「職場の人間関係がめんどくさい…」
「仕事の人間関係が煩わしくて仕事に集中できない…」
「会社の派閥争いや社内政治が鬱陶しい…」
このようにお悩みではありませんか?
職場ではストレスの原因となる厄介な人間関係が数多くひそみます。
たとえば、過去にトラブルを起こし複雑な人間関係になった同僚の間を取り持たざるを得ない場面に出くわしたり、上司が気難しい性格で何かのきっかけで怒り出して職場全体の雰囲気が険悪になったり…など。
面倒な対人関係の衝突に巻き込まれると、いざこざに対して無駄に気を遣わないといけなくなります。また、気まずい雰囲気が続いて職場の居心地が悪くなるものです。こじれた関係の修復にも時間がかかりますし、関係が改善しないと自分にまでしわ寄せがきて仕事が増えることもあります。
このように、職場の面倒な人間関係が原因で余計な仕事が増えると「なんで自分が尻ぬぐいしないといけないんだ…」とウンザリすることもあるかもしれません。
しかし、そのような状況は少し見方を変えると「めんどくさい人間関係の職場でもどうにかできる調整能力がある」「ギクシャクした職場でも自分の役割以上のことを行えるストレス耐性がある」と強みだとも言い換えられます。
また、「人間関係の衝突をどうにかできる対人折衝能力が高い」「手間のかかるややこしい人物にも角が立たつずに相手する能力がある」とも言えるかもしれません。
そこで当記事では、職場のめんどくさい人間関係が生まれる原因やそこから発生するストレス要素を分析した上で、厄介な人間関係の中でも上手く立ち回るための方法や巻き込まれない方法、わずらわしい人間関係の中でもどうにかできる人が持つスキルなど、職場の人間関係の面倒事をプラスに変えていくための考え方や知恵をお届けしていきたいと思います。
職場のめんどくさい人間関係の特徴
仕事を押しつけてくる人がいるのでめんどくさい
仕事でめんどくさい人間関係と言えば、まずは仕事に関するアレコレ。
組織とは厄介なもので、仕事が出来る人ほど面倒な仕事を押しつけられる宿命にあります。
とくに若い頃や新人の頃は、ひたすら努力してなんとか先輩・上司に追いつこうとするのですが、追いついたあたり…というか追い越してしまったあたりで「あれ?都合よく使われてね?」と気づくわけです。
最初は「頼られている!」と気持ちもいいんですが、それが当たり前になってくると「なんで自分だけ?」「周りの2倍仕事してるのに給料は一緒…」と理不尽な思いの方が強くなってきます。
仕事の邪魔をする人がいるので煩わしい
社会人になっても子供みたいな人って結構多いもので、仕事の邪魔をしてくる人もいるんですよね。
関連:幼稚な職場や社員の特徴。幼稚な上司や幼稚な女にうんざりしているなら読んでおこう!
仕事の邪魔をする人の特徴
- 私語やプライベートの話ばかりで仕事が進まない
- ウワサ話やゴシップ話など、社会人として話のレベルが低い
- 仕事に集中している時に、空気読まず話しかけてくる
- ひどい場合、仕事中にお菓子やお茶会などを開催する場合も…
「お前ら、仕事に遊びに来てるんか!」って感じ。
大学に遊びに来ているような学生が多いように、仕事でも似たような人が多いんですよ。
んで、給料は遊んでる奴らと同じだから理不尽この上ない。
そういう職場で働いていてもモチベーション下がるだけなんで、早いうちにキャリアアップ転職を考えておくといいでしょう。
プライベートに干渉してくる人がいるので煩わしい
人間関係がめんどくさい職場って、プライベートに干渉してくる人がいるんですよ。
俗に言う「公私混同」ってヤツ、ね。
「一社会人ならプライベートと仕事は分けて!」って感じ。
最悪なのが「飲みニケーション」とか言って、事あるごとに飲み会開く職場。
「お酒飲まないとコミュニケーションも取れないの?」って感じですよね。
だいたい、飲み会って「バカ騒ぎ」「しょーもない流行りネタ披露」「仕事の愚痴」ばっかで、まったく持って無駄。
日本人は「仕事のために生きている人」も多いですが、違うんです。
私たちは「よりよい人生を送るために仕事している」のであって、仕事とプライベートはホント分けてほしいですよね…。
協調性を重視する人がいるのでめんどくさい
仕事の人間関係でめんどくさいのが「協調性」という名の、搾取の言葉。
「チームワークが大事!」とか、仕事の出来ない人に足を引っ張られるクソみたいな言い分です。
本当にチームワークが大事なら「一番仕事の出来る人に合わせて」って感じ。
残念ながら、日本って飛び級もなくて教育課程で「下に合わせる」のが当たり前になっていて、会社でもそういうレベルの職場が多いんですよね。
下のレベルの人間に合わせてると自分の成長を妨げることになるので、キャリアアップ転職を考えておいたほうがいいですよ。
言動のコロコロ変わる人がいるのでめんどくさい
仕事で関わる上でめんどくさいのが「言動がコロコロ変わる人」ですね。
昨日は「アレやっておいて」と言ったのに、今日はまったく逆のこと言う人。
「少しは自分で考えろ!」
「勝手なことをするな!」
言動が一致しない人の、最たる例ですよね。
これが仕事の指示を出す上司なら、もう最悪。
