「自分の人生を変えるも変えないも、自分の気持ちと選択次第」
フリーターになったら人生終了だ…
フリーターの自分に生きる価値なんかない…
夢に破れて何かを頑張る気力すらない…

読者のあなたは
このように悩んでいるはずです
残念ながら、フリーターになったからと言って人生は終わりません。
世界に終わりなんて来ない。
フリーターになろうがニートになろうが息をしている。
正社員になろうが社長になろうが苦しみは消えない。
定年退職後も健康や生活の不安は消えない。
就活に失敗しても、
大企業や公務員に就職して辞めてフリーターになってしまっても、
とくに夢も目標も見つからないままフリーターになっても、
残念ながら、人は生き続ける限りは「終われない」んです。
この記事では、人生の敗北者が運営する敗北者のための敗北者のブログ目線から、フリーターから立ち直るための考え方をご紹介していきます。
なぜ、フリーターは「人生終了」と考えてしまうのか?
なぜ、フリーターは「人生終了」と考えてしまうのか?
これには様々な原因や心理的な問題があります。
ですので、まずは客観的かつ冷静に、自分の心理状態から把握しておきましょう。
たった一度の失敗から立ち直れないから
フリーターが人生終了と考えてしまうのは「たった一度の失敗から立ち直れないから」でしょう。
学校では失敗の仕方を教えてくれずに「途中で辞めたら負け」「いい大学に行っていい企業に就いた奴が勝ち組」という感じです。
そのため、多くの人は「途中で辞めることは恥ずかしいことだ」「進学や就職で失敗したらいけないんだ」と思い込みがちです。
しかし、実社会では失敗しない方がありえないぐらい、失敗することが当たり前です。
「正社員(大企業勤め・公務員)が勝ち組」「それ以外は負け組」だと思っているから
フリーターが人生終了と感じてしまうのは「正社員が勝ち組、その他は負け組」という、狭い視野で物事を考えているからでしょう。
とくに今の日本では非正規と正規の格差が広がっているため、何がなんでも正社員にならなければ、勝ち組になれないと考えがちです。
しかし、実際は「大企業でもブラック・過労死」「公務員でもブラック」ということもあり、辞める人だっています。
本来、仕事も職業も「勝ち組・負け組」という基準で選ぶものではないのです。
フリーターでもしっかりとした目標があって働いている人であれば立派ですし、正社員だろうがとくに理由もなくダラダラ働いていてはただの給料泥棒です。
「夢」「やりたいこと」「あこがれ」にこだわりすぎているから
フリーターが人生終了と感じてしまうのは「夢・やりたいこと・あこがれ」にこだわり過ぎているからでしょう。
大人は若者に「夢を持て」「やりたいことをやれ」などと言いますが、誰もが夢を叶えられるわけでもありませんし、仕事としてやりたいことがそう簡単に見つかるものでもありません。
むしろ、夢を叶えられない人や、やりたいことがない「何者にもなれない人」の方が大多数なのです。
マスコミやネットの影響で「プロとして大活躍している人」「名前の知れた成功者」が目立つ時代になりましたが、そういう人はごく少数。
しかも、そういう人はすべからく「演出」が入っていますので、実際の仕事とはかけ離れていることも珍しくないです。
フリーターからはい上がる方法を知らない・思いつかないから
フリーターで人生終わったと感じるのは、フリーターからはい上がる方法を知らないからでしょう。
学校では就職までの方法はサポートしてくれますが、その後の「仕事の辞め方」「転職」に関してまでは面倒を見てくれません。
そういった知恵や知識は、人と関わる中で教えてもらったり、自分で実践して失敗しながら覚えていくしかありません。
「負け方」「失敗の仕方」を知らないから
フリーターで人生終わったと感じるのは「負け方」「失敗の仕方」を知らないからでしょう。
どういうことか言うと、
「計画通りに行かなかった場合のことを考えてなかった」
「就活に失敗してしまった場合の将来設計を考えていなかった」
「自分が負けたり失敗して、どん底に落ちることを想定していなかった」
…という日本人が非常に多いのです。
他人の意見をしっかり聞かないから
フリーターが人生終了したと感じるのは、他人の意見をしっかり聞かないからでしょう。
世の中には、フリーター期間を経て正社員になった人などたくさんいますし、ニートから経営者になった人もたくさんいるものです。
ですが、その多くはわざわざ自分の苦労話を他人にペラペラ喋ったりはしません。
そういう貴重な話を聞けるかどうかは、しっかり人と関わって、見込みのある人間だけです。
少なからず、ネットで「フリーターは人生終了」なんて書き込んだり、そう思い込んでいる人はそういう貴重な情報には出会えないものです。
フリーターが終わっていない理由とは?
非正規雇用が増えているのでフリーターでも問題ない
今の日本では、非正規雇用が増えているのフリーターでも問題ない…という考え方もできます。
実際、日本は社会保障が充実していますし、ハローワークなどの職業斡旋もあるので、憲法で保障されている「最低限度の生活」は、フリーターでも得られます。
ただし、フリーターのまま一生過ごすかどうかは、それぞれの考え方次第です。
…が、フリーターは正社員と比べて、身につくスキルも経験も、得られるコネや人脈も少ないものとなるのは間違いないです。
フリーター経験のある私からひとつだけ言えるのは「自分に自信がなかったり、ネガティブになって正社員採用の可能性を諦めているだけなら、とりあえず正社員を目指してみた方がいい」ということです。
やるべきことやった結果、フリーターになったのであれば、誰も文句は言わないし、世間体も気にならないはずですから。
逆にそうでなければ、フリーターなんてぬるま湯に浸かっている余裕はないということです。
「20代フリーターで人生終わった…」は思い込み
20代のフリーターの方で「人生終わった…」と思っている方は、それはただの思いこみです。
その証拠に、最近は20代の若者対応の就職支援サービスが多数登場しており、フリーターから正社員になりやすい環境が整ってきております。
具体的には、卒業後3年以内の「既卒・第二新卒」は正社員採用を積極的に行っている会社も増えていますし、それ以外の20代でもサポート対象として受け入れられております。
また、若者の非正規・フリーターが増えている影響で、最近は経歴としても評価される業種・職種もあります。
その場合、転職エージェントでも多数の求人を紹介してもらえますので、使っておくだけ損はないでしょう。
「30代フリーターで人生終わった…」も思い込み
上記のようなサービスは、20代までを対象としていることが多いため、30代以降のフリーターは人生終わっていると感じるかもしれません。
人材ビジネス的には30代フリーターはあまり利益にならない人材層ですので、割を食いやすいのは確かです。
ですが、別に「無理」「終わっている」というわけでもありません。
具体的には、以下のような方法が考えられます。
- 派遣社員として働き、正社員を目指す(紹介予定派遣などを活用)
- 職安で職業訓練などを受けて、正社員を目指す
- 人材不足の業種・職種の中で、正社員として雇ってもらえる仕事を見つけ出す
ひとつだけ言っておくと、どれも確実に正社員になれる保証のない方法ばかりですので、確実性や安定性を重視している30代フリーターであれば「自分は終わっている…」と感じるかもしれません。
「フリーターのままじゃ終われない」と思えるかどうか
以上のように冷静に考えれば「別にフリーターは人生終わっていない」ということは、誰でもおわかりいただけるかと思います。
ですが、日本の教育や正社員の一般的な考え方しか出来ない人は「就活採用されなかったら終わりだ…」と考えがちです。
しかし、それも最近は非正規雇用の増加や、若年層の採用に積極的な企業が増えたおかげで、変わりつつあります。
あらゆる物事は、終わり続けるから始まり続けるものです。
自分の人生を終わらせるも始めるも、読者のあなた次第…ということです。
フリーター対応の就職支援サービスを使っておこう
ここまで解説したように「フリーターで人生終了…」と考えている人は、単に「人生のレールから外れて”普通”になれなかった失敗」を背負いすぎているだけのことが大半です。
目に見えないだけで、多くの人がレールから外れた人生から這い上がっていますし、逆に就職に成功した大企業勤めでも仕事で上手く行かず辞める人もいます。そういった多くの人の裏側も知らないまま、自分だけの浅い経験や判断で「人生終了だ」と決めつけることは、自分の未来の多くのチャンスを自ら奪う自傷行為だと言えます。

