「レベルの低い人とは関わらないほうがいい」
これが私が人生の中で導き出した結論です。
なぜなら低レベルな人間に関わり続けると、自分自身の成長が止まったり、足を引っ張られてイライラすることが増えるからです。
この結論に至るまで、私は「レベルの低い人とも我慢して付き合わなければならない…」と思い込んでおり、しなくてもいい苦労をしてきました。
今思えば、それはハッキリと間違った考え方だったと断言できます。
レベルの低い人は、あなたの人生に余計な負担や悪い影響を与える悪しき存在です。
自分の時間とエネルギーを守るためにも、この記事を最後まで読んでみてください。
今あなたが頭の中に思い浮かべいるレベルの低い人が、いかに自分の人生にとって邪魔な存在かがハッキリすることでしょう。
レベルの低い人とは関わらないようにするのが人生の正解
なぜ、私が「レベルの低い人とは関わらないほうがいい」と断言するに至ったたのか?
その理由を実体験を交えてお伝えしていきます。
理由1.関わると自分のレベルまで下がるから
「うわ、こいつ、レベル低っ…」
思わずそう感じるような人に振り回されてストレスを抱えていませんか?
誤解を恐れずに言えば、レベルの低い人とまともに関わると自分のレベルまで下がるものです。
たとえば、学校の教室で「真面目に勉強したい優等生」と「勉強をしないで授業を妨害するヤンキー」がいたとしましょう。
授業を妨害するヤンキーのせいで、優等生は勉強に集中できず「足を引っ張られる」ことになります。
なので、学歴や偏差値でクラスに集まる人を選別するわけです。
しかし、社会に出るとそういった「選別」「フィルタリング」が十分に行なわれていない場面のほうが多くなります。
なので、普通にそこそこの大学を出て就職して働くだけでも「信じられないほどレベルの低い人」と関わらざるを得ないことが増えてきます。
では、そういうレベルの低い人とどのように付き合うべきなのか?
レベルの低い人に振り回されてメンタルを潰されるまでにいたった私だからこそ話せる、赤裸々なまでの実体験についてお話していきます。
レベルの低い人の特徴
もし、読者の方が周りのレベルの低い人にイライラすることが多いと感じているなら、それは人付き合いの仕方や周りとの人間関係について見直すべき時期に来ている証拠です。
一般常識やモラルが合わない人とでは日常生活の至る所で価値観の違いが明らかになりますし、知識や教養レベルが違う人同士では会話が噛み合わないといったことが起こります。
仕事であれば、目的意識が違うことで衝突が起こったり、取るに足らない言い争いや仕事の押し付け合いが生じるなど、程度の低い人の存在が障害となることもあります。
「あ、こいつと付き合ってると自分の人間レベル下がるな…」と感じる人の特徴をご紹介していきます。
他人を下げることしかできない人
「あ、こいつ精神的にレベル低いな…」と感じる人の特徴第1位。
それは「他人を下げることしかできない人」。
具体的には、
- 他人の揚げ足取りや批判しかできない(しかも批判が的確でない)
- 他人の悪口や誹謗を流して自分を優れているように見せようとする
- いちいち他人にマウントを取ったり否定的な会話しかできない(そのことに本人だけ気づいてない)
といった、他人を貶めるようなコミュニケーションしかできない人種。
この手のタイプの人種が身近にいると、口を開けば文句ばかり、社内なら自分を貶めて評価を下げてこようとするなど、非常に厄介で実害をおよぼすリスクも…。

関わるだけで卑屈さが伝染しそうなので
相手にしないで距離を置きたいものです
知識や教養が乏しい
レベルの低い人間は、総じて知識や教養に乏しいです。
やっぱり、頭悪いと人間レベルも上がらないんですよね。
みんな表には出さないですけど、国の「大学に進学することが正義」という方針を見ても、レベルの高い人間に近づくためには、知識や教養が大事なのはわかります。
また、かの福沢諭吉も名著「学門のすすめ」にて「人間は平等…ではない。学や教養がないやつは一生貧乏人だ」と、暗に示唆していますね。
孤独に耐えられないですぐ群れる
レベルの低い人は、孤独に耐えられない人ばかりです。
いつも周りの仲間や友人がいないと、気が済まないような人たちは、レベルが低いですね。
逆にレベルの高い人間は、総じて”孤高”。
決して群れたり、馴れ合うことはしません。
周りから理解されなからろうが、己の道を突き進む。
志の合う人間とお互いを高め合うために場合のみ、他人と関わりを持ちます。
レベルの低い人間は、誰これ構わずいい顔をするので、一見友人は多いように見えますが、いざという時には助けてくれないような、そういう浅い人間関係しか築けません。
たとえば、ワンピースのルフィみたいな奴は、現実では「口だけ野郎の大バカ」として、周りから見放されますよね。
ルフィは大物に楯突いていますが、現実ではボコられて終わり。