思ったとおりに仕事が進まないで、イライラする。
発言に一貫性がない人って、イマイチ信用できませんので、めんどくさいですよね。
人に指示を出すんなら、もうちょっと責任を持って発言してほしいです。
変に意識の高い人がいるのでめんどくさい
職場の人間でめんどくさいのが「意識高い系」です。
学校の部活で、一人だけ「全国目指すぞ!」と空気読まずに目立つタイプ。
「もうちょっと現実見てよ」って感じ。
仕事でも「業界1位目指すぞ!」「売上1位目指すぞ!」など、非常にめんどくさい。
こっちは仕事してお金もらえれば、それだけでいいんですが、それは。
それで結果出してるんならいいんですが、意識高い系は行動が伴わないところもうざい。
さらに上司が熱血系で意識高い系なら、もう見てらんないです。
向上心むき出しにするのは構いませんが、他の人を巻き込むのは勘弁してほしいですよね…。
陰口を言う人がいるのでめんどくさい
職場の人間関係でめんどくさいのが「陰口を言う人」。
とくに女性に多いのが「こいつ、陰口言わないと生きてられないの?」ってタイプですね。
同僚の陰口とか、聞いててもいい思いしません。
しかも、そういう人ってだいたい自分の悪口も影で言っているのバレバレだから、付き合うのもめんどくさい。
陰口言う人って仕事出来ない人多いですし、職場もギスギスするので、まともな判断力あるうちに辞めちゃったほうがいいですよ。
お互いを高め合える職場で仕事した方が、将来にも期待できます!
上司にリーダシップがないのでめんどくさい
人間関係のめんどくさい職場って上司にリーダシップが全然ないんですよね。
だから、職場の風紀が乱れちゃうわけです。
ひどいのは「上司がえこひいきするタイプ」とか「上司が馴れ馴れしく部下と付き合うタイプ」の場合。
本当に仕事が出来る人を正当評価しないので、どんどん不平不満が溜まっていくってもんですよ。
職場の人間関係を良好に保つのも上司の仕事と考えると、それが出来ていない上司とか学ぶことなしなので、辞めることを考えたほうがいいですよ。
人間関係がめんどくさい職場の対処法は?
人間関係がめんどくさい職場の対処法を紹介しますが、ぶっちゃけ「そんなん、言われんでもやってるわ!」みたいなのばっかりなので、最後に紹介する「転職」が一番の手段ですよ。
めんどくさい会話は受け流そう
職場の人間関係のめんどくささをどうにかしたいなら、まずは受け流すことです。
ただし、たまにこっちがスルーして受け流していることに気づかず、調子に乗ってエスカレートしてくる奴もいるので、そういう奴は一発かまして黙らせるのが一番。
あの森鴎外も「自分勝手なやつは調子に乗らせないように、早めに黙らせておけ」と教訓に書き残していますからね。
振られる仕事は適度に断ろう
同様に、都合よく仕事振ってくるヤツとか、一度ガン無視して痛い目合わせておけばOKです。
優秀に人なら、相手が折れて「すまなかった」と謝ってきますよ。
そこまでせずとも「今、忙しいので…」というバレバレのウソをつくのではなく「その仕事は〇〇さんの方が間違いないですから(ニッコリ)」など、大人の処世術で断りましょう。
上司には一切期待しないこと
職場の人間関係がめんどくさい場合、上司に期待してはいけません。
学校で先生にちくったり相談しても、クラスの風紀が変わらなかったのと同じです。
上司が職場の人間関係を変えるなんてめんどくさい仕事、進んでやるわけありません。
ぶっちゃけ、あなた自身も「自分で進んで変えたくはない…」と思っているはずですので、上司の気持ちはわかるはずです。
人間関係の距離感って、一度決まっちゃうとなかなか変わらないんですよね。
ですので、素直に転職して人間関係をリセットしちゃうことをオススメします。
場合によっては転職を考えておこう
職場での人間関係がめんどくさいと感じたら、素直に転職しちゃうのが一番。
厚生労働省の調査によると、社員数が少ない企業になるほど辞める人の比率が多くなるという結果が出ています。
具体的には、社員数500人未満なら30%近くの人が辞めており、社員数50人未満なら50%以上も辞めています。
狭い職場になると部署替えがなくて人間関係も固まりやすいため、それだけ辞めたくなる職場が多いということです。
「人間関係がめんどくさいから…」という理由で辞めることは、それほど珍しくもないので、転職を前向きに考えるといいですよ。
それと、人間関係が変わって新しい人と仕事すると、価値観が変わって人間的にも成長できるので、そういう意味でも転職するのが一番です。
転職活動をしっかり行うことで、明らかに今の職場で割を食っているような人は年収アップや待遇向上が見込める可能性が高いです。また、年収が良い会社ほどそれだけ良い人材が多く採用されていたり、組織運営が適切に為され労働環境も良いため、使えない部下に悩まされるリスクは下がります。
そのような理由から、使えない部下を辞めさせたいと悩むような会社で給料面や待遇面でも不満があるなら、思い切って転職することで、使えない社員に振り回されない快適な職場環境で働くという選択肢を見つけ出すのも1つの手でしょう。