない人って、意外と世間知らずで視野の狭い人が多いんですよ。
そういう人が自分自身の経験則で「仕事を辞めたらいけない」「辞めたら負け組」などと言っているから、ワケのわからんことになるのです。
勝ち組・負け組の二元論を論じるなら「生まれながらにして莫大な資産を持つ某財団の御曹司に生まれなかった時点で、お前ら全員負け組だからw」で、はい論破。
「お前、大企業勤めだから自分が勝ち組と思ってんの?」って感じ。
そういう極論持ち出さずとも「40代中高年引きこもり職歴なし」という状態でもなければ、普通に転職エージェント使って応募すれば、内定なんてもらえますから。
その40代中高年引きこもり職歴なしだって、ハロワ通して職業訓練校などで就業支援を真面目に受ければ、社会復帰自体は可能です。
そういう社会一般常識も知らない人って、ハッキリ言ってまともな社会経験ないんじゃないでしょうか?
あ~^^学校で教わることが世界の真実だと思っていて、書類送って面接受けるだけが就職・転職活動だと思っている融通が利かないアホは、そういう知恵に気づかないんでしょね^^
ちなみに私が言っていることは、膨大なエビデンス(証拠)もありますので、今回はそのあたりについて書いていこうと思います。
仕事を辞めてもどうにかなる理由とは?
転職エージェントの登場でまず内定がもらえる
仕事を辞めてもどうにかなる理由は、転職エージェントの登場で普通にやってればまず誰でも内定がもらえるからです。
そもそも、転職エージェントとしてはさっさと行動して内定もらってくれる人材は、時間をかけずに成約に結びつく超優良人材ですので、まずサポートしてもらえます。
ですが、一般的には利用者には様々な悩みや要求があるので、そうそう簡単に内定が決まるわけではないのです。
逆に言えば、細かいや悩みや転職先への不安を差し引けば、エージェントの担当者の言うとおりにやっておけば、まず内定はもらえます。
それでも内定がもらえない人は、
- 今の仕事(または前の仕事)と転職先候補を天秤にかけて踏み切れないでいる
- 担当者のアドバイスや提案を素直に聞いていない
- 面接が致命的に下手(なのに事前の根回しやアフターフォローなどをしていない、あるいはエージェントに頼んでいない)
…などの要因があるのですが、それも自覚してエージェントに相談しておけば容易に改善可能です。
既卒・第二新卒向けなら20代ニートでも余裕で就職可能
仕事を辞めてもどうにかなる理由としては、既卒・第二新卒向けの就職支援サービスが充実しているからです。
よく「ニート・フリーターになったら人生詰みだぞ」みたいに言っている人がいますが「それ、どこの世界線の話?僕の住んでいる世界とはだいぶ違うみたいだね」という感じ。
正直、今どき多くの人が「就活なんて茶番で人の真価は見抜けない」「大卒大企業勤めだからと言って優秀なわけではない」なんて気づいているので、転職では経歴・学歴以外の要素も評価してもらえます。
以下の記事にも書いてますが、日本の就活は頭カチカチのアホ経団連が余計なことしているので、ワケのわからんことになっていて、時代遅れですから。
だいたい、私などはまともな正社員経験なくゼロからビジネス立ち上げて月100万稼ぐ程度には成長していますので、経歴と学歴は一切能力に因果関係がありません。
大卒大企業勤めでも「こいつ使えねえな…」「頭悪すぎない?」という人は普通にうじゃうじゃいますから。
当サイトに直接広告掲載いただいている「ウズキャリ」の社長さんなんかは、フリーターから社長になって年商4億の会社運営して、従業員50人近く雇っているやり手で、自信を持ってニートの方々にも紹介できるサービスです。
30代以降の職歴なしでもチャンスはゼロではない
仕事を辞めてもどうにかなるとは言いますが、30代以降の職歴なしは一般的には厳しいと言われています。
しかし、これも元をたどれば「別にいくらでも30代職歴なしでも就業する方法なんかあるわボケ」という結論に行き着きます。