だからこそ、フィクションの世界のみで、彼は支持されるわけです。
ネガティブな感情や体験を乗り越えたことがない
レベルの低い人の中でも、能天気な「こいつ、何も考えてなさそう…」という人種がいます。
例としては、
- 危機やリスクに対しても「そんなことないんじゃないの?」「自分は大丈夫」と楽天的
- 計画もないのに「大丈夫」「上手くいく」と先走った行動をする
- 「いいですね」「自分もそう思います」と他人に合わせるのだけは上手い
- 「出会えた奇跡に圧倒的感謝」と耳ざわりのいいことしか言わない
など、一見すると「良い人」に思えるものの、深く付き合うと「頼りない」「人の話をちゃんと聞いてない」とバレて周りが離れていくタイプです。
とくに自分が落ち込んでネガティブになってる時や、仕事なら切羽詰まってる場面や決断をしないといけない場面でも、無根拠にポジティブすぎる人物は要注意です。
一般的に言って、魂レベルが高い人や人生経験を積んだ人ほど、困難な場面や落ち込んでいる相手に対しての発言は慎重になります。無責任に励ますこともせず、傷口に塩を塗るような軽率な発言もせず、時に見守ることを選ぶぐらいです。
レベルの高い人は、決まって自分自身のネガティブな感情と向き合ってきた経験があります。そのため、他人のネガティブな感情も受け入れられる器量があるものですし、困難な場面でも根拠のないポジティブさで浅はかを露呈させるようなことはしません。
我慢することしか取り柄がない
人生では「我慢」が必要な場面はたくさんありますが、それは決して「我慢だけしておけばいい」ことを意味しません。
時に、理不尽に毅然と立ち向かう勇敢さや度胸であったり、対人関係では我慢せずに言いたいことを言い合った方が関係が良好になる場面もあります。
また、我慢することが仕事だと勘違いしている人ほど、見えないところで悪いことをしていたり、家庭でパートナーに暴力を振るうなどしがちです。

そう言えば大手企業の中高年ほど
クレームが多いって話も聞きますね…

上からの理不尽に耐えるだけの人生で
弱い者相手に鬱憤を晴らしてるんだろうね

(それって「我慢してて立派」というより
「何もできない」から「我慢するしない」だけでは?)
一方で、我慢せずに出るべきとこで勝負できる人ほど、自分のやりたいことを実現でき、人生が充実します。
「自分自身の感情やストレスのコントロールができない」「我慢すべき場面と自我を出すべき場面を見極められない」という点で、まだまだ精神レベルが低い人種の特徴だと言えるでしょう。
自立心が低い
自立心や独立心…つまり「1人でなんとかするチカラ」がない人もレベルが低いと見られがちでしょう。
なので、他人への依存心が強かったり、ひどい場合は「こんなに可哀想で弱い自分を助けない、社会や周りが悪い!」という主張を平気で行うこともあります。
良い歳して実家暮らししていたり親離れできていない人も「自立できてない人」と見られがちです。
「生きる使命」を持ち合わせていない
レベルの低い人は「生きる使命」を持ち合わせていません。
一流企業ほど「社会的使命(ミッション)」を持って活動していますが、レベルの低い人間はそうではありません。
「金もらって、飯食って、適度に安定して暮らせればいいや」という、使命も目的もない、怠惰な人生を送る道を選ぶんです。
一方で、レベルの高い人は「使命=生きる意味」をしっかりと持っています。
自分の命をどう使い果たせば、より社会に貢献でき、幸せに生きられるかを理解しているからです。
命を使うと書いて「使命」ですからね。
「天才の一瞬は凡人の一生に勝る」と言いますが、まさにそのとおりでしょう。
ゲームでレベルの低いモンスターが瞬殺されるように、現実でもレベルの低い人が束になったところで、レベルの高い人の1秒を凌ぐ成果は生み出せないのです。
使命を持ち、生きる意味を知れば知るほど、人は強くなってレベルが上がります。
常に「死」を意識していない
レベルの低い人は、死を意識していません。
死を意識していないからこそ、無駄な生命保険に入って「死んだら怖いな〜」程度で生きているんです。
しかし、レベルの高い人は「明日、自分が死ぬ可能性」というのを、強烈に意識しているんですよ。
そして、だいたいは「自殺を考えたことがある」のも特徴です。
自殺というのは、人間らしい観念的な行為です。
生物学的に見ても、自殺をするのは人間ぐらいなもんですからね。
本気で死ぬことを考えたことがあるからこそ、生きることに意義を見いだせるわけです。
一方で自殺も考えたことがないでのうのうと生きている連中は、生きる意味さえ見いだせないまま、何もなせずに死んでいくんですよね。
カンタンに言えば、自殺を考えたら考えた分だけ、逆説的に「生きる意味」に出会えるわけです。
レベルの低い人の対処法
関わるだけで疲れるレベルの低い人。
そういう低俗な輩への対処法は何があるのでしょうか?
