突然ですが、職場の人に「どこに行っても通用しないないぞ」と脅されたことありませんか?
これ、ぶっちゃけ「お前が辞めると自分が困る」を責任転嫁して勝手にキレてるだけなので、無視してOKです。
なぜ、そう言い切れるのか?
「どこ言っても通用しない」と、仕事上で発言しちゃう人間がいかに愚かで考えなしか、その理由をお伝えしていきます。
この記事を読み終わる頃には「どこ行っても通用しない」と脅してくる上司に負けない心が身についていることでしょう。
「そんなんじゃどこ行っても続かねえぞ!」はパワハラ
「そんなんじゃどこ言っても続かねえぞ!」という脅しは、紛れもなくパワハラですので気にしてはいけません。
パワハラの代表的な事例としては「相手に無能感を植え付ける」という手法があります。
どちらかと言うと「モラルハラスメント」に近く、古典的な方法としても知られていますね。
たとえば、親が子供を自分に依存させるために、
「お前は私がいなければ何も出来ない」
…と洗脳することで、子供自立心を奪う方法としても便利に使えます。
カイジの冒頭の演説でも、フリーターのクズどもをギャンブルに依存させる目的で使われていますね。
「お前は無能だ」「お前は世間を知らない」と何度も言い聞かせ、相手に無能感を感じさせて依存させるためのマインドコントロール手法が、いかに効果的だとわかるでしょう。
また、ヤクザ式のオラオラ交渉術でも有効な方法として知られています。
たとえば、
「今よりいい会社ないよ?」
「え?せっかく大きな仕事用意してたのになぁ~。今辞めちゃうと後悔するよ?」
「転職先、どこ?同じ業界に居場所あると思うなよ」
…など、優柔不断な人間をためらわせる方法として、非常に有効です。
少なからず、今の職場よりも好条件の転職先から内定をもらっていない人は、確実に躊躇してしまいますからね。
日本人は交渉能力がなく、上からの指示に従っておくだけの人間が多いので、こういったヤクザ式の雑なやり方を平然と行ってくるのです。
「そんなんじゃどこ行っても同じだぞ」と脅された場合は?
上記のように「そんなんじゃどこ行っても同じだぞ!」という脅し文句は、パワハラ・モラハラの類なのは間違いないのですが、残念ながらそれを「パワハラだ!」と訴えたところでどうしようもありません。
現実的には無視して辞めてしまって、さっさと転職先に移るのがスマートなやり方です。
ただ、現実問題、パワハラ上司相手にはそう一筋縄に辞められないことも多いので、以下のような防衛策を用意して心構えをしっかりしておくといいででしょう。
無視して辞表を叩きつける
「そんなんじゃどこ行ってもやっていけねえぞ!」と脅す上司には、こちらも断固として「うるせえ!オレはこの会社を辞めてもやっていけるぞ!」「辞表受理しろオラァア!!」と同じ次元で戦うしかないです。
上司が引き止め工作行ってくる時点で、ただの意地の張り合いですので、そうなればどちらが先に折れるかの根比べになりません。
もちろん法律上は、辞表受け取りを拒否する権利は会社にはなく、2週間あれば辞められるますので、その点は安心してOKです。
ただ、現実問題としては、直属の上司が辞表を受け取らないと退職手続きが行えないわけですので、いずれにせよ争いは避けて通れないでしょう。
退職代行を利用して仲介してもらう
あまりに退職を引き止めるパワハラ上司やブラック企業が多いことから、最近では「退職代行」というサービスまで生まれる事態になっております。
当サイトでも広告掲載の依頼を受けているぐらいホットなサービスです。
退職代行については、まだまだ未成熟事業で相場や評判もまちまちなのですが、当サイトで直接広告掲載のお話を頂いている「退職代行SARABA」では、しっかりと退職代行の実績を確認済みですので、まず確実に退職までの仲介を行ってくれますよ。
LINEでの連絡なども柔軟に受けている業者さんですので、まずは相談してみましょう。相談段階では一切費用はかかりません。
次の転職先をしっかり決めてから辞める
パワハラ上司に引き止められずに、断固として辞めるのであれば、やはり転職先から内定をもらっておいた方がいいでしょう。
現実問題として、新卒入社後の会社がよほどブラックで待遇が悪いのでもなければ、上司の脅しも一理あるかもしれません。
…少なからず、頭に「今の職場辞めない方がいいんじゃ…?」と可能性がよぎるだけでも、なかなか退職に踏み切れないものです。
転職するにしても、空白期間が出来てしまうと以下のような問題も生じます。
- 空白期間があるほど転職では不利になりやすい(6ヶ月が目安)
- 収入や生活の不安から妥協した転職先を選んでしまい、結局前より悪い職場へ…
- 人材会社のサービスを利用する場合、無職ということで足元見られて流される場合も…
もちろん、今の会社が嫌でたまらなくてすぐ辞めたいのであれば、止めはしません。
また、失業保険を受け取って計画的に辞めたい方も、6ヶ月以内に転職先を決める自信があるなら問題ないでしょう。
逆に言えば、それ以外の衝動的に逃げるように辞めたい方の場合は、冷静に転職活動で頭を冷やしてみたほうがいいということです。
脅してくる上司を前に、意地でも辞めたい気持ちはわかりますが、よりスマートに辞めたいのであれば、転職先を決める…とまでは行かなくても、現実的に「今の職場よりもいい条件の転職先はあるのか?」を知った上で辞めることをオススメしますよ。
第二新卒向けの就職支援サービスなら未経験職に就きやすい
「そんなんじゃどこ行っても続かねえぞ!」と脅されて辞めることに悩んでいるのであれば、第二新卒向けの就職支援サービスがオススメです。
第二新卒とは卒業式3年以内の人を指す言葉で、新卒同様に就職・転職で有利になりやすい層です。
第二新卒を対象としている就職支援サービスは、主に「就職先選びに失敗して悩んでいる」「未経験職に転職したい」「年収よりも働きやすさ重視」という方向性が強いので、パワハラ上司に悩んでいる方にはかなりオススメできます。
転職エージェントを使って効率よく転職活動を進めておこう
より効率よく転職先を見つけたいのであれば「転職エージェント」が最もオススメです。
転職エージェントと第二新卒向けの就職支援サービスは重なる部分もあるのですが、主に以下のような方向性の違いがあります。
転職エージェント…大手人材会社が運営。転職サイトとしての機能も兼ねており、登録するだけで求人が届く。面談に呼ばれた場合も効率重視でビジネスライク。
第二新卒向け就職支援(就職エージェント)…比較的小さめの企業が運営(ただし一部大手もあり)。面談重視なので、求人紹介数はそこまで多くない。カウンセリング面に強み。
転職エージェントは効率がいい反面、求人を受け取るだけでは本当に採用見込みがあるかどうか判断しにくいので、出来れば面談参加まで行き着いた時点で、辞めるかどうか決めたほうが確実です。
その「辞めるべきか?」という相談自体、転職エージェント在籍のプロのアドバイザーにしっかりとして意見をもらえますので、気になる方は登録を済ませておくといいでしょう。