以下の記事にも書いてますが、30代以降の職歴なしが正社員になるのが厳しいと言われている理由は、単に統計的に採用が控えられるから人材サービスのサポート対象外になりやすい…というだけの話です。
決して「30歳以上の職歴なし全員が正社員になるのは絶対に無理」と言っているわけではありません。
時期や人材会社によっては30歳以上でもサポートしてもらえることもあるので、さっさと登録して確認してみればいいだけの話ですよ。
それもやらずに「誰かが無理と言ってたから、自分には無理…」と思っているのであれば、それは「職歴なしだろうが超絶エリートで経歴があろうが、やる前から無理と言っている奴は何もかも無理だろ」とツッコむしかありません。
率直に申し上げて「うだうだ言ってないで、内定もらえるまでやれ」で済む話なのですよ。
少なからず「30歳以降の職歴なしは絶対に正社員になれない」と思い込んでいるのは、求人サイト見て書類送って面接に行って採用されるしか方法がないと勘違いしている人に限った話で、自分からアクション起こせばどうとでもなります。
仕事は学校のお受験じゃないんですから、わざわざバカ真面目に書類送付してお祈りするだけじゃなく、ありとあらゆる方法使ってチャンス掴み取れよ…ちゅう話です。
最悪、ハローワークのお世話になればOK
日本という国は実に恵まれているので、最悪ハローワークを使えば仕事を辞めてどうとでもなります。
以下の記事にも書いてある通り、ハローワークは人材ビジネスでは対象になりにくい方でも、サポートしてもらえるという利点があります。
国民の税金で運営されているハローワーク(公共職業安定所)を使わない奴は、ハッキリ言って「お前、なんで日本国民で仕事見つからないことに悩んでいるのに、ハローワーク使わないの?バカなの?死ぬの?」って感じ。
ハロワ言って正直に「仕事の見つけ方がわからないので教えてください」「職歴がなくても受かりそうな求人を教えてください」と相談すれば、職員が普通に対応してくれますから。
ハロワでは、倒産しちゃってその日暮らししている中高年のおっさんから、今を生き過ぎて将来考えてなさそうな若いねーちゃんなど色々いますが、それでも職員はしっかり対応してくれます。
なんだかんだで、日本は優しい世界なんですよ。
心のどこかで「自分は正社員で勝ち組だから、下に落ちぶれたくない」と思っちゃってるから、余計なプライドが邪魔して仕事を辞められないのです。
生活保護・自己破産などの逃げ道もあり
仕事を辞めてもどうにかなるのは、最後の手段として「生活保護」が残されている上に、借金漬けになっても「自己破産」という逃げ道もあるからです。
生活保護や自己破産を世間体が悪い・恥などと思っている人もいるかもしれませんが、何かのめぐり合わせで自分が追い詰められた時に、最後の最後の逃げ道として知っているかいないかでは、違ってきます。
たとえどん底に落ちようが、そこから這い上がる気力がある限りは、人間を辞めてもどうにかなります。
そこを勘違いして「自分は絶対に落ちぶれたくない」などと思っているから、仕事を辞めてもどうにかするという考え方が出来ないのです。
まるで、リストラに怯えながら毎日喚き散らしている老害中高年みたいに…ね。
仕事を辞めてもどうにかなるという事実を知りたいなら?
以上のように、私の中ではもはや「仕事を辞めてもどうにかならないと思っている奴がアホ」だと思うぐらい、仕事を辞めるのは当たり前だと思ってます。
だいたい、今どき日本は人手不足なのですから、相手の過去がどうであれ採用したいと思っている企業が多いんですよ。
ですので、仕事を辞めたところでこれからどうにかする意志さえあれば、普通に中途採用してもらえます。
それでも不安で仕方ない方は、一度転職エージェントなどを使ってみて、自分でも採用してもらえる求人を紹介してもらうといいですよ。