またどのようにすれば相手にしないで済むのでしょうか?
私自身がレベルの低い連中に振り回されてメンタルを潰された経験から得た結論を、皆様にもお伝えしていこうかと思います。
周りのレベルの低さに気づく=自己成長だと前向きに捉える
まず初めに知っておいてほしいこと。
それは「周りのレベルの低さが気になり出したら、それは自分が成長した証拠」だということです。
残念ながら、人間の成長は横並びというわけではありません。
たとえば、学生時代に早熟でガンガン成績を上げてエリートになる人もいれば、恋愛に労力を割いて若いうちに結婚する人もいます。
言わば「ライフステージ」が変わるのです。
ライフステージとは人生の様々な段階を指します。
ライフステージが変わるごとに、
- 話が合う相手
- 大事にする価値観
- 付き合う人間
というのも変わってきます。
逆に言えば、上記が変わってないなら、それは自分のライフステージが変わっておらず成長していない証拠だとも言えます。
ほら、レベルの低い人の中にいるじゃないですか。
「いい歳してギャンブルや風俗の話ぐらいしか話題がない」
「社会経験が浅いのでビジネスについての苦労話がまったく共有できない」
…みたいな低次元なヤツ。
こういうヤツって、精神年齢中学氏のまま歳だけ取ったようなヤツなので「深い話」ができないんすよ。
なので、周りの人間もどんどん離れていく。
で、決まってそういうレベルの低いヤツらは場末の居酒屋で愚痴るんすよ。
「あいつが悪い」「社会が悪い」って。
でも周りは内心では「環境を変える努力をしてこなかったお前が悪い」と言いながらも、わざわざ指摘するほど親切じゃない。
関わっている人間は自分の写し鏡でもある
周りのレベルが低いと、内心で見下したりウンザリすることは、誰にでもあること。
でも、こうも思うんですよ。
「関わっている人間の程度が低いと思うなら、それは自分もまた成長できてない証拠」だってね。
たとえば、親であったり、同棲してる恋人に対して「考えが合わない」「こいつと一緒にいたらダメになる」と思ってるとしましょう。
でも「相手が変わってくれるのを信じて待つ」だとか「実家暮らしだと家事もやってもらえて生活費も浮くし…」で離れられないのって「依存してる」わけですよ。
内心では「うざい」「相手にしないほうがいい」「一緒にいると自分のレベルまで下がる」とわかっていても、縁を切ることができない。
これってなんでだかわかります?
自ら環境を変えるために相手を突き放すこともできず、ぬるま湯のような関係の中に居座り続けたいだけだから。
家族や恋人なら、まだ「情」や「恩」があるから、そう簡単に切り離せない事情もあることでしょう。
しかし、これがさほど大切でもない「地元の同級生や会社の同僚」「職場の上司や取引先」だったらどうです?
これって、単に「自分がレベルが低いと感じるような連中と同等の努力しかしてないから、レベルの低いヤツらばかりの環境」にいるだけだと思うんすよ。
だってそうでしょ?
学生時代努力してれば一流商社にも入れたかもしれないポテンシャルの人だって、怠けてフリーターになればレベルの低い連中と仕事するしかない。
でもそれって自業自得だと思うんですよ。
仮に周りのレベルの低い連中と本気で関わりたくないなら「こんな底辺ばかりの職場抜け出してやる!」って努力するはずなんですよね。
でもそうはならずに、レベルの低い人に振り回されて消耗する毎日を送り続けているんなら、それって「関わらないための努力をしてない」だけだと思うんすよ。
なので、レベルの低い人を相手にしないで済む方法は実は超カンタン。
それは「レベルの低い人のいる環境から抜け出す」だけです。
自分より格上の人や尊敬できる相手と意識して関わるようにする
まれに、こう感じることはありませんか?
