突然ですが、自分、MBTIで「ESTP」と診断されたんすよ。
ESTPは別名「起業家型」ってやつね。
で、ESTPについて詳しく調べたら、意外と当たってる。
最初見たときは驚きました。
「ここまで自分のことを理解している診断は今まで見たことがない…」ってね。
同時に怒りも湧いたんですよ。
ESTPの「機転が利く性格」「実践力」を活かせないで、やれ書類仕事だの細かい規則だのを求めてきて何ら行動しないかったるい企業に対して、ね。
ほら、大卒エリートばかりの優等生気取ってる会社って、形式主義ですぐ規則や手続きを優先して、行動力や実践力を無視して、いつも現状維持ばかりしてるじゃないですか?
で、そういう組織ではESTPの人を「無鉄砲」「計画性がない」「衝動的」だの言って過小評価してくるわけ。
しかしESTPの私から言わせれば「自ら実践もしないでミーティングで机上論ばかり垂れ流すだけの仕事、本当に価値あるの?」って感じ。
そう考える私は、規則に従順で挑戦せずに失敗しない人だけが評価されるようなクソな社風の会社に見切りをつけて辞めた過去を持ちます。
その経験から言えることは、ESTPの行動力や実践力を活かせる仕事に転職すれば、驚くほど活躍できて充実感も一気に増えるという事実です。
逆に、細かい書類仕事ばかりでコンプライアンスや社内規則に縛られ、行動力や実践力を評価しないような会社では、自分の才能を腐らすだけです。
もし読者のあなたもESTPなら、そういうセンスのない会社はさっさと辞めたほうがいいです。
ついでに言えば、そこらへんのAIが考えたような「ESTPの適職」なんてものは参考にするべきでない。
この記事では、他とは一味違う、私自身が苦悩した末に見つけ出した「ESTPの才能が覚醒する、本当に向いてる職業」を紹介していきます。
ついでに「ESTPの行動力や実践力がまったく活かせないマジで向いてない職業」も解説していきます
ESTP(起業家型)に向いてる仕事は?
ESTPは、活力にあふれ、周囲の困難な状況に創意工夫で対処していきながら、精力的に問題解決に取り組める仕事に適性があります。また、周囲に柔軟に適応し臨機応変に物事を進められ、協調性もあるため組織適性も高めです。
「MBTIのいざない」ではESTPが惹かれやすい職業として「営業マン」が紹介されており、逆に惹かれない職業として「司書」が紹介されています。仕事に関するモチベーションとしては「活動しながら利益を生むことを好む」とされています。
その他、ESTPに向いてる仕事は、以下の通り。
- 営業職
- 不動産営業員
- 広告代理店スタッフ
- 海外営業マン
- 商社営業部門
それぞれ、詳しく解説していきます。
営業職
活力にあふれ他人との交流にも積極的でアドリブも利くESTPにとって営業職は天職と言ってもいいぐらいに向いてる仕事の代表格と言えるでしょう。
一重に「営業」と言っても、新規の顧客を獲得するために行動量が重要となる「新規開拓」、既存の顧客の御用聞きを行う「ルート営業」などがありますが、活力あふれるESTPは新規開拓営業も卒なくこなせるポテンシャルを持っているはずです。
また、営業職とっても会社規模や販売商品、取引先によっても性質が変わるものですが、リクルートや電通のような体育会系の営業会社でも高い適性を発揮できる可能性があるので、会社全体で営業力の強い職場に挑戦してみるのもいいでしょう。
海外営業マン
営業職の中でも、海外で顧客管理や人材育成などの業務を行う仕事を「海外営業マン」と呼びます。国内での業務と勝手が異なり、電話応対、PC操作など営業に付帯する事務・雑務をすべて一人で行うこともあるため、高いポテンシャルが必要になります。
また、TOEIC650点以上または英検2級以上と同等の英語力が最低ラインとしても望まれるため、語学力も必須になってきます。
補助機能として「内向思考」を持つESTPにとっては、対人営業はともかく、デスクワークもさほど苦にならないと感じるのであれば、海外営業としてさらなる活躍ができる可能性があると言えるでしょう。
海外営業マンになるには、海外へ事業展開している企業に営業職として入社するか、外資系企業に営業職として入社する方法が考えられます。いずれも高年収の傾向が強い点も特徴です。