そんなことはわかってるけど
じゃあ、どうすればいいの?
このようにお悩みの方は、まず20代向けの就職支援サービスにプロに相談してみることをオススメします。

20代向けの就職支援サービス?
怪しくない?ブラックばかりじゃない?
このように思われる方も多いでしょうから、20代向けの就職支援サービスが成り立つ理由について少しだけ解説させてください。
20代の人は、フリーターであれニートであれ、人を雇う企業からすれば「若いという理由だけで価値がある」と思われてます。そのため、学歴やスキルを問わず、未経験の職業に就くための様々なサポートをしてくれる業者がたくさんあるのです。
これは企業目線で考えた際にも、若手向けの人材紹介サービス経由で採用するメリットが大きいからです。
「企業は完璧な採用ができる!」と思いがちですが、実際にはそうではありません。
企業からすれば、若手の採用の際に判断ポイントとなるのが「すぐに辞めないかどうか?」「社内で問題を起こさないか?」といった点です。「職歴なしかどうか?」「経歴が足りない」「能力がない」といった要素は、実はさほど見られてません。
「採用ノウハウがなく求人を出しても人がこない」
「応募が来ても自社に合うかどうか見抜けない」
「誰でもOKな無料求人で募集したら変な人まで来て面接の負担が増える」
「すぐ辞める社員やモンスター社員の採用だけは避けたい」
こういった悩みを抱える企業の代わりに、就職支援サービスを運営する会社が採用や面接の負担を背負っている…という構図になるわけです。
ここまで説明すれば勘の良い方はお気づきかもしれませんが、就職支援サービスを利用することで「他よりやる気のある人」と評価され、利用するだけで就職に有利になります。なぜなら「大半の人は就職支援サービスすら使わない=やる気がない」からです。
自分一人で就職活動する場合に、ゼロから「求人探し→履歴書作成→面接対策」しなければならない負担を、就職支援サービスが代わりにしてくれるというわけです。その証拠に、ほとんどの就職支援サービスでは「履歴書なしで面接可能」となっています。

「自分一人で就職活動しなきゃ…」と思ってたけど
そんなことしない方が実は効率的だった…!?
企業目線で見た場合も、無料求人で「誰でも応募できる」状態にするよりは、実績のある就職支援サービスを経由して人を雇った方が「すぐ辞める人材や問題社員を採用するリスクを減らせる」というメリットがあります。
ですので、採用に慎重で「いい人ほどを雇いたい」という優良企業ほど、実は表に求人を出さず、就職支援サービスを経由して人を雇おうとするわけです。

今までハローワークや無料求人サイトで
条件の良くない求人ばかり見ていた時間が
無駄だったかも…
この記事に訪れた就職支援サービスでは「なんとなく正社員にならなくちゃダメだと思っている…」という考えでの利用者も歓迎しているので、正社員になることに少しでも興味を持った方は、ぜひ一度利用してみてください。