「この人とは不思議と話が合うなぁ」
「この人は物事の理解が早くて仕事しやすい」
「この人は独自の価値観を持ってるな」
こういう人が「自分よりレベルの高い人」です。
でも大半の人はこういう「自分よりも格上の人間」と出会っても、気づきもしない。
それはなぜか?
レベルの低い人は、自分と違う人間や上の人間を素直に認められないから。
なので、自分よりも成功してる人間を見ると「たまたまだ」と過小評価したり「自分のほうができる」だとか嫉妬しちゃうわけ。
でもそれって、単に「自分よりも上の人を認めて、謙虚に学んで何かを吸収する気がない」だけだと思うんですよね。
だってそうじゃないですか。
自分よりも上の存在が身近にいたら、自分よりも下の人間を見て見下すこともできなくなる。
だから、自分よりレベルの低い人がいる環境にダラダラ居座り続けるってわけですよ。
ほら、いるじゃないですか。
新人イビリしか楽しみがないお局上司みたいな、レベルの低いヤツ。
独身でモテないから若い子に八つ当たりしてるのか、自分のキャリアを上げる努力をしてないから昇進できないの、それはわからない。
で、そういうヤツほど決まって「上にはいい顔してペコペコ」「下は年齢や権力を振りかざすストレス発散対象」みたいな「誰からも嫌われる残念な大人」になっちゃう。
そう。
これが周りのレベルが低いとわかっていながら、もっと上の人間と関わろうとしなかった人の末路。
レベルの低い人を相手にしたくないなら、レベルの低いヤツが視界に入らなくなるぐらい、何かに熱中したり、上の人と関わって刺激を受ければいいだけの話。
まとめ:低レベルな人と関わると自分までレベルが下がる
ここまでの内容をまとめると、
- 低レベルな人と関わると自分までレベルが下がる
- にも関わらず低レベルな人間と関わる状況にい続けること自体が低レベルな証拠
ということになります。
たとえば、職場の人間のレベルが低いのに転職しなかったり、恋人のレベルが低いのにサクッと別れて次にいかないのって「何かを変える気がない」だけなんですよ。
で、そういうヤツほど決まって、会社や恋人の愚痴をダラダラまき散らし続けるわけです。
そういう人に対して、内心ではいつも思うんすよ。
「それ、お前が何かを変える気がないからそうなってるだけじゃ?」ってね。
だからこそ、読者の君たちに問いたい。
レベルの低い人を見下して何も変わらないヤツ。
レベルの低い環境から抜け出して上に行くヤツ。
お前なら、どっちを選ぶ?
…ってね。
職場の人間のレベルが低いなら転職を考えておくべき
仕事で関わる人間のレベルが低いなら、サクっと転職活動、始めたほうが今後のためです。
だってそうでしょ?
- 上司が尊敬できないのに嫌々言うこと聞かされて従ってる
- 客や取引先が頭悪くてイライラさせられっ放し
- 他人を貶めるしか能がない連中が出世するようなダメ会社
こういう環境に居続けるのって、何も自分を変える努力をしない人たちばっかなんですよ。
逆にできる人ほど、さっさと見切りをつけて転職活動する。
レベルの低い人は、内心では「自分は転職できるわけない…」って思ってるから、シビアに「年収」という現実を突きつけられる転職活動をしてみようとすら思わない。
でも、それってめちゃくちゃ愚かな行為なんですよ。
今、どこも人手不足なんで、周りのレベルが低いと思えるなら、ちょっと行動して転職して少し上の仕事をやるだけで関わる人のレベルも上がり快適になる。年収も上がる。
ウソだと思うなら、ちゃんと転職活動を始めてみればいい。
しかも、今は転職活動をサポートするサービスが大量にあるので、自分に合ったものを選んで登録するだけでサクサク進む。
そんな都合のいい話があるわけないって?
そう思うなら自分の目で確かめてみるといい。
明日からもレベルの低い人と関わってイライラする毎日を送り続けるか、今を変えるために行動するするか、それを選ぶのは自分次第だから…