商社営業部門
商社の営業部門として働くことも、高いバイタリティを持つESTPが営業職としてより高いパフォーマンスを発揮できる機会に恵まれるかもしれない選択肢です。
商社の営業部門では主に、国内外で売買取引需要を発生段階から調査したり、価格などの情報収集や取引先の信用状態を調査することになり、契約締結後の商品引渡しや代金決済も行います。
勤め先となる商社は、大手であれば「三井」「住友」などの財閥グループから「伊藤忠」などが有名ですが、このクラスの商社では学歴のある新卒採用が優先されやすいため、中途採用から入社するのはあまり現実的とは言えません。
ですが、それ以下の規模の商社でも業績の良い企業はたくさんあるので、各種転職サービスで商社の求人を見つけ出してみるのもいいでしょう。
不動産営業
住宅や土地の購入・売却・賃貸を考えている人に接し、さまざま な要望を聞きながら契約をまとめていくのが不動産営業員の仕事。 例えば不動産店(営業所)に来店した客に、物件の位置、住宅の間 取り、価格、日当たりなどを説明する。住宅や土地の購入に際して は、資金・法律・税金などの問題についても説明を行なう。
客が物 件に対して興味を持ったら、現地へ案内。商談がまとまったら契約 書を作成する。契約は不動産取引の専門家である宅地建物取引士が 手続きを行なうことになる。
高校や大学を卒業後、住宅メーカーや不動産会社、建設会 入社に勤務。宅地建物取引士の資格を取得しよう。
高校や大学を卒業後、住宅メーカーや不動産会社、建設会社に勤 務する。およそ半年間の研修期間を経て各営業所に配属される。会 社によっては、宅地建物取引士の資格を取得することを義務付けて いるところも多い。
宅地建物取引士の資格試験は、不動産適正取引推進機構が実施し ている。将来性を考えてもぜひ取得しておきたい資格である。
広告代理店スタッフ
広告企画制作会社スタッフの仕事は、クライアント(顧客)が発信したい情報の内容を把握して、もっとも効果的な宣伝方法を企画・立案し、実際の制作物として作り上げることです。扱う内容は、紙媒体(全国紙・地方紙・専門紙・雑誌・ポスター・ 折り込みチラシ)や映像媒体(テレビ・映画)、インターネットによる広告や宣伝、ラジオで流すコマーシャルのほか、広告塔や看板、さらにはボールペンやタオルといった品物に印刷したノベルティ広告までと多岐にわたります。
広告企画制作会社で求められる人材は、広告プランナー、コピーライター、CMプランナー、アートディレクター、グラフィックデザイナー、営業マンなど、さまざまな職種が求められます。自分がなりたい職種を決めて、スキルを学べる専門学校や大学へ進みましょう。広告企画制作会社の規模は、数人の小さい事務所から100人以上の大所帯までさまざまです。また、会社によっては得意とするジャンル・媒体もわかれています。自分のやりたい分野がはっきりわかっている人は、その分野で必要とされるスキルを学べる大学や専門学校に進み、基礎的な能力を身につけ、 その上で希望する職種のある企業へ就職しましょう。
クライアントと綿密に打ち合わせするため、コミュニケーション能力の高い愛嬌のある人に向いている職業といえるでしょう。
ESTP(起業家型)に向いてない仕事は?
ESTPの性質として、行動することを好み、理論を用いたり文章で説明されたものを読むことを避けようとしたり学術的なことは避けようしがちで「まずは挑戦してみて経験から学ぶ」という姿勢が強いので、勉強して知識を習得しなければならない仕事や、そもそも勉強自体が仕事内容となる職業は不向きと言えるでしょう。
また、ESTPはストレスの強い状態では「体を動かすことや外界での活動にとらわれる」「枠組みに沿って物事を考えられなくなり決められた日時を守れなくなる」という傾向もあるので、細かいルールや納期に縛れるデスクワークの仕事も不向きだと言えます。
以上のESTPの性質や傾向から、向いてないと思われる仕事について見ていきましょう。
司書
「MBTIのいざない」という著書では、ESTPが惹かれない職業として「司書」が紹介されています。

