真面目だけど使えない人の特徴。真面目過ぎる人は仕事に対する意識がズレている

上司
真面目なのはいいんだけど、
仕事できてないんだよね…

真面目な勤務態度にも関わらず、仕事が出来ずに評価されない人は結構います。

そして勤務態度が真面目過ぎて悪意がないゆえに、周りの上司や同僚は内心呆れつつも強く言えず、本人もつらい思いをしてしまうのが「真面目だけど使えない人」の厄介なところです。

とくに日本では、教育課程では真面目であればあるほど評価されやすいため「真面目にしておけばいい」と思っている人ほど、社会に出てから苦労するハメになるわけですね。

・真面目だけど使えない人の心理

真面目な人の勘違い:「真面目にしておけばいい」→”真面目”が目的化している
周りの本音:真面目”なのに”使えない→真面目なのは形だけで行動が伴ってない

このように、真面目な人は手段と目的を履き違えているため、仕事で重大な勘違いをし続けたまま働くことになるわけですね。

ですが、こういった「仕事に対する勘違い」は、自覚すればある程度は改善可能です。

そこで今回は「真面目だけど使えない人」の特徴をご紹介し、改善のためのヒントをご紹介していきます。

マナーや形式ばかりにこだわる

真面目だけど使えない人は、マナーや形式ばかりにこだわります。

なぜなら、自分の自信のなさをマナーや形式だけでも完璧にして、必死に取り繕おうとするからです。

たとえば、就活でも「まずはビジネスマナーを完璧にして面接に臨もう」と、目的と手段が逆になっている人がいます。

そもそも、ビジネスマナーなどは一朝一夕で身につくものではありません。

他人との付き合いで見て覚えたり、あるいは他者から指摘されてから改善していけばいいだけの話です。

マナーは出来ておくに越したことはありませんが、マナーひとつで機会損失になることなど早々ありません。というのも、マナーひとつで人を判断するような人は、同じく「真面目だけど使えない人」ばかりだからです。

出典:出来ないビジネスマンほどマナーにこだわる理由。

お世辞だけは上手い

真面目だけど使えない人は、お世辞やご機嫌取りだけは上手です。

しかし、考えなしに使ってしまうため、あまり効果はありません。

また、お世辞や謙遜は時として嫌味になります。

たとえば「さしすせその法則」などは真面目だけど使えない人がよく口にしそうなお世辞ですね。

さ→さすがですね!
し→知らなかった!
す→すごい!
せ→センスいい!
そ→そうなんですか!

出典:男性を喜ばせる「さしすせそ」の法則、効果があるって本当?|「マイナビウーマン」

合コンやプライベートならともかく、仕事でしょうもないお世辞やご機嫌取りをしていては「こいつは口だけで何もわかっていない」と思われてもしょうがありません。

たとえば、上司が「仕事のヒント」を教えてくれているにも関わらず「知らなかった」「勉強になります」と口だけで答えて、何一つ実務に活かせていないのであれば、愛想尽きて何も教えたくなくなりますよね。

仕事では無駄な会話も多いですが、そのほとんどは「仕事をする上でのヒントや悩み」が隠されていると言えます。

それを日常会話同様に「すごい!」なんてお世辞を言ってしまうことは、暗に「自分は無能だ」と言ってしまう結果になっているのです。

本音と建前の使い分けがヘタ

真面目だけど使えない人は、そもそも本音と建前の使い分けが出来ません。

そもそも”真面目”なのは、すべて”建前”でしかありません。

社会人になればわかりますが、仕事に慣れてくるとだらしない上司や同僚はたくさんいます。飲み会で無礼講ともなれば、真面目もクソもあったもんじゃありません。

ただ、時と場を弁えて「真面目である」必要もあるのです。

また、真面目だけど使えない人は「ウソの使い方」も下手です。

仕事が出来ないで心配された場合にも「出来ます」とウソをつく割に、肝心なところではウソを突き通せません。

たとえば、ちょっとした不正や規則違反も指摘するため、会社からすれば「真面目で融通が利かない」と思われるのです。

会社全体の目線で考えれば、

自分が仕事できないことは損失→素直に他人に聞いて指導を受けるべき
ちょっとした不正や規則違反→大きな損失にならないなら黙認しておく

…と判断できなければいけません。

よく大企業の不正がニュースになりますが、あれは逆に言えば「黙認されている不正は多い」「不正を黙認しておくことでスムーズに進むこともある」「不正を公開しても問題ない組織体力がある」という事情もあるのです。

真面目だけど使えない人は、ルールや規則が絶対だと思っているため、会社からしても「融通が利かない」「判断力がない」と評価されてしまうのです。

とにかく努力すればいいと考えている

真面目だけど使えない人は、とにかく努力すればいいと勘違いしています。

結果の伴わない努力ほど、無駄なものはありません。

ひどい場合には「頑張っておけば認められる」と勘違いして、手段と目的が逆転している人もいます。

努力しても結果が出ないのは、努力の仕方が間違っていたり、そもそも目標設定が適切ではないからです。

・真面目だけど使えない人の間違った努力の仕方

  • 責任感から余計なサービス残業を自ら行う→上司がサービス残業強要の疑いをかけられるので迷惑でしかない
  • 自分一人で解決しようとして空回りする→素直に出来る人に相談して対策を考えてもらったほうが早い
  • 仕事とは関係ない余計なところに時間をかける(プレゼン資料の丁寧さ、書類の文字のキレイさなど)→優先順位や重要度を考えないと時間の無駄

どれも真面目な人がよく行っている努力ですが、すべて見当違いにもほどがあります。

とくに社会人は組織で働くわけですので、自分一人で責任を請け負うのは逆に無責任です。

仕事ができない自覚があるなら他人に素直に相談すればいいだけですし、自主的なサービス残業などは会社全体に迷惑をかけるのでもっての外です。過労死でもした場合、会社は社会的に責任を問われることもあります。

結局、自分が悪く思われないためのことしか考えていないため、そういった見当違いの努力をするハメになるのです。

関連:「どうして私ばっかり…」仕事で損してしまう人の特徴。ボランティア精神だけではダメ。

わからないことを放置する

真面目だけど使えない人は、わからないことを放置します。

あるいはわからないことを「わかりました」と返事だけで返し、理解しないまま仕事にとりかかります。

そしてひどい場合は、わからないことがあるにも関わらず自分一人で解決しようとしてしまうんです。

組織で働くのであれば、わからないことをわかるまで聞くのは当たり前のことです。

また、わからないことがあれば誰かに聞いたり、それでもわからなければメモや復習を行い「わかるための努力」をするのは必須です。

「お世辞だけは上手い」の項目でも述べましたが、口だけの人間はそのうち他人から愛想尽かされ教えてもらえなくなります。

ただバカ正直に返事をしたり聞くだけではなく「どうすれば教えてもらえるか?」「誰が一番教え方が上手いだろうか?」「どの人が時間が空いているか?」など、判断する能力も必要です。

「教えてもらう」「指導してもらう」ためにも、工夫や見極めが必要であることは意識しておきましょう。会社は学校ではありません。

素直に人を頼らない

真面目だけど使えない人は、根本ではプライドが高く出来ない自分を指摘されるのが怖いため、素直に他人を頼れません。

仕事が出来ない時の改善方法は、素直に他人からアドバイスを受けて指導してもらうことです。

上司や同僚に耳の痛い説教を受けようが、仕事が出来るようになるのであれば何倍も他人に迷惑をかけてでも改善に向けた方がマシです。

会社という組織で働く以上、自分一人で背負い込むことは責任感があるように思えて、実は”無責任”です。

その上、うつ病・過労死にでも発展すれば重大な責任を他人に押し付けることになります。

会社全体で見れば、同じ職場の同僚や上司も信用できない人は、信用されなくて当たり前です。

素直に他人を頼れない人は、どれだけ真面目でも信用されません。

「真面目」はいいことではないと考えよう

「真面目」が許されるのは親や学生の顔色をうかがっておけば済む、学生までです。

社会人であれば真面目であることは当たり前、それも体裁上の話です。

表面上の真面目さ以上に、業務内容や仕事の成果で示さなければなりません。

形だけ真面目であっても、仕事が出来なければ当然周りから愛想を尽かされてしまいます。

仕事が出来ないで周りから使えないと思われるお人好しよりも、不真面目だけど仕事のしっかりこなせる人間の方が社会人としては評価が高くなるのです。

・真面目だけど使えない人の改善方法まとめ

  • 上辺を取り繕うことに意識を向けない(”形”よりも”中身”が大事)
  • 努力の方向性を見直す(目標設定)
  • 本音と建前を使い分ける(建前だけで通さない)
  • わからないことはわかるまで学ぶ
  • もっと人を頼る(相手に嫌な顔されてでも、仕事を学ぶ意志を見せる)

社会人ともなれば「真面目にいうことを聞く」だけでは済まされないことは多いのです。

また努力しても、結果を出さなければ認められません。

「真面目だけど使えない人」は、まずは自分の日頃の態度や心理状態をしっかりと把握し、改善に向けて努力しましょう。

関連:真面目な人に向いている仕事の見つけ方。転職においても「真面目さ」は最強の武器になる

転職サイトを使って自分に合った仕事を探そう

「真面目だけど使えない…」と悩んでいる方は、転職サイトを利用して転職を考えておくのもいいかもしれませんよ。

日本では成果主義的な会社が増えすぎたあまり、真面目すぎる人には厳しい社風の会社が増えています。

しかし、その一方で真面目な人でも活躍できる会社もたくさんあることは忘れてはなりません。

そういった会社で働くためには、地道に転職活動を進めておく他ありません。

国内では転職サイトも登録しておくだけでチャンスが得られる仕組みになってきているので、ぜひ登録だけでもしておくといいでしょう。